| 〈写真解説〉 | ||
(『川崎市史 別編 民俗』より) |
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天台宗威徳山影向寺(川崎市宮前区)は本尊を薬師如来とし、天平12年(740)に光明皇后の眼病治癒を願う聖武天皇の勅命により行基が開基したとされています。 この寺は霊験を現した絵馬が有名で、眼病に効く「向かい目」絵馬、母親の授乳を促す「乳もらい」絵馬等があります。特に前者は寺に奉納されている絵馬で最も多く、「め」の字の左側に裏文字の「め」を並べた「向かい目」、「め」の一字を書いたもの、「め」の細字で「め」の字を書いたものなどデザインは様々です。 本尊が衆生の病苦を救い無明の病を治す法薬を与える如来であり、眼病を患う人が古来より多かったことから人々の厚い信仰を得ました。 現在では寅年の春に行われる市内七薬師の開帳にあわせた「稲毛七薬師めぐり」が行われています。 |