<基本情報>
施策課題
42201000
地域環境美化の推進
作成課
環境局生活環境部廃棄物政策担当
基本政策
環境を守り自然と調和したまちづくり
政策の
基本方向
生活環境を守る
基本施策
廃棄物対策の推進
関係課
環境局生活環境部廃棄物政策担当、市民局地域生活部地域生活課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
誰もが川崎のまちを快適な生活空間として認識できるようにするためには、美しい街並みや景観を保持することが必要である。そこで、平成7年7月に、地域の環境美化の促進を図り、市民の生活環境の向上に資することを目的として「川崎市飲料容器等の散乱防止に関する条例」(通称:「ポイ捨て禁止条例」)を施行した。
しかし、たばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てが後を絶たず、まちの美観を著しく損ねている状況である。また、自動車・バイク・家電四品目などの不法投棄は、適正に処理費用を負担している消費者との間で不公平な状況を生み出していることから、廃棄物の不適正処理・不法投棄の未然防止と処理責任の履行の促進を図ることが必要である。
施策の概要
・散乱防止重点区域におけるポイ捨て禁止キャンペーン及び多摩川美化活動などを市民・事業者と協働で実施することにより市民の環境美化に対する意識の高揚を図る。
・監視カメラの設置による不法投棄常習箇所の常時監視や巡回パトロールを強化し、不法投棄の未然防止及び不法投棄物の処理を推進する。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
・市民・事業者との協働による啓発キャンペーンを年間12回開催し、環境美化に対する意識を深めるとともに、生活環境の向上に寄与することができた。
・ポイ捨てや不法投棄などによるごみの散乱をなくすため、主要駅周辺においてクリーンアップかわさき推進事業を展開し、約250日に及ぶ清掃活動を実施した結果、まちの美観の保持を図ることができた。
・市民相互の連携による多摩川美化活動及び市内統一美化活動を各1回実施し、環境美化に対する市民の意識啓発を図った結果、昨年度を上回る延べ80,600人の市民参加があり、より多くの市民の地域環境美化に対する意識向上に寄与した。
・不法投棄防止策として、監視カメラによる常習箇所の監視や市内巡回パトロール等を実施し、不法投棄防止看板の設置及び警告シールの貼付を行ない監視体制を強化した結果、不法投棄物の早期発見につながり、処理量が32.42トンに増加した。
評価結果
B
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
■
あり
□
なし
・まちの環境美化を推進するためには、市民・事業者との連携が必要不可欠である。
・散乱ごみの中でたばこの吸い殻が大半を占めており、まちの美観を損ねるとともに市民の身体に被害が生じる恐れがあることから、路上喫煙の防止に対する抜本的な対策が必要である。
今後の対応の方向性
・市民・事業者と協働して実施している美化活動及びキャンペーンを今後も継続して実施することにより、地域環境美化に対する市民の意識向上を図っていく。また、クリーンアップかわさき推進事業については、ごみの散乱が改善されない地域を重点的に実施するなど、実施方法の見直しを行う。
・たばこによる被害を防止するために、路上喫煙の防止に関する条例を平成18年4月1日から施行し、広報・啓発活動を重点的に実施する。
・不法投棄の防止に向けた取り組みについては、現状の体制を維持しながら、より効果的・効率的に実施する。
<参考指標>
指標名@
多摩川美化活動及び市内統一美化活動の参加人数
指標の説明
毎年度それぞれ1回ずつ実施している美化運動の参加人数
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
61,700.00
人
80,600.00
人
0.00
0.00
指標名A
不法投棄物処理量
指標の説明
年間不法投棄物の処理量
不法投棄物については、市内全域における日常的なパトロール等により、投棄場所や品目、量を調査し、随時処理することにより市内の不法投棄量を把握している。
一般的には、パトロールを拡大強化することにより、一時的に不法投棄量が増加することがある。
指標の方向性
□
大きいほどよい
■
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
28.76
トン
32.42
トン
0.00
0.00
<事業費>
(単位:千円)
年度
2005年度
2006年度
2007年度
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
事業費
123,150
119,948
119,200
129,101
0
118,829
0
0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名
達成度
事務事業名
達成度
ポイ捨て禁止条例啓発事業
b
美化運動推進事業
c
廃棄物不法処理・不法投棄対策事業
c