ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

サンキューコールかわさき

市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談

(午前8時から午後9時 年中無休)

閉じる

幸区の現状と主な課題 (第2期)

  • 公開日:
  • 更新日:

幸区の現状と主な課題

  • 幸区では、主に鉄道駅周辺を中心に拠点整備が進んでおり、「音楽のまち・かわさき」の中核施設であるミューザ川崎シンフォニーホールや集客性の高い大規模商業施設の立地など工場跡地を中心として大規模な土地利用転換などが進み、本市の広域拠点である川崎駅周辺地区の新たな玄関口として、まちの様相が大きく変化してきています。
  • また、幸区は従来製造業を中心に発展してきましたが、現在では情報サービス業などの従業者が多く、情報通信業に従事する従業者比率が7区の中で最も高くなっています。
情報通信業従業者数
  • 地域生活拠点としての新川崎駅周辺地区では、新川崎地区地区計画に基づき、民間活力などの導入による良好な市街地形成を誘導し、創造、活力、ゆとり、安心の融合した拠点の整備が進んでいます。
  • さらに、隣接する鹿島田駅周辺地区についても民間活力を活かした再開発事業や基盤整備が進んでいます。
  • こうした新しいまちづくりにあたっては、高齢者や障害のある人々も安全で快適に過ごすことができる環境が求められることから、安心して往来できるようなバリアフリー化などの整備を進める必要があります。
  • 新川崎・創造のもり計画に基づき、慶応義塾大学の研究施設であるK2(ケイスクエア)タウンキャンパスや創業などを支援するかわさき新産業創造センター(KBIC)など、先端的・創造的な研究活動や産学官連携による研究開発型企業の育成など新しい産業の創造に向けた取組が進められています。
  • このような動きをとらえ、市内の企業・研究施設との連携や商業の活性化を図るとともに、周辺環境との調和のとれたまちづくりを進める必要があります。
  • また、こうした研究活動などを次代を担う子どもたちに伝え、科学・技術・産業に対する関心を高めていくことが求められています。
  • 比較的平坦地が多い幸区では、通勤、通学や買物の際の交通手段として自転車が多く利用されており、自転車利用者や歩行者の交通安全確保のための取組を進めています。また、駅周辺の自転車の放置は、歩行者の通行の妨げになるだけでなく、防災やまちの美観の点からも大きな問題となっていることから、駐輪場の整備や放置自転車等防止対策の取組を進める必要があります。
  • 幸区は、65歳以上の老年人口比率が川崎区についで2番目に高く、2002年には約16.4%であった比率が、2007年には約18.4%に達しています。
  • また、高齢者のひとり暮らしの割合も川崎区に次いで2番目に高く、介護サービスの充実や、高齢者の健康づくり、介護予防のしくみづくりが求められています。また、高齢者をはじめとするすべての市民が、地域でいつまでも自立した生活ができるように地域での支え合いを促進する必要があります。
幸区内の65歳以上の人口・人口比率
  • 幸区は、多摩川、鶴見川及び矢上川の三本の川に囲まれ、さらには里山の環境が残る夢見ヶ崎動物公園(加瀬山)など豊かな緑や水辺空間がある一方で、公園の数や面積は、7区の中で最も少なくなっています。
  • このため、既存の公園の再整備や多摩川などの水辺空間を活かすなど、緑を基本としたまちづくりを進め、地域の魅力づくりに努めていくことが大切です。
公園緑地の区別設置状況(2007年3月末現在)
  • 核家族化の進行や生活様式の変化、区内における大規模な集合住宅の建設による新たな住民の増加などにより、地域における区民のつながりにも変化が見られます。特に、町内会・自治会への加入率低下や近隣関係の希薄化などの影響による地域の防犯・防災力の低下のおそれ、子育てに悩む若い世代の不安などへの対応が求められています。
  • このようなことを踏まえ、地域のコミュニティについては、支え合いにより、安心・安全でだれもが住みやすい地域づくりに向けた取組を進める必要があります。
  • 2006年度から実施した幸区区民会議をはじめ、地域の課題解決のために、さまざまな形で区民と行政の協働の取組が進められています。
  • 今後とも区民との協働の拡大が見込まれることから、地域コミュニティ活動やボランティア活動などへの支援や団体相互のネットワーク構築のためのコーディネート機能が行政に求められています。

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

コンテンツ番号23711