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高津区の現状と主な課題(第2期)

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高津区の現状と主な課題

  • 高津区の面積のうち、住宅系土地利用が約35%と最も大きな割合を占めており、全市平均と比べると、工業系や商業系の土地利用の割合が低くなっています。また、農地についても区内に広く点在しています。
  • 鉄道結節点であり区の中心である溝口駅(2005年JR及び東急の1日平均乗車人員149,132人で市内第3位)周辺は、北口地区では、商業・業務機能が集積しています。また、南口地区については、文教施設が集積しており、今後、南口広場整備事業や東急複々線化工事に伴い、駅周辺の利便性が一層向上することから、地域特性を活かしつつ、回遊性を向上させるなど、更なる拠点機能の改善が求められています。
  • 溝口駅周辺は、とりわけ、放置自転車等が多い状況であり、2006年に実施した区民生活に関わるニーズ調査でも約半数の人がまちの課題・問題点として挙げています
  • 駐輪場の整備や地域と協働した撤去活動等により、改善が図られているものの、今後も自転車利用者の増加が予想されることから、総合的な取組を推進する必要があります。
  • こうした駅周辺の整備を契機として都市機能の充実を図るとともに、安全で暮らしやすいまちづくりに向けた取組も求められています。
溝口駅周辺の放置自転車等の状況
  • 区民生活に関わるニーズ調査では、まちの課題と問題点として、放置自転車対策に次いで、「街頭犯罪や小学生の登下校時の安全対策に対して不安がある」が39.0%と高くなっています。区内では、交通安全関連の市民団体や自主的な防犯・防災組織の活動が活発であることから、今後もこれらの区民活動を支援し、安全なまちづくりを推進していく必要があります。
  • また、35.7%の人が「ごみ・リサイクルへの対応」をまちの課題と問題点として挙げるなど、環境問題全般への関心が非常に高くなっています。
  • 地域レベルで環境問題に対応し、持続可能な社会を形成するため、市民・事業者・区役所などの多様な主体による協働の取組を推進する必要があります。
まちの課題・問題点
  • 高津区の老年人口比率は、2007年10月1日現在で13.4%(全市平均15.6%)と、市内で最も低くなっておりますが、地域ぐるみの「川崎市わたしの町のすこやか活動」などを中心に高齢者の活動が活発です。
  • このような特色を活かして、高齢者パワーが発揮されるとともに、支援の必要な高齢者を地域ぐるみで支え合うまちづくりを推進していく必要があります。
  • 工場跡地などへの大規模集合住宅の建設に伴い子育て中の若い世帯の転入は、市内で2番目に多くなっています。また、高津区の年少人口は、 2007年10月1日現在で、28,635人と市内で2番目に多く、同年の4月1日における保育所待機児童数は市内最多です。また、慣れない生活環境の中で、さまざまな育児不安を抱えている人が多い状況にあります。
  • このため、これらの世帯に対して、育児に関する情報や子育ての交流の場の提供などが必要となっています。
子育て世代(20歳~44歳)の転入者数
  • 高津区は、歴史や文化、自然、産業資源などに恵まれており、こうした資源を活かし、うるおいと活力のあるまちづくりに向けた取組も求められています。
  • 大山街道や二ヶ領用水久地円筒分水などの貴重な歴史的・文化的資源や、多摩川などの自然環境を守り育むとともに、洗足学園音楽大学をはじめとする豊富な音楽資源を活かした事業展開や地域におけるものづくり企業との交流や共存に向けた取組など、高津発の魅力あるまちづくりを推進していく必要があります。
  • これらの課題に取り組むためには、区民との協働による施策の推進が求められています。
  • 区民協働のまちづくりに向けて、地域コミュニティの活性化や区民による地域活動を支援するしくみづくりに取り組みます。また、区民からの提案に基づき、区役所と区民の協働により地域課題の解決に向けた取組を進めるとともに、区民の利便性を一層高める区役所サービスの改善を実施していく必要があります。
  • さらに、2006年から本格実施した区民会議では、地域住民が自ら地域の課題解決に向けた取組として、調査審議を進めています。地域社会がかかえるさまざまな課題を市民自ら解決していこうとする活動が活発化する中で、区民の主体的な地域のまちづくり活動の支援への対応など地域のまちづくり拠点として区役所が果たすべき役割が高まっています。

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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