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サンキューコールかわさき

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基本施策 1-1-(3) 良好な生活衛生環境の確保

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(1) 食品衛生など安全な生活の確保

現状と課題

  • O157、ノロウイルス等による食中毒や、入浴施設でのレジオネラ症の発生、室内空気中の有害化学物質などが市民に大きな不安を与え、社会問題となっていることから、安全な生活を確保するために、営業者の自主的な衛生管理の徹底を図り、食品等による危害防止を効率的に推進する必要があります。
  • 受水槽の設置及び地下水利用の飲料水供給施設への立入検査や水質検査により、不適施設の改善指導を実施しています。また条例で規定されている検査の義務がない小規模な受水槽水道施設設置者に対して、衛生管理意識の向上を図っていく必要があります。

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 食品衛生監視指導計画に基づき、危険度の高い食品取扱施設の重点監視及び迅速・適確な試験検査の実施により、食品による危害発生を防止するとともに、市民に対する情報提供や意見交換を推進し、食の安全確保の向上に取り組みます。
  • 入浴施設でのレジオネラ症対策を中心に、関係施設への衛生状態等の監視指導を実施します。また室内空気環境の有害物質の相談及び指導・助言を実施します。
  • 食の安全や市民の健康で良好な生活環境を確保するため、衛生研究所等において、信頼性及び精度管理をもって公衆衛生等に関する試験研究業務を実施します。
  • 関係機関等と連携を図り、飲料水供給施設への効率的な監視・指導を実施するとともに、災害時における安全で衛生的な飲料水及び生活用水の供給源を確保します。
具体的な事業と事業目標 表

(2) 感染症の発生と拡大防止に向けた対策の推進

現状と課題

  • 感染症の発生予防を図り、結核・感染症発生動向調査の分析や確実な結核治療支援により、まん延の防止を図ることが必要になっています。
  • 近年、新型インフルエンザなど新たな感染症の発生の危険性が高くなっており、市民の命を守るため日ごろからの危機管理体制の整備が必要となっています。
  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者が増加している中で、正しい知識の普及啓発、検査の促進、まん延防止などの対策が必要となっています。
HIV感染者・患者報告数の推移

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 新型インフルエンザ発生時における備えとして協力医療機関への機器の設置や、薬の備蓄などを行い、市民の生命と生活の安全の確保に努めます。
  • HIV検査受検者の利便性に配慮した検査体制の整備に取り組みます。
  • 肝炎の正しい知識の普及啓発と肝炎ウイルス検査を促進します。
  • 予防接種法に基づく、ジフテリア、百日せき、破傷風、麻しん、風しん、急性灰白髄炎等の予防接種を実施し、これらの疾病の発生及びまん延を防止します。
  • 接触者等への健康診断やDOTS事業(直接服薬確認療法)を実施し、結核患者の早期発見と確実な治療によりまん延、再発を防止します。
具体的な事業と事業目標 表

(3) 動物の愛護と管理の促進

現状と課題

  • 動物による危害防止や生活環境被害等への適切な対応が求められています。
  • 狂犬病予防注射の実施率の向上を図り、狂犬病の発生・侵入を防止する必要があります。
  • 動物の愛護と適正な飼養について関心と理解を深めるように、普及啓発を図る必要があります。

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 犬による咬傷事故、公園等での犬の放し飼いや糞の放置等、動物による生活環境被害を未然に防止するため保健福祉センターによる迅速な苦情対応を行います。
  • 動物に由来する感染症を防止するため、飼い主の利便性に配慮した動物病院での狂犬病予防個別注射を実施します。
  • 人と動物の共生に配慮することを目的とし、動物愛護フェアの開催、動物愛護センターによる小学校等でのふれあい教室の開催、公園等での適正飼養キャンペーン、不幸なねこを増やさないための不妊去勢手術費用の補助制度を継続していきます。
具体的な事業と事業目標 表

(4) 葬祭場等の管理・運営

現状と課題

  • かわさき南部斎苑・北部斎苑では、2006年度に1日平均28件の火葬を行うなど、火葬件数が年々増加の傾向にあります。今後も、人口の増加や年齢構成の変化などにより火葬件数の増加が見込まれることから、かわさき南部斎苑・北部斎苑を衛生的かつ安定的に運営し、市内の火葬需要に対応していくことが求められています。
  • 両斎苑の火葬件数を比較すると北部斎苑の件数が多く(2006年度は北部斎苑が4,782件、南部斎苑が3,579件)、よりバランスのとれた利用状況になることが望ましいため、南部斎苑の市民への周知をさらに図っていく必要があります。
  • 緑ヶ丘霊園及び早野聖地公園においては、公衆衛生などの公共の福祉の観点から支障なく墓地の管理及び墓所の安定供給を行うことが必要です。

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • かわさき南部斎苑・北部斎苑の衛生的で安定的な運営を行います。
  • 緑ヶ丘霊園及び早野聖地公園は、憩いの場、安らぎの場としての環境の創造を図りながら、用地取得と墓所の整備を進めます。
具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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