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サンキューコールかわさき

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基本施策 4-3-(2) 魅力ある公園緑地や水と親しむ空間の整備

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(1)地域特性を活かした特色ある公園緑地の整備

現状と課題

  • 総合公園として本市で最も歴史のある富士見公園は、都心における総合公園としての機能回復が求められています。また、周辺の市民利用施設は老朽化や耐震面などの課題があることから、施設の更新・再整備が求められています。さらに、隣接する富士見中学校の教育環境の向上を図る対策も必要となっています。
  • 生田緑地は、本市最大の緑の拠点であるとともに多摩・三浦丘陵における里山的環境の核であり、優れた自然的環境を活かした総合公園としての機能が求められています。
  • 等々力緑地は、市域のほぼ中央に位置するスポーツ・レクリエーションの拠点であり、川崎フロンターレのホームスタジアムがあるほか、開発の進む小杉地区における憩いの場としての機能の充実が求められています。
  • 菅生緑地は、尻手黒川道路からのアプローチ改善、平瀬川の水源林保全、社会状況の変化等を踏まえた緑地の全体像の再検討が必要です。
本市における公園面積の割合

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 市民が愛着と誇りを共有できるまちづくりを進めるため、次のような取組により、地域特性を活かした風格と魅力あふれる公園づくりを行います。
  • 富士見周辺地区整備基本計画に基づき、富士見公園を中心に周辺市民利用施設や川崎区役所等との総合的・一体的な再編整備の実現に向け、事業手法等の検討を踏まえた「整備実施計画」を策定します。また、富士見周辺地区整備基本計画の総合的・一体的な整備との連携を図りながら、富士見公園の整備に関する基本構想・基本計画を策定し、実施計画の策定に着手します。さらに富士見中学校の教育環境の向上に向けた対応を進めます。主な施設の具体的な方向としては、(1)川崎市体育館は、教育文化会館の大ホール機能を兼ね備えた体育館を基本に市民アリーナとして改築し、集約可能な周辺の公園施設等を複合化、(2)教育文化会館は、市民館機能と川崎区役所を基本に複合化、(3)川崎球場は、観覧席のある長方形競技場として改築し、アメリカンフットボールや、フットサルなどへの需要に対応、(4)競輪場は、公園との調和に配慮し、現位置でコンパクト化・多目的化、などの取組を進めます。
  • 生田緑地は「青少年科学館」の改築や「藤子・F・不二雄ミュージアム」の整備、向ヶ丘遊園跡地における地権者の事業の動向など緑地内外の状況変化や生田緑地整備基本計画書を踏まえ、中央広場や緑地の外郭をつなぐ周遊散策路などの生田緑地整備計画を策定します。また、向ヶ丘遊園跡地については、引き続き花と緑の歴史を継承した良好なまちづくりと緑地の保全等に向け、地権者と協働して取り組みます。
  • 等々力緑地は、小杉地区の変化を踏まえたそのあり方を再検討し、今後の運動施設の再配置を含めた整備計画を策定するとともに、その中で、等々力陸上競技場メインスタンド改修の検討を行います。また、川崎フロンターレ支援としての施設補修等を引き続き実施します。
  • 菅生緑地は、平瀬川の源流域の水源林保全と尻手黒川道路からのアプローチ改善を視野に入れながら、主に西地区について、市民との協働により整備を図ります。
  • 緑ヶ丘霊園及び早野聖地公園については、墓地の安定供給を図るとともに、緑地保全や生物多様性の保全及びレクリエーション機能をあわせ持つ墓園整備を推進します。
具体的な事業と事業目標 表
富士見公園

富士見公園

生田緑地

生田緑地

等々力緑地

等々力緑地

菅生緑地

菅生緑地

(2)特色ある公園緑地の管理と活用

現状と課題

  • 市民生活に憩いとうるおいをもたらす大規模公園緑地である生田緑地では岡本太郎美術館や日本民家園、等々力緑地では陸上競技場などの集客施設があり、また、その他にも桜並木、四季折々の変化を感じる樹林地など、市民が楽しめる施設が数多くあります。こうした公園施設を観光資源として位置付け、より魅力ある公園緑地として多くの市民に愛されるよう効果的な維持管理と有効活用を図る必要があります。
  • 夢見ヶ崎動物公園は、本市のイメージアップに寄与しています。今後は地域ボランティアとの協働により公園の環境美化を進めるとともに、エンリッチメントを目的とした獣舎の整備が必要です。
生田緑地公園施設等の入場者数の推移

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 大規模公園緑地の適切な維持管理に取り組みます。
  • 特に生田緑地については、岡本太郎美術館や日本民家園、ばら苑のほか、2011年度開館予定の「藤子・F・不二雄ミュージアム」などの地域資源との連携、回遊性の向上を図るなど緑地全体の魅力を高める取組を進めます。
  • 青少年科学館の改築にあわせ生田緑地全体に係る総合インフォメーション機能、ビジターセンター機能、レストハウス機能等について、利便性の向上に向けた検討・調整を行います。
  • 生田緑地ゴルフ場は、緑地内の地域資源との連携を図った管理運営を進めながら、2009年度にクラブハウスの改築に着手し、利用者の利便性の向上を図ります。
  • 夢見ヶ崎動物公園は、動物園祭り等のイベントや、ホームページ等を活用した話題の提供を行うほか、学校現場と連携した教育活動を通じ、市民生活にうるおいを提供します。
具体的な事業と事業目標 表

(3)水と緑のネットワークづくり(再掲)

現状と課題

  • 河川や水路は、市街地に残された貴重な水と緑のオープンスペースとして、市民の関心が高まっています。また、都市景観の形成や身近な親水施設としての役割が増大してきたことから、まちづくりと一体的な整備が求められています。
  • 一方では、都市化の進展により畑や林などの雨水浸透域が減少したことにより、湧水の枯渇や河川の平常時の水量減少による生態系への影響が懸念されています。

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 水辺は私たちにとって、最も身近な憩いの場であり、遊びの場であり、コミュニティの場であり、地域形成の軸となっていたことから、再び水辺を見つめ直し、地域形成の軸とするために、河川や水路に隣接する道路等の緑化を図り、水辺との一体的な空間を創出することで、水と緑のネットワークの形成を推進します。
  • 幸区の町田堀の環境整備を完了します。
  • 高津区の旧平瀬川の環境整備に向けて2008年度に策定する全体整備計画(素案)を基に市民や地域とのパートナーシップによる検討を重ね、2010年度に全体整備計画を策定します。
  • 平瀬川支川の多自然川づくりなど、うるおいのある水辺空間を創出します。
  • 中原区の渋川の環境整備に向けて2009年度に策定する渋川整備基本計画(素案)を基に市民や地域とのパートナーシップによる検討を重ね、2010年度に渋川整備基本計画を策定します。
  • 健全な水循環を回復し地下水保全を図るため、地下水涵養と湧水地の整備を推進します。

具体的な事業と事業目標⇒6-3-(2)-(1)

(4)魅力ある緑地・親水空間の形成(再掲)

現状と課題

  • 川崎臨海部は、主に産業の利用に供されていることから、市民が水際線にふれることのできる機会が少ない地域となっており、臨海部におけるアメニティ豊かな環境の再生が必要となっています。
  • 市民の価値観の多様化や余暇時間の増大を背景とした人々の交流やレクリエーションの場の創出など、市民に開かれた臨海部へのニーズも高まり、港を中心とした、多摩川、運河、緑地などの水際空間、産業観光などの地域資源を活用した魅力づくりにより、臨海部の活性化を図るとともに、市民が海にふれあえる機会を提供することなどが求められています。

計画期間(2008~2010年度)の取組

  • 市民や港で働く人たちの憩いの場として、本市初の人工海浜等を有する新たな親水空間としての東扇島東公園のオープニングイベント等を2008年に開催します。
  • 東扇島東公園の開園を契機に臨海部のさまざまな地域資源を活用した賑わいを創出するとともに、市民への憩いとうるおいの環境を提供していきます。
  • 港湾振興会館(川崎マリエン)を中心に、東公園や西公園など緑道を通じ回遊性を高めるとともに、港の環境や緑地を良好に維持管理していくことにより、安全性を確保しつつ魅力ある空間を提供していきます。

具体的な事業と事業目標⇒5-4-(5)-(1)

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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