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サンキューコールかわさき

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6-2-(1) 市民の文化・芸術活動の振興

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現状と課題

  • 「こころの時代」といわれる21世紀において、市民の日常生活においても、心の豊かさや生活の質の向上を求め、市民自らが文化・芸術に親しむニー ズが増えています。これに伴い、市民が文化芸術活動を行う場の整備や、文化芸術にふれあう機会の提供などを図っていく必要があります。
  • また、文化・芸術活動を振興する中で、本市のイメージの向上を図り、本市を訪れる人々の増加によるまちの賑わいを呼び起こす効果も期待されます。
  • 市制80周年を迎え、成熟社会の中で、市民がすこやかに暮らせる「優しさ」を基調とした都市づくりの一環として「音楽のまち・かわさき」を、市民 との協働により全市で展開しており、「音楽のまち・かわさき」の中核施設であるミューザ川崎シンフォニーホールを積極的に活用することにより、まちの賑わ いを創出し、市内外に躍動感ある都市イメージを発信していく必要があります。
  • 市内にある博物館施設は、地域の文化資源であり、歴史や自然、芸術などに関する資料や情報を収集・保存・展示するとともに、調査や研究を進め、資 料を活用したイベントなどを展開し、市民文化の向上を図っていますが、経営の効率化と、市民ニーズを反映した魅力ある博物館活動の展開による集客力の増加 が課題となっています。
  • 市内各地に所在する文化財は、川崎の歴史や文化を理解するために大切なものであり、文化の向上・発展の基礎となるため、引き続き文化財の調査、保 護、活用に努める必要があります。また、地域の文化財は地域で守るという文化財保護の精神から、市民と協働で文化財を保護し、市民生活のさまざまな場面で 文化財を活用して魅力ある地域づくりを進めることが求められています。
地域文化の振興に関する要望

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)市民文化活動への支援

  • 文化芸術振興条例に基づき、文化芸術振興計画を策定し、市民との協働のもとに文化芸術振興施策を総合的、計画的に推進し、個性と魅力あるまちづくりをめざします。
  • 文化・芸術活動への参加を希望する市民に対し、関連情報を提供するためのシステムを整備します。
  • 市内外に対し「音楽のまち・かわさき」をはじめとする文化・芸術に関わる情報発信を進め、本市のイメージアップを図り、市民の本市に対する誇りと愛着を育むとともに、まちの活性化に努めます。
  • 文化事業推進のパートナーとして、文化財団の支援を行うとともに、市民の文化活動の場として利用される、アートガーデン、能楽堂の効率的な運営を行います。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)芸術活動の振興

  • 「音楽のまち・かわさき」の中核施設であるミューザ川崎シンフォニーホールを積極的に活用し、市民が優れた音楽芸術を身近で享受できる機会を確保していきます。
  • 開館後3年間はホールの評価の大事な期間と捉え、魅力的な自主事業を展開するなど、知名度獲得に向けて実績づくりに努めます。
  • 音楽芸術の裾野を広げ、将来の聴衆を育てるなど「音楽のまち・かわさき」の定着と音楽文化を発信します。
  • 「音楽のまち・かわさき」の中核施設であるミューザ川崎シンフォニーホールを積極的に活用し、市民が優れた音楽芸術を身近で享受できる機会を確保していきます。
  • 開館後3年間はホールの評価の大事な期間と捉え、魅力的な自主事業を展開するなど、知名度獲得に向けて実績づくりに努めます。
  • 音楽芸術の裾野を広げ、将来の聴衆を育てるなど「音楽のまち・かわさき」の定着と音楽文化を発信します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)文化資源の活用・連携

  • 文化・博物館施設など地域文化資源を再認識し、有効活用を図ることにより、市民が優れた文化・芸術にふれあい、学ぶ機会を確保するとともに、市民の文化・芸術活動の場を提供していきます。
  • 市民の文化芸術活動の場として、麻生区万福寺区画整理事業地内にアートセンターを、また、川崎駅西口堀川町地区再開発ビル内に多目的ホールを整備します。
  • 地域に開かれ、市民の学びの場となる博物館にしていくために、博物館の運営や、事業の企画・運営への市民参加を推進し、市民ニーズを反映した魅力 ある博物館活動を行っていきます。また、市民ミュージアムについては、改善委員会からの提言に基づき、抜本的な改革に向けた取組を進めます。
  • 藤子・F・不二雄アートワークスの整備をめざして、本市ゆかりの藤子・F・不二雄氏の作品の有効な保存・活用を行っていくための調査・検討を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(4)文化財の保護・活用

  • 市域に保存・継承されている絵画・彫刻・建造物・無形民俗文化財・天然記念物・埋蔵文化財等市民の貴重な財産である各種文化財を良好な状態で保存し、後世に伝えるため、文化財の保護・活用に関する取組を推進します。
  • 文化財の所在状況等を把握するための調査を実施し、データの集積とデータベース化を進めます。
  • 市域の歴史や文化を知る上で特に貴重な文化財については、文化財指定を行うとともに、適切な保存修理が行われるよう、所有者に助言、指示、補助を行っていきます。
  • 文化財に対する地域の理解を深めていくため、文化財ボランティアや保存会の育成・支援に努めるととともに、市民との協働により文化財の公開などの取組を推進します。
  • 指定文化財の保存修理を計画的に進めるとともに、市内重要遺跡等の内容確認調査と、馬絹古墳の調査・保存を進めます。
  • 本市の歴史的原点ともいえる重要な遺跡である橘樹郡衙推定地については、各種講演会やシンポジウム等の開催により、これまでの確認調査の成果を公開するとともに適切な保存と活用を行います。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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