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サンキューコールかわさき

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5-6-(2) 市域の交通幹線網の整備

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現状と課題

  • 本市に関係する交通は、約7割が市内外もしくは市域を通過する交通であるなど、市外との連携を踏まえた幹線交通網の整備が必要となっているとともに、地域連携型都市構造の実現に向けた拠点間の連携や安全で快適な市民の生活を確保する交通機能の形成が求められています。
  • 特に、比較的整備が遅れている北部の幹線道路網に対する集中的な取組や、市内の南北を縦貫する道路の整備を進め、市街地への自動車の流入や渋滞などを早期に改善することが求められています。
  • しかしながら、幹線道路網については、都市計画道路の整備が約6割にとどまっているなど、早期にその効果を発現する整備方法や取組方法への転換が 必要になっているとともに、人口動向や社会経済環境の変化、また長期的な交通需要の動向を見据え、都市計画道路網の見直しにも取り組む必要があります。
  • また、高齢社会の進行や自動車保有台数の増加などから、今後も自動車利用の増加傾向が想定されるため、公共交通機関の利便性向上などの取組を推進し、利用率の向上を図るなど環境負荷の低減に取り組むことが必要となっています。
内々・内外・通過交通量
高齢者交通手段構成比

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)幹線道路網の整備

  • 経済活動などを支え、円滑な道路交通を確保し、安全で快適な都市生活の実現を図る市内の幹線道路網の整備を推進します。
  • 渋滞箇所の先行的解決に向けて、市ノ坪交差点、小杉十字路交差点、千年交差点、浜町交差点などの交差点の改良を行います。
  • 拠点開発を支援する、東京丸子横浜線、国道409号などの整備を推進します。
  • 自動車交通の円滑化や市街地への通過交通の流入などを抑制する幹線道路網の整備について、比較的整備の遅れている市北部の、尻手黒川線、世田谷町田線などの整備を推進します。
  • 産業道路踏切などの渋滞を解消する京浜急行大師線の連続立体交差事業を推進します。また、今後10年間においては、京浜急行大師線の進捗を見極めながらJR南武線の連続立体交差化の検討を進めます。
  • 事業効果を早期に発現させるため、事業遅延箇所において完了期間宣言による集中的な対応を行います。
  • 都市計画道路網について、社会経済環境の変化や本市の将来都市像などを踏まえ、長期未着手路線の廃止も含めた見直しに着手するとともに必要な新規路線についても検討を行います。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)公共交通機関網の整備

  • ターミナル駅における鉄道間の乗り継ぎを円滑化し鉄道利用の利便性や快適性を向上させるため、登戸駅などにおいて駅施設の改良を推進します。
  • 鉄道とバスなどの乗り継ぎを円滑化し利便性や快適性を向上することにより、公共交通機関の利用促進を図るとともに、駅を中心とした利便性の高い生活拠点の形成をめざすため、市街地整備と連携して駅前広場などの整備を推進します。
  • 公共交通機関の利便性向上に向けた取組の推進により、自動車利用の抑制を図り環境負荷の低い地域社会の形成をめざします。
  • 市域を縦貫するJR南武線については、輸送力の向上や利用しやすい運行ダイヤへの改正など、市民の利便性の向上を促進します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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