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5-5-(2) 個性ある利便性の高い地域生活拠点の整備

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現状と課題

  • 鉄道駅やその周辺地区は、市民の日常生活と社会活動の結節点であるとともに、まちにおける賑わいの空間として、また地域の魅力の発信の場として、 活力にあふれた地域生活を支えています。また、鉄道駅を中心とした周辺地区の整備を推進することにより、人や物・情報などの交流を促進し、地域全体の活性 化を進めていくことが、効果的なまちづくりとして期待されています。
  • 効率的なまちづくりを進めるためには、整備の効果を市域全体に適切に波及させることが重要です。このため、他の拠点地区との相乗効果や、その他の 市内他地区への波及効果が期待できる駅を中心としたまちづくりに対する重点的な取組が、地域連携型の都市構造の実現に必要となっています。
  • 新川崎・鹿島田駅周辺地区や登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区においては、社会経済環境の変化などや地域課題への的確な対応を進め、民間活力の導入や市 民・事業者・行政の協働の取組により、効率的・効果的な拠点地区の形成を推進する必要があります。・溝口駅や宮前平・鷺沼駅周辺地区など既に一定の都市基 盤の整備が進められてきた地区においても、今後はこれらの資源を活かしながら、地域や市民、事業者、行政各々の工夫や連携などにより、さまざまな機会を通 してより良いまちづくりに向けて取組を進めていくことが、拠点地区の魅力と活力を維持するため必要となっています。
都市拠点の配置図
各駅1日平均乗降客数

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)新川崎・鹿島田駅周辺地区の整備

  • 新川崎地区においては、土地活用方策検討委員会の提言をもとに、民間活力等の導入による適正な市街地整備を都市計画手法により誘導し、創造、活力、ゆとり、安心の融合した新たな拠点地区の形成を推進します。
  • 新川崎・創造のもり計画事業を支援し、K2(ケイスクエア)タウンキャンパスやKBIC(かわさき新産業創造センター)を核とした、ものづくり・研究開発機能と、緑を中心とした憩いや交流・学びなどの機能を備えた特色あるまちづくりを推進します。
  • 鹿島田駅周辺地区においては、再開発事業を取り巻く社会環境の変化や地域の意向を踏まえて、適切な事業計画の見直しと地域の合意形成を促進し、新たなまちづくり方針の策定とその推進により安全で魅力ある利便性の高い地域生活拠点の形成を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表
具体的な事業と事業目標 表

(2)溝口駅周辺地区の整備

  • 交通結節機能の強化を図るため南口において駅前広場の整備を進め、すでに完了している駅北口のまちづくりとの連携を図ることにより、本市の北西部における拠点機能の強化に向けた都市基盤の整備を推進します。
  • 南口駅前広場の先行事業として、JR武蔵溝ノ口駅と東急溝の口駅を接続する南口ペデストリアンデッキを整備し、駅南北の回遊性の確保と、駅利用者や乗り換え利用者の利便性の向上を図ります。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表
具体的な事業と事業目標 表

(3)宮前平・鷺沼駅周辺地区の整備

  • 宮前平・鷺沼駅周辺地区は、都市施設整備や民間開発により一定の基盤整備が完了し、駅を中心とした良好な生活拠点と住宅市街地が形成されています が、駅に隣接する市営鷺沼プールの跡地については、地域住民のニーズを踏まえた教育施設、福祉施設などへの転換により駅を中心とした生活拠点機能の一層の 向上を図ります。
  • 今後も、街の成熟化や社会経済環境の変化による住民ニーズの動向などに対応しながら適切に街を育てていくため、市民と行政の協働によるまちなみや景観づくりなど、身近なまちづくりを進めていきます。
  • 駅周辺における土地利用の転換などの活用を図り、宮前区の生活拠点地区としてまちの賑わいの増進や地域の振興など、生活拠点としての機能のさらなる向上を進めていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表
具体的な事業と事業目標 表

(4)登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区の整備

  • 登戸駅の南口や向ヶ丘遊園駅の北口などの整備を重点的に進め、災害に強い安全で快適な市街地形成に向けた登戸土地区画整理事業の早期効果の発現を図るとともに多摩川や生田緑地などの地域資源を活用し、快適で利便性が高い生活拠点の形成を推進します。
  • 2005年度の市立多摩病院の開設にあわせてJR登戸駅南北自由通路の一部供用を開始するなど地域分断の解消を進めるとともに、駅舎の改良による乗り換えの円滑化などターミナル駅としての機能を強化し、本市における北部の都市拠点機能の強化を推進します。
  • 向ヶ丘遊園駅周辺の鉄道による地域分断については、小田急線の輸送力増強に向けた取組と連携を図りながら、自由通路の整備など課題の解消に向けた取組を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表
具体的な事業と事業目標 表

(5)駅を中心とした生活拠点の整備

  • 通勤・通学や買い物などの日常生活において最も身近な空間の一つである鉄道駅やその周辺地区については、土地利用の転換など機会をとらえ地域課題の解消に向けたまちづくりを推進し、市民生活の質の向上や地域の活性化を推進していきます。
  • 駅前周辺の道路が狭く歩道がないなど、歩行者や自転車の安全確保が図られていない柿生駅周辺地区においては、これらの課題の解消を図るため駅東口の再開発に向けた取組を進めるとともに、交通安全などの緊急課題に対し早期に対応を図っていきます。
  • 梶が谷駅周辺地区においては、駅周辺の土地利用転換などの機会をとらえて、駅前の交通環境改善など地域の課題に対する取組を推進します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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