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サンキューコールかわさき

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5-2-(4) 科学技術を活かした研究開発基盤の強化

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現状と課題

  • 本市には、民間企業や大学などの200を超える研究開発機関が集積しているとともに、生産機能から研究開発機能への転換など、高度な技術・知識を活かした高付加価値型の産業構造への転換が進んでいます。
  • 国では、2001年に第2期科学技術基本計画を策定し、科学技術の創造と活用によって持続的に発展する科学技術創造立国の実現をめざしています。
  • 本市においても、科学技術の成果を活用し、都市活力の再生に向けた戦略を検討するためサイエンスシティ川崎戦略会議を組織し、提言「科学を市民の手に~サイエンスシティ川崎を目指して」(2003年1月)を受け、科学技術関連施策の基本方向となる科学技術振興指針を策定しました。
  • この指針においては、これまで培われた高度な産業技術の蓄積、大学や企業などの研究開発機能、専門的人材の集積を活かしながら、バイオ・ライフサイエンス分野をはじめとする先端科学技術分野の研究開発の促進や連携基盤の強化を図り、既存産業の活性化や新産業、ベンチャー企業の創出を図るとともに、地球環境対策や市民生活における科学技術の活用、さらに、将来を担う子どもたちに科学する心を育むことに取り組むこととしています。
市内のサイエンスパーク、大学、研究所等の立地

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)先端科学技術の振興

  • 地域の核となる研究開発拠点であるKSP(かながわサイエンスパーク)、新川崎・創造のもり、THINK(テクノハブイノベーション川崎)等の機能強化を促進し、先端科学技術分野(情報、コンテンツ、ロボット、ナノテクノロジー、バイオ・ライフサイエンス、環境・エネルギー等)の研究開発シーズを地域産業へ波及させ、既存企業の先端科学技術への対応を促進するとともに、新産業やベンチャー企業の創出を通じ、市内産業の競争力強化、地域経済の活性化をめざします。
  • かわさきライフサイエンスネットワーク会議やライフサイエンスシンポジウム、たま市民・生活産業おこしフォーラム等を通じて、市内外の大学、研究機関及び産業界の研究者、技術者が互いに交流することにより、産学連携、企業間連携による事業化の促進及び共同研究プロジェクトの創出を推進します。
  • 新川崎・創造のもり、川崎臨海部等をはじめとした市域への研究開発機関等の立地誘導を促進します。
  • 科学技術会議を設置し、市民、企業、大学・研究機関、行政等多様な主体の参加を促進することで、科学技術教育の充実や科学技術の発展に適切に対応した施策の展開を図ります。
  • 長期的には国際競争力をもった産業を育成するため、科学技術を活用し、先端技術の研究開発基盤の強化をめざします。このため、国、県等と連携したプロジェクトの推進を図っていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)産学公ネットワークの構築と活用推進(再掲)

  • ものづくり企業等の新製品開発や新分野への進出を支援するために、市内及び周辺大学の有する技術シーズ等を調査し、積極的にものづくり企業等に紹介するなど、大学と企業とが連携しやすい環境を整えます。
  • 企業の製品開発ニーズを把握し、大学との共同研究等のコーディネートを行います。

具体的な事業と事業目標

(3)科学技術を学ぶ場づくり

  • 新川崎・創造のもりにおいて、大学、研究機関等の協力のもと市民組織が中心となって、大学、研究機関等の研究成果を市民に還元し、市民が科学技術を身近に接することができるような公開セミナー、シンポジウムなどのネットワークづくりに取り組みます。
  • 新川崎・創造のもりのK2(ケイスクエア)タウンキャンパスについては、青少年・市民の科学学習の場としての機能を果たすよう関係機関との調整を図り、次代を担う子どもたちの科学技術への夢を育む場の形成をめざします。
  • 子どもたちの理科離れを防ぎ、科学の楽しさを伝えるため、体験的科学実験セットを製作し、学校等との連携した取組を推進していきます。
  • 芸術と科学の融合化をめざした新産業文化を提案する企画展示イベントを開催し、科学技術の啓発に努めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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