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サンキューコールかわさき

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5-1-(4) 中小企業の経営環境の整備

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現状と課題

  • 2001年の事業所・企業統計によると市内の事業所数は41,994事業所(民営の非農林漁業)、従業員数は、464,444人(同)となってお り、このうち1~49人規模の事業所は、事業所数においては97.1%、従業員数においては56.1%を占めていることから、中小企業が市民生活にとっ て、重要な生産活動の場であり、雇用の場であることを示しています。
  • 2002年の製造品出荷額等は前年に比べ7.2%の減少となっていますが、4人~299人規模の事業所では、14.2%という大幅な減少率となっており、競争が激しさを増す中で、中小企業の経営が大変厳しいことを示しています。
  • 経済のグローバル化が進む中で、地域の中小企業においても、国際的な視点に基づく事業展開や販路拡大についての取組が必要となっています。
従業者規模別従業者数の構成比
従業者規模別製造品出荷額等の推移

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)中小企業の育成

中小企業は、地域の安定した雇用の支えであるとともに、生産活動やサービスの提供を通して豊かな市民生活に貢献しています。しかし、産業構造の変化の中で 経営環境が厳しさを増していることから、中小企業の経営改善や基盤強化を図るため、産業振興財団の中小企業サポートセンターにおいて、経営、税務、技術、 法律等の専門家を配置した窓口相談を実施するとともに、企業、商店、商店街団体等へ一定期間、専門家を派遣して、適切な診断や助言を行い、中小企業者への 相談サービス等の充実に努めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)中小企業の経営安定

  • 川崎を支える産業を振興するとともに、新たな産業の創出に向けて、効果的な融資制度の構築を図ります。事業活動に必要な資金の円滑かつ多様な供給に向けて、民間金融機関との連携や適切なリスクシェアにより、民間活力を活かした効率的な資金供給体制の構築を進めます。
  • 中小企業等の事業活動に必要な資金の供給に向けて、融資制度等の的確な運用を図り、市内企業等の安定的で健全な経営を支援します。
  • 経済情勢や社会情勢に迅速に対応できる金融環境の整備と既存の融資制度の充実を図り、ベンチャー事業や企業の新分野進出について、適切な支援を図ります。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)販路拡大・開拓の支援

  • 従来の系列システムの崩壊、中国等の台頭に代表されるグローバルな最適地生産・調達の拡大、納期の短期化、生産コストの削減要請など、従来以上に 効率的な経営が要求される中で、中小企業にとって厳しい経営環境が続いています。このような環境で安定した企業経営を継続するためには、国内外に製品の販 路を広げることが重要であることから、市内製造業の高い技術力に支えられたオンリーワン、ナンバーワン製品を「川崎ものづくりブランド」として認定・ア ピールし、市内製品の高技術・高品質のイメージ定着を図ります。
  • 市内企業の技術レベルの高さや高品質を広く国内外に周知し、新たな販路を開拓・拡大するための企業の情報発信を支援します。中小企業が出展しやすい先端技術見本市を開催し、市内企業の新技術・新製品の展示紹介を行い、販路の拡大や取引の増加を図ります。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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