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サンキューコールかわさき

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4-2-(2) 廃棄物対策の推進

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現状と課題

  • 循環型社会の構築に向け、廃棄物の発生・排出抑制、リサイクルが優先的に取り組むべき重要な課題ですが、一方で、資源にならない廃棄物については、快適な生活環境の保全に向け適正処理を進める必要があります。
  • 空き缶や空きびん、たばこの吸殻などのポイ捨てや粗大ごみなどの不法投棄によるごみの散乱等の実態があることから、地域の生活環境や街の景観の向上が求められています。
  • 廃棄物の処理・処分を行う際には、地域環境への影響を最小限にとどめるともに、廃棄物処理施設の性能を常に一定程度維持し、事業の効率性を確保することも重要です。このため、老朽化した廃棄物処理施設については、計画的な更新・整備を行う必要があります。
  • 産業廃棄物については、事業者自らの責任により、発生・排出抑制、リサイクルを進めるとともに、資源にならない廃棄物については適正な処理を行う必要があります。
焼却量と焼却灰埋立量の推移
ごみ量及び処理費用の推移

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)地域環境美化の推進

  • 市街地の美化対策とポイ捨て禁止条例の実効性の向上を図るため、散乱防止重点区域において徹底した清掃や美化活動を実施するなど、環境美化の推進と本市のイメージアップをめざします。
  • 市民、地域、企業、行政が一体となって、美化活動などごみの散乱や不法投棄等の撲滅に取り組むことで、地域環境美化に対する意識醸成を図り、不法投棄されにくい環境づくりをめざします。
  • 特に臨海部などにおいて不法投棄が増加しているため、監視活動の強化や関係機関との連携を深めて未然防止を図るとともに、不法投棄物の処理を推進します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)廃棄物の収集・運搬

  • 快適で健康的な市民生活を守るため、廃棄物の収集は欠かせないことから、安定したサービスの提供を行います。
  • 循環型社会の構築に向け、資源物の分別収集の拡充など新たなニーズに対応していくため、現在の普通ごみ週4日収集を3日収集に変更するとともに、市街地の状況などに応じたごみ収集車両の小型化や乗車定員の見直しなど、収集体制の再構築を図ります。
  • 廃棄物の一層の発生・排出抑制の促進や受益と負担の公平性の観点から、経済的手法の導入について、国や他都市の動向を踏まえながら課題整理等の検討に着手します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)廃棄物の適正処理・処分

  • 廃棄物の処理にあたっては、生活環境の保全の観点から環境負荷の低減に努め、適正処理を推進します。
  • 廃棄物処理施設の運転業務等の処理体制について費用対効果の検証を行い、民間活力の導入を含めた執行体制の再構築を図ります。
  • ごみの減量化をより一層推進し、市内最後の廃棄物埋立処分場である浮島2期埋立処分場の延命化を図るとともに、将来的には焼却施設の削減に向けた事業を展開します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表1
具体的な事業と事業目標 表2

(4)廃棄物処理施設の整備

  • 環境負荷の小さい適正な廃棄物処理を行うためには、老朽化した施設への対応が不可欠となります。このため、施設建設後一定期間が経過した廃棄物処理施設については、基幹的整備(大規模補修、整備)を計画的に行います。
  • 人口増加の続く北部地域の廃棄物処理を担っている王禅寺処理センターは、老朽化が進み著しい焼却能力の低下がみられるなど、更新時期が到来しています。このため、焼却施設とリサイクル施設を併設した総合的な廃棄物処理施設として、リサイクルパークあさおの建設に着手します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(5)産業廃棄物の適正処理に向けた取組

  • 事業者自らの発生・排出抑制、リサイクル、適正処理の促進を図ることを目的に、第4次産業廃棄物処理指導計画(計画期間:2006年~2011年)を策定します。
  • 産業廃棄物処理業や産業廃棄物処理施設の設置に関する許認可を行うほか、事業者の適正処理の促進や不法投棄等の防止等に向け、排出事業者や収集運搬・処分業の許可業者への定期的な立入検査と指導を行います。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(6)廃棄物埋立護岸の整備(再掲)

  • 市内から発生する一般廃棄物の焼却灰、公共系の産業廃棄物、公共工事から発生する建設発生土、川崎港内から発生するしゅんせつ土砂等を受け入れるための最終処分場として、廃棄物埋立護岸の着実・適切な整備を図ります。
  • 浮島1期地区は、建設してから既に30年近く経過しており、護岸の健全性を確保するため、2006年度の完了を目標に護岸を補修するとともに、土地利用に向けてのさまざまな課題を検証しながら、効果的な活用を推進します。
  • 浮島2期地区は、廃棄物埋立護岸の地盤改良工事(多摩川側)に早急に取り組むとともに、2007年2月までに浮島2期地区の埋立期間の伸長手続を行い、一般廃棄物や建設発生土等の受入れによる埋立を実施します。

具体的な事業と事業目標

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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