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2 平成30年度予算の編成

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2 平成30年度予算の編成

 平成30年度予算といたしまして、まず、市税収入につきましては、県費負担教職員の市費移管に伴う税源移譲のほか、納税者数の増加などにより個人市民税が、企業収益の増加により法人市民税が、土地の評価替え等により固定資産税が増加するなど、前年度と比べて407億円、13.3%増加し、5年連続で過去最大となっております。

 一方、歳出面においては、社会保障や防災・減災対策、都市機能の充実などによる財政需要が増加しておりまして、本市の財政は、今後も厳しい状況が続くものと見込んでおります。

 このような財政状況におきましても、将来を見据えて乗り越えなければならない課題に、いち早く対応していくことが重要であると考えております。

 こうした考え方のもと、平成30年度予算におきましては、待機児童対策の継続的な推進、学校施設の環境整備、川崎らしい地域包括ケアシステムの構築、かわさきパラムーブメントの推進など「安心のふるさとづくり」や、国際化に対応したイノベーションを促進する取組、「臨海部ビジョン」に基づく戦略的なマネジメント、中小企業の支援や商業の振興、広域拠点・地域生活拠点等の整備など「力強い産業都市づくり」、地震や風水害等の自然災害に対して的確に備えるための防災機能の充実など「『成長』と『成熟』を支える基盤づくり」を着実に推進するため、必要な予算を配分したところでございます。

 

 平成30年度の一般会計の予算規模は、校舎・体育館の再生整備・予防保全の推進や、(仮称)小杉小学校の整備、待機児童対策の継続的な推進などにより、前年度に比べ278億円、3.9%の増加となっております。

 

一般会計       7,366億円余(対前年度比 3.9%増)

特別会計(13会計) 4,938億円余(対前年度比 2.3%減)

企業会計( 5会計) 2,150億円余(対前年度比 6.6%減)

 合計      1兆4,456億円余(対前年度比 0.1%増)

 

 平成30年度予算は、総合計画第2期実施計画の初年度として、将来を見据え、「成長と成熟の調和による持続可能な最幸のまち かわさき」の実現に向け、着実に取組を進めていくための予算になったものと考えております。

 また、予算案とあわせまして、「収支フレーム(改定案)」をお示ししたところでございます。

 今後も厳しい財政状況が続く見通しとなっておりますので、「必要な施策・事業の着実な推進」と「持続可能な行財政基盤の構築」の両立に向け、緊張感を持って効率的・効果的な行財政運営にしっかりと取り組んでまいります。