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| 着やすくて、とてもおしゃれなユニバーサル・ファッション |
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築野俊雄さん
桜井眞佐子さん |
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【取 材 日】 2009年9月24日(木)
【お話をうかがった方】 かわさきマイスター 栗田佐穂子さん |
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登戸ドレスメーカー学院の副校長として永年服飾教育に携わる傍ら、着やすく・おしゃれな介護服やユニバーサル・ファッションの開発者としても知られる栗田佐穂子さん。2002年には川崎市より「かわさきマイスター」の称号認定を受けている。
小田急線向ヶ丘遊園駅前にある栗田さんの仕事場「アソシエCHACO」を訪問し、服飾教育の今後やユニバーサル・ファッションの普及にかける思いをうかがった。
――服飾に携わるようになってどれくらいになりますか?
「両親が服飾教育に関係していましたから、自然にこの道に入りました。物心ついた頃にはもうこれが仕事と決めていたように思います。教職としては学校卒業後ですが、それでも40数年になります。」
――ユニバーサル・ファッションの研究・普及に取り組むようになったきっかけは?
「ボランティア活動を通じて、『誰もが自分らしく生きられる』ことの大切さに気づきました。ある時、身体が不自由なため着られる服が無く、寂しい思いをした人のお話しを聞きました。チョッと手を加えるだけで着やすくなることをお伝えしたところ、とても喜んで下さいました。着る服が無いために人として誤解されることがあってはならないと思いました。
『衣』は身近なものなので、『思いやりや気づき』の取っ掛かりになります。一人暮らしのシニアの方、障害のある方や小さな子どもを持つ母親、また学生、行政や医療関係の方などに、『衣服が人の心を元気にする』ことを伝え、自分らしく生き生きとした生活を作り出せるようなお手伝いをしたいと考えています。」
――ボランティア精神が大切ということですか?
「ボランティアだけではいずれ立ち行かなくなるとは思っていましたが、楽しく仕事ができればよい、好きなことを仕事にしていること自体が幸せ、というようなところがありました。ビジネスとして成り立たせようとはっきり意識したのは、実は今年になってからです。専修大学の学生をインターンとして受け入れたり、KSアカデミーを通じて来訪された起業志望のシニアの方の目の輝きに驚いたりというようなことがあって、『この方々の意欲に応えられるようでありたい。ボラン ティア精神を持ち続けながらも、少なくとも業として続けられなくては社会的責任を果たせない』と思うようになりました。」
――シニア世代の人たちに期待することは?
「まずはユニバーサル・ファッションとはどういうものなのか、『そばに来て・見て・ちょっとしたアイデアを得て』いただきたいですね。誰かのために何かして、感動してもらったら、自分も捨てたものではないという思いを持てる。若い人に、シニアの立場からのデザインやアイデアを提供したり、生活の知恵や生き方をなにげなく気づかせるというのも大切な役割と思います。」
注
かわさきマイスター:川崎市では、平成9年度から、「手」や「道具」を駆使し極めて優れた技術技能を発揮して市民生活を支える「もの」をつくりだしている現役の技術・技能職者を「かわさきマイスター」に認定し、その技を次世代に継承することや振興活動を支援している。かわさきマイスターについての問い合わせは、川崎市経済労働局労働雇用部へ。電話:044-200-2242
ホームページ:http://www.city.kawasaki.jp/25/25kinrou/home/mister/index.htm
アソシエCHACO:登戸ドレスメーカー学院に隣接して栗田さんが立ち上げた、ユニバーサルファッション・オーダー/既製服/リメイクのプロショップ。その他、一般の方が自分の作品を展示・販売できるレンタル・ボックスやギャラリー、若者からシニアまで対象とするカルチャー教室などの事業を行う。
ホームページ:http://www.a-chaco.com/
KSアカデミー:正式名称は「KS(川崎・専修)コミュニティ・ビジネス・アカデミー」。川崎市と専修大学の連携によって行われる大学院レベルの社会人向け専門プログラムで、市民が地域活動を一つのビジネスとして継続的に行える場を創造することを目的としている。
ホームページ:http://www.senshu-u.ac.jp/sc_grsc/gskeizai/3785/index.html
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