行財政改革と改革効果の市民サービスへの還元 川平成22年度予算は、市税収入が前年度と比較して過去最大の減収になったうえに、緊急性の高い施策が多いようじゃが、歳入が足りなくならないのかのう?おじいちゃん 川崎市では、新行財政改革プランに基づく改革の取組を積極的に推進し、平成22年度は歳出の見直しなどで、90億円の効果があったんですよ。 でも、景気悪化の影響が大きくて、改革を推進しても、市税の大幅な減収は補えませんでした。そのため、色々な方法を使って歳入の不足を補いましたが、それでも補いきれなかったので、やむを得ず、市債の償還(借金の返済)のための貯金から、新たに150億円を借りたんです。 へー、そうじゃったのか。 改革効果の還元 水道料金の負担軽減 なお、今年度は市民サービスを着実に提供する施策の1つとして、改革の効果を市民サービスの拡充に活用し、これまで行ってきた「小児医療費助成」などの還元施策を引き続き実施するとともに、新たに「水道料金の負担軽減」や「水道施設の耐震化」を実施します。 新行財政改革プラン@効率的・効果的な行政を実現するための施策・制度の再構築A多様な政策課題に対応する行政体制の確立 水道施設の耐震化 平成22年度一般会計予算 6,117億円 どんな状況にあっても、市民生活の安定を確保するために必要な市民サービスを着実に提供することが地方自治体の責務なんです。現在の川崎市及び川崎市民の生活は、急激な経済環境の悪化をはじめとした、大きな環境変化の中にあり、まさに、生活と経済の両面の安定化が求められています。平成22年度予算は、市民が日常生活を安心して送るために、今現在必要としている施策を着実に実施していく予算になっているんですね。 へー、私たちの身近なところにも、還元されているのね! 取組の推進