13ページで博士が言ったように金額では扶助費は増えているのね。何が原因なんですか? 平成16年度からの5年間を見ると、児童福祉費の増加が顕著です。児童福祉費は、保育需要への対応などがその増加要因となっています。生活保護費も受給者の増などにより増加していますね。 子ども手当 今年度から、子ども手当が支給されます。子ども手当は、次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために、0歳から中学校修了までの子どもを養育する世帯を対象に、児童1人につき、月額13,000円が支給されます。川崎市では、子ども手当事業として、約263億円を計上しています。 児童福祉費と生活保護費の推移 扶助費は、これからも増えていくのかな? 扶助費の見通し(一般財源) これは、新行財政改革プランで示された扶助費の見通しです。このプランでは、平成22年度予算の扶助費を399億円と見込んでいましたが、実際の22年度予算の扶助費は447億円と、見込みを上回りました。今後の扶助費は、保育需要への対応などから、 増加が見込まれており、その状況を踏まえた財政運営が求められます。 児童手当 ●3歳未満、第3子以降 月額 10,000円●3歳以上小学校修了まで 月額  5,000円 所得制限あり 子ども手当 ●小学校修了まで 月額 13,000円 所得制限なし ●中学生 月額 13,000円 所得制限なし