猫かぶり ≪いまどき相談事例≫  お助けネコ
平成24年5月10日更新
相談事例   
いいカモ
 
 増えています! 海外ブランド通販のトラブル


【相談事例1】

 フランス製のブランド品のバッグが欲しくて、インターネットで検索をしていたら、格安な通販ショップを見つけ、注文した。日本語のサイトだったので日本の業者だと思っていたが、商品は中国から届いた。開封したところ、縫製があまりに杜撰(ずさん)で、とても正規ブランド品とは思えない。すぐに返品希望のメールを出したが、全く返信がない。電話をしても通じない。

【相談事例2】

 カナダの有名ブランドのダウンジャケットを買うため、検索エンジンでそのメーカーのサイトを探して、投稿フォームから申し込みをした。数日後、国際郵便で商品が届いたが、全体的にダウンが薄く、素材がペラペラで、あきらかなニセモノだった。サイトに英語で返品を申し入れたが、返信がない。そのサイトはすべて英語表記だったため、メーカーの正規サイトだと信じたのだが、なぜか商品は中国から送られてきている。どうしたらいいか。



                   

アドバイス   
お助けネコ

【アドバイス】

● 最近、「ネット通販で購入した海外ブランド品がニセモノだった」という相談が非常に増えています。

● 事例1のように、「インターネットで格安ショップを探し、国内の販売店だと思って注文した」というケースもあれば、事例2のように、「すべて英語のホームページだったので、カナダ業者の正規サイトだと信じた」という事例もあります。

● 商品はどれも中国から届き、一目でニセモノとわかるような、粗雑な品物であることが多いようですが、ブランドの日本正規代理店でも「本物かニセモノか」の判断はしてくれないので、ニセモノと主張して返品するのは容易ではありません。

● また、問い合わせをしたくても、「ご連絡はすべてメールでお願いします」との表示があったり、電話番号が記載されていても連絡がつかない事例がほとんどで、販売店との交渉は難しい傾向にあります。外国語のサイトから購入した場合は、言葉の壁も障害となります。

● 支払いをカードでおこなっている場合は、クレジットカード会社に相談をして、支払いの停止や返金手続き、調査などを依頼できる場合があります。しかし銀行振り込みや海外送金手続きなどで前払いしている場合は、返金は困難と言わざるをえません。

● 偽ブランド品は、商標権をもつ権利者の権利を著しく侵害するものであり、そのような商品を国内に持ち込むことはできません。また、不正な売上収入が犯罪組織の資金源に繋がっているという社会問題も内包しています。

● 海外通販は、救済がきわめて難しいトラブルです。販売価格があまりにも安価であるなど、疑わしい商品には決して手を出さないようにしましょう。


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