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鍵屋清作  金属ヘラ絞り 今野工業株式会社 川崎市川崎区 平成12年度認定かわさきマイスター 

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2018年8月29日

かわさきマイスターのシンボルマーク

かわさきマイスターのシンボルマーク

ものづくりの原点である手をモチーフに、その発展を花の開花、鳥の羽ばたきの形で表現しています。

鍵屋清作(かぎやせいさく)

平成12年度認定かわさきマイスター 職種:金属ヘラ絞り 川崎区

鍵屋清作(かぎやせいさく)

ヘラ絞りは円形状の金属盤を回転させながらへら棒で押さえて円錐や球形に近い形体を作るものである。へら棒の加圧位置や程度に計測値はなく、熟練の経験と勘で、むらを出さずに図面通りに仕上げる。パラボラアンテナのような大きな製品や単品で少量かつ複雑な物体は機械で製造するのが困難であり、卓越した技能によるへら絞りが不可欠である。後継者育成にも熱心であり、技能の伝承に尽力している。

仕事をはじめたきっかけは

 東京にあこがれ、上京しておじの会社に就職。そこでやっていたのが、たまたまヘラ絞りの仕事だったという単純な縁です。おじの工場で初めて見た時、これは面白いと思いました。100%、まだ手で回す時代でしたが、それからもう50年、この道一筋で歩んできました。

 

仕事をする上で1番おもしろいと感じることは

 ヘラ絞りはプレスや溶接と違ってマニュアルがないので、ほとんど自分で考え工夫しながら、ものづくりができることです。作業改善など全部、自分で考えます。素材も鉄、ステンレス、アルミ、銅などいろいろありますが、材質によって絞り方に特徴があって、それぞれに異なる面白さがあります。また製品もアンテナや照明器具の反射板、灰皿など身近なものから、ボーリングのピン、カメラ部品、お賽銭をあげる時に鳴らす「鈴」など、バラエティーにとんでいて、つくっていて楽しいです。

 

長年、継続して技能研鑽に努めることができた理由は

 職場の先輩や後輩など、周りの協力があったからこそだと思います。時には同業他社の仲間から技術を教えてもらったこともあり、お互いに切磋琢磨しながらの積み重ねで、ここまで来られました。分からないことは親方や先輩にすぐ聴く、という姿勢でやってきたのがよかったと思います。一時、他の仕事に目が向いたこともありますが、その時、親父がわざわざ上京してきて、「今のままが良い」と諭され、落ち着いたこともあります。今思えば本当、ここに残っていて良かったと思います。

 

鍵屋さんが自分自身で誇れる技術は

 現在職場には同僚が7人おり、それぞれに得意の分野を持っていますが、私は大型製品を一手に引き受けてつくっています。例えば1200ミリ径の大型パラボラアンテナなど得意の分野です。どんな素材を扱うにしろ、ヘラを脇に挟んだ時の感触で、素材の特徴や作業状況が分かります。自動機だとその辺の感触が湧きませんが、ヘラ絞りは手づくり感覚そのものが伝わりますから、まさに経験と勘に基づく職人の技量を発揮できる仕事です。 

鍵屋さん1
鍵屋さん2
鍵屋さん3

ものづくりの魅力とは

 何もないところから、すばらしい一つの完成品が生まれることです。この金属ヘラ絞りで言えば、平板な素材に力強くヘラを当てることで丸く、あるいはナイーブに加工されたさまざまな形の製品が出来上がっていく魅力ですね。幅広のアルミ板を丸く切り取って円盤状にした材料をヘラ絞り機にかけ、力いっぱい絞り込んで大きなアンテナをつくっていくのは爽快です。かと思えば、小さなスチール板を精密機器用のパーツに仕上げる繊細な作業もあります。 

 

今後、ものづくりを目指す方へ

 基本的には、ものづくりの好きな人が伸びると思います。今のところ学校にはヘラ絞りの専門コースはなく、技術はこうした工場の現場で実際にやってみて覚えるしかありませんね。普通、職人の世界は親方や先輩の背中を見て育ちますが、下積みとして何年か修行し、技能を覚えていくことになります。私も随分教えてもらいましたし、それが今ある自分の土台になっているのだと思っています。

 

下記サイトでは鍵屋さんの技術を動画やマンガでもお伝えしています

平成12年度認定かわさきマイスター鍵屋清作さん(金属ヘラ絞り) Youtube動画外部サイトへリンクします

鍵屋清作さん紹介マンガ PDFデータ)

問合せ先

今野工業株式会社

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お問い合わせ先

川崎市 経済労働局労働雇用部 技能奨励担当

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル6階

電話:044-200-2242

ファクス:044-200-3598

メールアドレス:28roudou@city.kawasaki.jp