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巨峰(旬の魚・青果・花)

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巨峰データ

品種名

正式な品種名は「石原センチニアル」といいます。「巨峰」は商標名です。

分布、産地

全国的に栽培されています。長野県(中野市・須坂市)や山梨県(山梨市・笛吹市)などは全国的に有名です。

サイズ

1粒10g~12g、1房400g~500gほどの大きさが一般的です。

糖度

一般に18~20度。果物の中ではトップクラスの糖度があります。同じく夏の果物、すいかで9~12度、メロンで13~18度くらいです。

食べ方

基本は生食で。冷凍してシャーベット感覚で、またジャムやゼリーにしても美味しいです。

8月~9月頃が「旬」です!

巨峰

 果皮は濃い紫黒色、果肉は淡い緑色。大粒で、糖度も高く、果汁もたっぷり、まさにブドウの王様、その名は「巨峰」!最近は「種なし」巨峰も多く流通し、食べやすさも兼ね備え、まさに無敵のブドウです。その歴史は古く、「石原早生」と「センチニアル」を交配したもので、1945年に命名されました。

「多摩川巨峰」あります!

多摩川巨峰
白井果樹園の白井さん

 「多摩川なし」は有名ですが、「多摩川巨峰」を知っていますか?今回は多摩区菅稲田堤(多摩川の河川敷、多摩川本川から100mほどの場所)で巨峰を生産されている白井果樹園の白井さんにお話を伺いました。
 今年は病害虫も少なく、天候にも恵まれ、例年より出来が良かったそうです。これから収穫を迎え、出荷作業が大変になると、うれしい悲鳴がきこえてきました。また、心配していた放射能は検出されなかったということで、大変ホッとされたご様子でした。
 ムクドリやハクビシンなどに食べられないように、フェンスやネットを張る作業やブドウの木の剪定などに大変苦労されているということです。そんなご苦労のかいあってか、昨年の川崎市の品評会では優秀賞(1等)を受賞されるなど、品質は折り紙つきです。多摩川河川敷に近いため、良い風の影響も受け、評価の高い巨峰が育つようです。

美味しいブドウの見分け方

 一般に、ブドウの糖度は茎に近いほど高く、離れるほど低くなります。吊るした状態で、上のほうが甘いということです。粒が揃っていて、果皮には張りがあり、黒色が濃くほど良く、また軸太で、粒がすぐにとれないようなものが新鮮です。収穫後なるべく早めに食べるのが美味しいです。
 保存する場合はポリ袋につめて冷蔵庫の野菜庫にいれます。冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる直前に冷やすのが良いです。
 ちなみにブドウの果皮には白っぽい粉が付着していますが、これは水分の蒸発を防ぐための「ブルーム」というものです。この粉がまんべんなく付いているブドウは鮮度は良い証拠です。農薬ではありませんので、無理に洗い流さなくても、またブルームがついた状態で食べても問題ありません。

白井さんの品種改良実験中?のブドウ

白井さんの品種改良実験中?のブドウ

川崎中央青果 高橋さんにご協力いただきました。

平成23年8月

お問い合わせ先

川崎市経済労働局中央卸売市場北部市場業務課

住所: 〒216-8522 川崎市宮前区水沢1-1-1

電話: 044-975-2211

ファクス: 044-975-2242

メールアドレス: 28hogyo@city.kawasaki.jp

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