2014グリーンイノベーションPR映像 テキスト 日本の首都、東京と隣接し、首都圏の中央部に位置する川崎市。 国内外へのアクセスにも良好で、快適で暮らしやすいまちづくりを目指しています。 その川崎市は、20世紀初頭、大きく工業化を果たし、今もなお日本のものづくりを支えています。 そして、現在では優れた環境技術・産業が集積した、環境先進都市川崎へと変貌を遂げています。 川崎市では、これまでに蓄積した環境技術・産業を活かした取組をより発展させ、快適な市民生活の向上につながる サステナブルシティを目指し、グリーンイノベーションを推進しています。 このグリーンイノベーションでは、「環境技術・環境産業の振興」、「優れた技術を活かす、環境配慮の仕組みづくり」、 「多様な主体の協働による環境技術を活かしたまちづくり」、「環境技術を活かした国際貢献の推進」を4つの柱として取組を進め、 環境先進都市として川崎市内のみでなく、地球規模での環境改善に取り組んでいます。 川崎市では、優れた環境技術を活かした地球全体の温室効果ガスの排出削減を目指し、グリーンイノベーションにつながる先進的な取組として、 低CO2川崎ブランドと川崎メカニズム認証制度を実施しています。 地球規模でCO2などの温室効果ガスを削減するためには、川崎市内の排出量だけでなく、製品などについて、ライフサイクル全体で総合的に評価することが重要です。 ライフサイクルとは、原材料調達から廃棄・リサイクルまでを指しています。低CO2川崎ブランドでは、ライフサイクル全体におけるCO2排出量を算定し、比較対象製品と応募製品を比較します。 仮に、市内の生産段階で排出量が増えたとしても、ライフサイクル全体で削減していれば、応募製品は低CO2川崎ブランドとして認定されます。 2009年度の事業開始以来、多くの製品・技術・サービスが認定されています。 さらに、川崎市の強みである優れた環境技術を活かした、国内の自治体で初の取組として川崎メカニズム認証制度を実施しています。 川崎メカニズム認証制度は、CO2などの温室効果ガス排出量を地球規模で削減するため、川崎市内の事業者による市外での削減貢献を評価する制度です。 製品などについて、原材料調達から廃棄・リサイクルまでの、ライフサイクル全体におけるCO2排出量を算出し、比較対象製品と、応募製品を比較します。 そのうえで、市外でのCO2削減量である、域外貢献量を認証します。これにより、市内の排出量が増加したとしても、地球規模でのCO2削減につながる製品づくりを応援しています。 また、認証を受けるメリットとして、認証された域外貢献量は、条例に基づき公表する事業者の排出量から差し引くことができます。 このような優れた環境配慮制度に積極的に取り組むことで、環境と経済の調和と好循環を推進し、地球規模での持続可能な社会の実現を目指します。 川崎メカニズム認証制度についても、多くの製品・技術などが認証を受けています。 川崎市では、こうした環境配慮制度などに積極的に取り組むことで、環境技術を育てるとともに、 普及に向けた取り組みを推進しながら、地球規模での環境配慮型社会の構築を目指し、国際社会へ貢献しています。 川崎がこれまで培ってきた強みである、環境技術・産業の集積と、環境意識の高い市民・事業者を活かし、 4つの柱を軸として川崎のグリーンイノベーションを推進していきます。 地球規模での経済・社会のグリーン化を目指して。今、川崎から世界へ。 川崎市の挑戦は、未来を切り開く。