臨床研修医(初期臨床研修医)

市立川崎病院の診療概要

 当院は病床数713床、30以上の診療科を有する総合病院で、医師数は213名(2017.6.1現在)、常勤医師126名(うち指導医62名【8年目以上かつ厚生労働省講習会受講者】)、専攻医61名、臨床研修医(初期臨床研修医)24名、その他2名です。川崎市南部地域の基幹病院で1日平均外来患者数1,333.6名、平均入院患者数500.9名です。川崎市は多摩丘陵南部の多摩川の河口に開けた平坦部に位置し、東京、横浜の2大都市に接している細長い形の都市です。東京駅へは17分、横浜駅へは10分と交通至便な距離にあり、約150万人の人口を抱える神奈川県下第2の政令指定都市です。

 当院は川崎市で市街化が最も進んでいる川崎区の中央部に位置し、高齢化社会が進む中、高度化、情報化をキーワードに救急医療(精神科救急を含む)、地域医療連携、総合診療体制、新生物疾患医療、循環器疾患医療、中枢神経疾患医療、感染症対策などの充実を行っております。

川崎市立川崎病院臨床研修病院としての教育理念・基本方針

 川崎市立川崎病院の臨床研修では、「病気でなく『病人』を診る患者さん中心の医療」を理解し、実践できる医師の育成を目指します。

  1. 「病気」でなく「病人」を診ることを実践する教育
  2. 「人格の涵養」を基本とした教育
  3. 「チーム医療」の意義を理解しこれを実践する教育
  4. 「プライマリ・ケア」の基本的診療能力向上を重視する教育
  5. 「自治体病院の責務」を理解しこれを実践する教育
  6. 研修後も自己を高めていく術(すべ)を身につける教育

臨床研修医(初期臨床研修医)制度の特徴

  1. 長い歴史があります。

     当院の研修制度は、昭和42年4月に発足し、更に教育指導部を設置して既に約50年が経ちます。その後、幾たびかの変遷を経て、現在では4月1日開始、2年後の3月31日に修了とし、内容も広く各科を研修するローテイト方式を採用しています。ローテイトに当たっては、研修医と十分話し合いを持ち、それぞれに最も適した個別カリキュラムを組んで、限られた期間に充実した研修成果が上がるよう努めています。
     また、各科の基礎的診断治療のための技能の修得のみならず、“病気を診るのではなく、悩める病人を診る”という診療態度の修得やプライマリ・ケアを重視した研修を行っています。

  2. 学閥にとらわれず、様々な大学卒を採用しています。

     昭和42年以来、全国より広く公募して370名を超える、60大学以上から研修医を受け入れています。新臨床研修制度(平成16年)の発足以来、平成28年度まで13年連続フルマッチしています。
     採用の特徴として、社会人経験者がほぼ毎年採用されていること、人間性、協調性、コミュニケーション能力を重視して学科試験をしていないことがあげられます。慶應義塾大からの応募人数が多いため、その卒業生が多い傾向にありますが、学閥にとらわれず、様々な大学卒を採用しています。

    (直近5年間で採用実績のある大学、五十音順)
    大阪大、北里大、群馬大、慶應義塾大、高知大、滋賀医科大、昭和大、聖マリアンナ大、千葉大、筑波大、帝京大、東京医科大、東京女子医大、東京大、東北大、長崎大、新潟大、日本医科大、福井大、北海道大

  3. 救急医療を重視しつつ、様々な経験を積むことが出来ます。

     地域の基幹病院として年間約7000台を受け入れる救急病院(救急救命センター、救急告示病院)であり、その第一線で学ぶことが出来ます。
     救急医療は、救急科研修期間以外にも、宿日直として研修します。

  4. ほとんど全ての診療科と指導医がそろっています。

     地域医療を除く全ての必修・選択必修科目を1施設で研修できます。
     自治体病院として、救急救命センター、小児急病センター、ICU、CCU、NICU、地域周産期母子医療センター、精神科措置入院を扱っています。
     200名以上の医師が在籍する病院ですので、多数の医師から指導が受けられ、CommonDiseaseから大学レベルにおよぶ様々な症例を学ぶことができます。

  5. 勉強する機会がそろっています。

     院内講演会(医療安全、接遇、感染など)、各診療科のカンファレンス、CPCなど勉強する機会が多く、平成22年度は、研修医自らがクルズス2010を企画しました。

  6. 研修するための設備・環境が整っています

     臨床研修医(初期臨床研修医)のみの医局部屋があり、一人一人に机、ロッカー、インターネット端末を用意して生活面での設備・環境が整っています。自治体病院にしては奇麗で、白い巨塔、余命1ヶ月の花嫁、ドクターⅩのロケ現場として有名です。

  7. 研修医をバックアップする制度があります。

     平成20年度よりメンター制度を導入しています。
     教育指導部があり、臨床研修をバックアップしています。
     面談、アドボカシー小委員会、アンケート、目安箱等を通じて、病院長や指導医等と意見を交換してよりよい研修病院を目指しています。

  8. 研修プログラムについて、積極的に外部の評価を受けています。

     平成22年12月1日及び平成24年12月1日付けでNPO卒後臨床研修評価機構の認定を受け、第三者による評価を積極的に受けています。

研修プログラム

 1年次の最初の月(4月)は、全員が救急科で研修を行います。厚生労働省の定める内科6か月、救急科3か月、地域医療1か月を必修科目として計10か月間研修します。選択必修は5科(外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科)の中から2科を選択し、選択科(内科、外科、救急科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、整形外科、形成外科、放射線科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、脳神経外科、心臓血管外科、リハビリテーション科、検査(病理)科の中から選択)と合わせて計14か月の研修を行います。選択科目の研修期間は、プログラムの特性を配慮し、最低1か月とします。

募集対象

第112回医師国家試験受験予定の平成30年3月大学卒業見込み者及び
卒後、若しくは医師免許取得後2年以内の者
※ 医師国家試験に不合格となった場合、採用は取り消しとなります。

待遇

  • 川崎市非常勤嘱託職員(予定)
  • 報酬月額 364,100円(予定)
  • 当直代 1年次10,000円/回 2年次12,000円/回(予定)
  • 健康保険及び労働災害補償 有り
  • 病院から歩いて2~10分以内の範囲にレジデントハウスあり。(単身者用。入居の可否は空室状況によります。【自己負担額:月額約30,000円】)

研修期間

平成30年4月1日~平成32年3月31日までの2年間

研修管理委員会委員長挨拶

 市中病院として都心部でありながら、地域医療を除くほとんどの科を当院の中だけで研修でき、かつ、幅広い層の患者の診療を体験できます。再開発の進む川崎駅に近く、きれいな病院で設備も整っているので生活面も充実しているのではないでしょうか。
 実際、いっしょに勉強することになるわけですから、見学をおすすめしますが必須ではありません。広く、全国から研修医を公募しており、社会人経験者の先生がほぼ毎年採用されており、学閥はありません。
 研修プログラムは、厚生労働省の定めに従い、自由度の高いプログラムとなっています。これからの時代を乗り切っていける自主自立の精神を持った先生といっしょに勉強したいと考えています。
 当院は、2010年12月1日付でNPO卒後臨床研修評価機構の認定を受けました。第三者による評価を積極的に受けることによって、病院全体でより良い臨床研修病院をめざしています。
研修管理委員会委員長 小宮 浩一郎

基本研修プログラム

      
救急
1ヶ月
内科
6ヶ月
救急
2ヶ月
選必
2ヶ月
選択
7ヶ月
地域
1ヶ月
選択
5ヶ月

 川崎市立川崎病院の初期臨床研修プログラムは、プライマリ・ケア研修を中心に構成されています。当院は川崎市南部地区の唯一の公的総合病院であり、さまざまな社会的背景を持つ豊富なCommon Disease 症例を有する急性期病院である特徴を持っています。この特徴を生かし、各科において、“病気を診るのではなく、悩める病人を診る”という診療態度のもと、Common Diseaseの基礎的診断治療のための医学的および社会的な知識・技能を修得する研修が行われています。

 選択科目の研修期間は、プログラムの特性を配慮し、最低1か月とします。

オリエンテーション

 当院独特の取り組みとして、研修生活最初の1か月間はオリエンテーションを行います。救急科を中心に各科・看護部・薬剤部等が協力して電子カルテの操作方法、JATECなどの救急には欠かせない講習会や安全管理教育、採血実習や看護実習など実際の現場で体験することを先取りして全員が研修します。

オリエンテーションスケジュール例
オリエンテーションスケジュール1~6日目 オリエンテーションスケジュール7~10日目 オリエンテーションスケジュール11~14日目 オリエンテーションスケジュール15~18日目 オリエンテーションスケジュール19~20日目

研修モデル(内科志望例)

1年次
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
救急 内科
各専門領域を選択
救急 内科
各専門領域を選択
麻酔科 精神科
2年次
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
精神科 放射線科 産婦人科 外科 地域医療 内科
各専門領域を選択

 ※参考例です。  臨床研修医(初期臨床研修医)内科に重点をおいた研修構成 内科研修期間は、必修期間(6か月)と選択期間の2つで構成されます。必修期間には、内科医としての基本的知識と手技を学ぶため、内科各専門領域7部門を研修します。更に内科での研修を延長したい場合には選択期間に研修することが出来ます。その期間は1か月単位で1~12か月です。 当院内科には、専門領域として、呼吸器、循環器、消化器、神経、腎内分泌、感染、リウマチ膠原病の7部門があり、それぞれ専門医がいます。 さらに、内科学会地方会には毎回演題を発表しており、臨床研修医(初期臨床研修医)にも発表のチャンスが与えられます。発表後は論文にすることを指導しています。

研修モデル(外科志望例)

1年次
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
救急 内科
各専門領域を選択
外科
2年次
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
麻酔 放射線科 病理 心臓血管外科 整形外科 泌尿器科 地域医療 脳神経外科 外科

※参考例です。
 必修以外は希望により自由に研修予定を組むことが可能です。消化器、心臓血管、呼吸器、小児、乳腺など、将来の専門領域の専門医を目指す場合でも、まず外科専門医の取得が必要ですので、それも踏まえてきめ細かく助言や指導をいたします。もちろん外科医の素養として必要な外科以外の部門である、病理、放射線、麻酔などの研修も可能です。一般消化器外科の年間手術件数は1000件以上ですので、十分な症例を経験することができます。

麻酔科プログラム

 麻酔科は年間4,000例を越える豊富な麻酔管理、8床の集中治療室業務、病棟呼吸ケア、緩和ケアなどを精力的に行っています。指導医数も充実しており、選択期間や希望に応じて、さまざまなプログラムによる研修が可能です。

小児科プログラム

 一般小児科病棟.外来・小児急病センターで研修を行うほか、新生児.未熟児病棟でも研修を行います。最低1か月間の選択も可能ですが、小児科研修の達成度を考慮し、最低でも2か月以上選択することをお勧めします。

産婦人科プログラム

 産婦人科を専攻希望である初期臨床研修医は、産婦人科およびその関連診療科(小児科.新生児科・麻酔科等)に重点をおいた研修を選択することが可能です。将来産婦人科専門医となるため非常に有意義な研修となり、また資格取得のための早いスタートを切っていただくことにつながります。
 産婦人科は、産科・周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌(内分泌・不妊症・不育症)、女性のヘルスケア(感染症・心身症・更年期障害)の領域に大別されます。当院の産婦人科は年間1,000件を超える分娩とハイリスク妊娠.分娩の搬送受け入れを行っています。また手術件数も年間1,000件を越え、特に内視鏡手術に関しては国内の先駆けとして多くの手術を行っております。産婦人科プログラムでは産婦人科各領域においてバランスの取れた研修を行うことが可能であり、初期臨床研修期間に産婦人科専門医の指導下で分娩の介助や手術の助手、外来診療を経験していただき、後期臨床研修においてより早い時期に専門的な手技を取得することが可能となるものです。

精神科プログラム

 精神科は、選択必修5科の1科として選択して頂き、研修期間は、最低1か月となります。研修時期は研修期間中なら随時可能ですが、同時期に希望人数が多すぎる場合は相談させていただくこともあります。もちろん、2か月以上の研修もできます(連続でなくても可)。
メンタルヘルス領域はこれからますます需要が増してきます。プライマリ・ケアに患者が訪れることも多く、また緩和ケアや産業医活動においても必須になっています。従ってどの科に進むにしても必要になる領域です。2年間のうち最低1か月、研修されることをおすすめします。なお到達目標レポートのうちいくつかは当科で拝見させて頂く予定です。

~川崎市立川崎病院を初期臨床研修先のひとつとして考えてくれている皆さんへ~

当院で臨床研修を修了した先輩の声

A医師
 川崎病院で、たいへん充実した研修を受けています。
 ソフト面では、指導医の先生方は懇切丁寧に、後期研修の先生も親身にわかりやすく、一つひとつの症例、手技につき研修医にできるだけ多くを学び取らせようとする姿勢が伝わります。同期とは互いに教え合い、愚痴を言い合い、良い意味で刺激し合っています。人数的に研修上の競合は少なく、強い横のつながりがよりいっそう充実した研修を可能にしています。
 ハード面では、各診療科が充実していて症例が豊富である点はもとより、地域性から若い年齢層の患者さんも多く来る点、中核病院として診断をつけるプロセスを多く経験できる点、救急医療がさらに拡充される点は特筆すべきでしょう。
 進路面では、大学病院にせよ、当院をはじめとする市中病院にせよ、どちらを選択するのも是とする公平な雰囲気が特色です。プログラムの自由度も高く、選択期間も確保されているため、医師としての意識、感性を深めつつ、各人各様自分仕立ての研修を進められると言えましょう。
 すなわち大学病院のような専門性、教育的姿勢、市中病院としての症例の豊富さ、実践度の高い医療、密なコミュニケーションを兼ね備えた研修ができるところが魅力なのです。

B医師
 私は将来、手術をする科(外科系)へ進む事を考えて臨床研修医(初期臨床研修医)をスタートしました。川崎病院は外科系の科が充実しており、外科、血管外科、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、産婦人科、麻酔科と外科系研修で困ることは全くありません。その中でも外科は各臓器の専門家がおり、手術から最新の化学療法の事まで非常に勉強させていただきました。手術も術者として虫垂炎、下肢静脈瘤などを執刀させていただきました。将来進む科を決めている人、まだ漠然としか決まっていない人、どちらにとっても川崎病院での初期研修はとても有意義なものになると思います。

C医師
 この病院が研修先として優れていると思う点は、病院、地域性、職員の3点です。病院の良い点は、病床数が多く、心外・脳外・血管外科含め各専門科が充実しており、3次救急も扱うER型救命センターが設置されていることです。地域の良い点は、川崎には様々な社会層の方々が居住されているので、それらの人々との出会いを通じて、将来医師として働く上で非常に貴重な体験ができることです。職員の良い点は、出身大学や医師になってからの経歴において様々な先輩医師がいるので、自分のロールモデルとなる先輩に出会うチャンスが多いと言うことです。初期臨床研修プログラムについてはまだ試行錯誤な面もありますが、自分のやる気、研修の過ごし方次第でいくらでも素晴らしい研修の送れる病院ですし、自分はこの病院を選んで後悔はしませんでした。興味のある方は、是非川崎病院に見学に来て、この雰囲気を体験してください。

D医師
 当院の臨床研修の特徴は、自由度の高いプログラムとアットホームな雰囲気です。
 豊富な知識を持った指導医の先生方は、研修医の意見を最大限尊重してくださって、懇切丁寧に教えてくださいます。また後期研修の先生方は、頼もしい兄貴分として、困ったときには頼れる存在です。研修医同士はとても仲がよく、困ったときには互いに相談しあったり、愚痴ったり、勉強しあったりして、互いに向上していっております。
 ハード面では、各診療科が充実していて症例が豊富である点はもとより、大学病院では体験のできない様々な社会層の患者さんを診察することができます。各科の垣根が低く、困ったときに気軽に他科に相談できるのも当院の特徴だと思います。
 プログラムの自由度は非常に高く、選択期間も確保されているため、医師としての意識、感性を深めつつ、各人各様自分の思い描く将来像を実現するために、自分仕立ての研修を進められると言えましょう。
 すなわち大学病院のような専門性、教育的姿勢、市中病院としての症例の豊富さ、実践度の高い医療、密なコミュニケーションを兼ね備えた研修ができるところが魅力なのです。

E医師
 病床数700床を越える当院ですが、基幹型の募集研修医数は1学年10名程度であるため、一人ひとりの研修医がより多くの患者さん、上級医の先生と関わりながら、比較的自由度の高い研修を受けることができます。CommonDiseaseの患者さんばかりでなく、珍しい症例を診察する機会もあります。PrimaryCare能力の習得だけでなく、今後も自分が一人前の医師として自立するための幅広い知識と技術を身につけることが出来ると思います。加えて医師数も多く専門性に富み、必ずや自分のロールモデルとなるような上級医に出会うことができます。そのような上級医が一緒に診察・治療にあたるので、研修医だけで不安な医療をすることはありませんし、とても勉強になります。また、ERで3次救急まで扱う病院として多くの急性期の患者さんが運ばれてきます。担当日にはCommonDiseaseからの重症患者まで集中して多くの症例の診療に関わることができ、密度の濃い時間をすごせます。ここは希望すれば多くの手技を経験でき、本人のやる気次第で自分の力や知識をいくらでも伸ばすことができる病院です。約1年経過した今、この病院に来たという選択は間違っていなかったと思っています

F医師
 はじめまして、僕は初期研修川崎病院でローテイトし、後期研修も引続き川崎病院に残って産婦人科で研修する者です。
 皆さんが初期研修先を選ぶときに判断材料にする項目は何でしょうか。
 おそらくほとんどの方は、CommonDiseaseを中心に幅広い症例を数多く診療できることなどを挙げられるのではないでしょうか。当院は人口150万人の川崎市の中核病院であり、CommonDiseaseはそれこそ本当にたくさん診察しますが、一方で教科書にも載っていないような珍しい疾患まで診ることができ、臨床能力は相当鍛えられます。
 あなたが将来進みたい科を決めていても、漠然としか決まっていなくても、ぜひ当院で初期研修をして幅広い臨床能力を培ってから専門科に進んでください。どの科に進むのであれ基礎となる土台は大切です。当院の初期研修はそこが売りです。
 当院は都市部にある、病床数700床の三次救急指定病院です。少し調べていただければ市中病院でこれほどの規模の病院はほとんどないことがおわかりになると思います。
 一方で研修医は10名と、都内有名研修病院の半数以下です。その分、経験できる症例数、手技は多いです。また10名と少ないので、先生方や看護師などのコメディカルからも大切にされています。研修医同士もアットホームでみんな仲が良いです。
 臨床力が鍛えられるといっても当院はいわゆる“猛烈研修病院”ではありません。
 当直回数や勤務時間は他の研修病院と変わりありません。
 僕はそんな川崎病院が大好きで、後期も残ることにしました。
 僕自身は福井大学卒業で川崎病院とは縁もゆかりもありませんでしたが、ネットで調べてみて実際に見学に来てみて雰囲気の良さに惹かれて受験しました。  今初期研修の2年間を修了しますが、2年間を振り返ってみて、川崎病院で研修できて本当に良かったと思います。医師としてのスタートを切るのにふさわしい素晴らしい病院です。
 ぜひ一度川崎病院へ来てみてください。得るものは多いです。一同お待ちしています。

G医師
 当院の初期臨床研修の魅力は、ハード面では自由度の高いながらも充実した研修プログラム、ソフト面ではアットホームな雰囲気にあると思います。
 プログラムで最も特徴的なのは、最初の1か月間をかけて行われるオリエンテーションです。これは、全国の研修病院をみても他に類を見ない程充実したもので、臨床推論の組み立て方、採血実習や急変時対応など、どの科に行っても必要な手技・知識をしっかりと身に付けることができます。
 11か月の自由選択期間が設けられていること、ほぼ全ての診療科が揃っていること、地域の基幹病院としてCommonDiseaseから3次救急まで幅広く症例を経験できること、外来でwalkinを自分で診られることも当院の魅力です。
 病院の雰囲気は非常にアットホームです。全国様々な大学から集まった研修医1、2年目が、同じ研修医室で仕事をすることで、互いに教えあったり、相談したりと、切磋琢磨して向上していくことのできる環境が整っています。
 診療科同士の垣根は低く、困った時には、気軽に他科の先生に相談することができます。また、上級医や専攻医には、教え上手かつ教え好きの先生方が多く、教育体制は非常に充実しています。自分のロールモデルとなる先輩に出会う機会も多いと思います。
 以上、簡単に当院の魅力についてお伝えして参りましたが、当院の魅力は、まだまだ語り尽くせるものではありません。ぜひ、実際に当院へ見学に来て、その素晴らしさを体感してみてください。皆さんが来られるのを心待ちにしています。

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