耳鼻咽喉科

 当院の耳鼻咽喉科は5人の医師によって診療を行っています。耳鼻咽喉科疾患全般に広く対応しており,さらに頭頸部領域の腫瘍性疾患の専門的診療も行っています。お近くの耳鼻咽喉科診療所や病院の先生がたとの連携を密にして、手術、入院や精密検査をご依頼いただいたり、逆に頻回な通院が必要な場合に加療処置をお願いしたりなど、地域一体となって患者さんの診療が行えるように、総合病院耳鼻咽喉科頭頸部外科としての役割を果たしていきたいと考えています。

責任者

部長 今西 順久

医師紹介

     
氏名 役職 専門 資格
今西 順久
(イマニシ ヨリヒサ)
部長 耳鼻咽喉科全般
頭頸部腫瘍・癌
咽喉頭内視鏡手術
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道科学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
頭頸部がん専門医制度専門医
日本耳鼻咽喉科学会専門研修指導医
日本頭頸部癌学会評議員
神奈川県難病指定医
佐藤 陽一郎
 (サトウ ヨウイチロウ)
医長 耳鼻咽喉科全般
頭頸部腫瘍・癌
鼻副鼻腔内視鏡手術
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
日本耳鼻咽喉科学会専門研修指導医
島貫 茉莉江
(シマヌキ マリエ)
医員 耳鼻咽喉科全般
甲状腺疾患
佐藤 えみり
(サトウ エミリ)
専修医 耳鼻咽喉科全般
井口 聖名
(イグチ セナ)
専修医 耳鼻咽喉科全般

診療科の特徴

 当科の診療領域は耳・鼻・のど(咽頭喉頭)にとどまらず、鎖骨から上の範囲で頭蓋・脳脊髄・眼球・歯を除いた、いわゆる「頭頸部」の広い範囲を担当しています。近接する境界領域の専門の各診療科との連携を重視しながら、安全で且つ質の高い医療の実践を心掛けています。
 特徴として、quality of life(QOL:生活の質)に直接影響するさまざまな機能を担当しています。現代社会で私達が人として豊かに暮らすためには、聴覚・嗅覚・味覚・平衡覚などの感覚機能、口腔・咽頭・喉頭が担う咀嚼・嚥下・呼吸・発声・構音などの運動機能が大切な役割を果たしています。当科はこれらの機能を改善する診療を通して、皆さんのQOLの向上に貢献する役割を使命としています。
 頭頸部の悪性腫瘍(口腔癌・上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌・喉頭癌・鼻副鼻腔癌・唾液腺癌・甲状腺癌など)の治療においては根治性の向上だけでなく、身体的侵襲(体の負担)をできるだけ少なくすると同時に、治療後の機能を可能な限り良くすることを目指しています。専門的な知識と豊富な経験に基づいて、進行癌に対しても手術・放射線治療・化学療法を適確に組み合せ、個々の患者さんに最適な治療法を選択するようにしています。関連各領域の専門診療科との良好な診療連携を築くことにより、きめ細かい高度なチーム医療の推進を心掛けています。

対象疾患

  • 耳疾患:慢性中耳炎、中耳真珠腫、滲出性中耳炎、急性中耳炎、先天性耳瘻孔など
  • 神経耳科疾患:突発性難聴、内リンパ水腫、顔面神経麻痺、めまいなど
  • 鼻副鼻腔疾患:慢性副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、副鼻腔真菌症、鼻副鼻腔乳頭腫、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻出血など
  • 咽頭疾患:習慣性扁桃炎、口蓋扁桃肥大・アデノイド肥大による上気道狭窄(睡眠時無呼吸症)、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など
  • 喉頭疾患:声帯ポリープ、声帯結節、声帯嚢胞、ポリープ様声帯、反回神経麻痺、急性喉頭蓋炎など
  • 唾液腺疾患:耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍・唾石症、舌下腺貯留嚢胞(ガマ腫)など
  • 頸部疾患:甲状腺腫瘍、副甲状腺機能亢進症、副咽頭間隙腫瘍、側頸囊胞、甲状舌管嚢胞(正中頸嚢胞)、深頸部膿瘍など
  • 頭頸部悪性腫瘍:舌口腔癌・上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌・喉頭癌・鼻副鼻腔癌・耳下腺癌・顎下腺癌・甲状腺癌など

トピックス

ロボットアームの写真

 2016年度より手術室に耳鼻咽喉科専用ナビゲーションシステム(Fusion ENT Navigation System)が導入されています。慢性副鼻腔炎、鼻副鼻腔乳頭腫をはじめとする鼻副鼻腔疾患の内視鏡下手術の操作性、正確性および安全性が飛躍的に向上しています。

ロボットアームの写真

 原発巣が早期の下咽頭癌・声門上癌に対しては、根治性と喉頭機能温存を両立する低侵襲な手術治療として、内視鏡下の経口的下咽頭喉頭部分切除手術(transoral videolaryngoscopic surgery: TOVS、およびendoscopic laryngopharyngeal surgery: ELPS)を改めて導入しています。早期癌に対する短期入院手術治療として大変有用な選択肢となっています。

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