川崎市衛生研究所長から挨拶
川崎市衛生研究所は、市民の公衆衛生の向上と増進に寄与する目的で、昭和27年(当時は衛生試験所)に設置され、「市民の安全で安心できる生活環境の確保と健康の保護」に向けて、試験検査、調査研究、研修指導及び健康や公衆衛生に関する情報の解析と提供に加え、地域及び広域における健康危機管理の科学的・技術的中核機関として、川崎市の保健衛生行政の一翼を担っております。
昨年4月には、新型インフルエンザ(H1N1)が発生し、本市も対策本部を設置し対応に追われましたが、当所におきましても24時間体制で新型インフルエンザウイルスの遺伝子確定検査(PCR検査)を迅速且つ正確に行い、いち早く患者を確定し感染拡大防止に努めるなど、本市の検査・研究機関として新型インフルエンザ対策を遂行してまいりました。 現在、市民の健康を取巻く環境は、新型インフルエンザ(H1N1)ばかりではなく、インフルエンザH5N1等の新興感染症の危惧、麻疹の患者や結核等の再興感染症の患者が確認されております。また、O157、ノロウイルスや自然毒等の食中毒も依然として発生しております。さらに、冷凍食品への農薬(メタミドホス)混入、乳製品等への化学物質(メラミン)の混入や食品の偽装表示等が市民の「食の安全・安心」に対する信頼を大きく揺るがしております。 市民の皆様が安全で安心できる生活環境の確保と健康の保護に向けて、今後も研究・検査業務を行うとともに、「健康生活」にお役に立つような情報発信を分かりやすく、見やすく、リアルタイムにホームページに掲載するよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。
平成22年4月1日 川崎市衛生研究所 所長
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