◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
諏訪保育園
運営主体 川崎市
住所 高津区 諏訪3-20-15
定員 60名
評価実施年月 平成17年12月〜平成18年3月
結果公表 平成18年 4月
評価機関 株式会社 学研R&C

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント

1 人権への配慮 2 利用者の主体性・個別性の尊重 3 サービス管理システムの確立
4 危機管理体制の確立 5 地域との交流・連携 6 運営上の透明性の確保と継続性
7 職員の資質の向上 8 サービスの実施内容

1 人権への配慮 評価 A
〇 特に優れている事項

外国籍や障害のあるケースについては懇談会で保護者同 士が親睦を深め理解と協力を得ています。また、障害児に は2人担任制をとる配慮もしています。日本語でのコミュニ ケーションがとりにくい保護者同士に対してはひらがなで手 紙を書いたり、園児には世界地図を利用していろいろな国の 人々がいることを説明しています。自己表現が苦手な子ども に対しては、表情や日常の行動パターンをつかんで保育士 が気持ちを代弁する等の配慮をしています。
性差に関しては無意味な固定観念を押し付けないように配 慮し、保護者への対応を含め一般常識の範囲内で適切に 対応しています。守秘義務については検討会議を実施し、 職員全員で考える機会をつくっています。個人情報の取扱 いについても、職員一人ひとりが注意すべき点の認識を深 める努力を行っています。
虐待を疑う状況がある場合は職員が園長に伝え、適切な対 応ができる体制ができています。また、福祉事務所や児童 相談所と連携を図り、必要な情報を得られるしくみになって います。


〇今後取り組みが望まれる事項

個人情報の取扱いについてのガイドラインがあるとなお良い と考えます。また、他国の文化や習慣について価値観の違 い等、予備知識や注意点を把握しておくことも望まれます。 虐待防止の早期発見などについて、今後は、パート職員へ もマニュアルなどを配布・回覧するなど、さらに周知を徹底さ せるための取り組みを期待します。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
1−1 利用者の権利の擁護
  
自己表現が苦手な子どもに対しては、表情や日常の行動パターンをつかんで保育 士が気持ちを代弁する等の配慮をしています。
外国籍や障害のあるケースについては懇談会で保護者同士が親睦を深め理解と 協力を得ています。障害児のいるクラスは2人担任制をとって細かな対応ができる ように配慮しています。また、日本語でのコミュニケーションがとりにくい保護者に 対してはひらがなで手紙を書いたり、園児には世界地図を利用していろいろな国 の人々がいることを説明しています。ただし、外国の歴史的背景や文化について 詳細な把握はしていないので、今後は留意点について予備知識を深めておくこと が望まれます。
性差に関しては無意味な固定観念を押し付けないように配慮し、保護者への対応 を含め一般常識の範囲内で適切に対応しています。
1−2 プライバシーの保護
  
保育園としての守秘義務については検討会議を実施し、職員全員で考える機会を つくっています。緊急連絡簿のあり方や誕生日やプロフィールの取扱いなどについ ても、職員一人ひとりが注意すべき点の認識を深める努力を行っています。
個人情報については特に配慮をしており、相談事項やプライバシー保護について は徹底して秘密保持をしています。記録類については園長が責任をもって管理し ています。
1−3 身体拘束、体罰、虐待の防止への取り組み
  
「かわさき虐待対応マニュアル」と「子どもへの虐待防止のために」に基づき、虐待 防止の早期発見に努める体制ができています。
虐待を疑う状況がある場合は職員が園長に伝え、適切な対応ができる体制ができ ています。また、福祉事務所や児童相談所と連携を図り、必要な情報を得られるし くみになっています。
今後は、パート職員へもマニュアルなどを配布・回覧するなど、虐待防止の早期発 見について、さらに周知を徹底させるための取り組みを期待します。
1−4 生活の場としての環境整備
  
園舎は築年数が長いものの重厚な作りで天井が高く、陽光が程よく差し込んで明 るい雰囲気に包まれ、室温や換気も適切に調節されています。園長と主任保育士 も頻繁に巡回し、衛生管理や安全管理に気を配っています。
各保育室には、カーペットやホットカーペットなどを敷くなど、遊びのコーナーを工 夫しています。保育士はほどよい声で子どもに話しており、食事のときもやさしく声 をかけたり、午睡時に子守唄を歌ったりしています。
また、本保育園は近隣の好意で園庭の隣に広い「原っぱ(畑)」を提供され、さまざ まな野菜を育てたり、自然と触れ合いながら元気いっぱい活動できる環境に恵ま れています。
玄関前のボードは、各クラスが順番に装飾をしたり、廊下の壁面に季節の行事の 写真を貼るなど、季節感を味わえるような工夫をしています。


2 利用者の主体性・個別性の尊重 評価 A
〇 特に優れている事項

保育のあらゆる場面で職員が温かみのある対応を心がけ、 子どもが安心して園で過ごせるように配慮しています。諏訪 保育園の特徴は、園庭の他に園が自由に使える広場があ り、自然に恵まれた中で子どもたちはのびのびと遊ぶことが できます。また、各クラスには玩具や創作用のグッズが自由 に取り出せるように配置されています。さらに、保育室は カーペット等でしきりを工夫した空間を作り、遊べるように なっています。保護者とは生活記録連絡票等により連絡を 取り合っており、登降園時は園長と職員ができる限り声をか けています。
延長保育と障害児保育を実施し、年末保育には本保育園の 職員を派遣しています。緊急入園についても受け入れてお り、今後も要請があれば、積極的に受け入れる体制になっ ています。
「保護者とはなるべく会話をする」という考え方のもと、保護 者との日々のつながりを大切にし、「どんなに忙しくても聴く 気持ちをもつ」という対応をしています。保護者の見学や相 談は常時可能で、年度初めに行事の日程を知らせ、保護者 が参加しやすいよう配慮しています。懇談会は年2回、個人 面談は年1回実施し、希望者には随時対応しています。 苦情解決のしくみや連絡先は掲示物を使って告知していま す。


○ 今後取り組みが望まれる事項

苦情解決のしくみは掲示物等で明示されていますが、公の 組織一覧という印象の掲示となっているので、保育園独自 の取り組みとして、保護者が連絡をしやすいような雰囲気の ポスター等にするとさらに良いでしょう。子どもの感性を生か す保育については和太鼓の練習を取り入れていますが、そ の他の楽器やリズム遊び、創作活動等は全般的に不足して いるようなので、今後は園児の優れた運動能力をリズムや 音楽表現にも活かすようにすることを期待します。また、個 性を大事にした表現活動(絵の製作等)の充実に力を注い でいくことも期待します。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
2−1 利用者満足度の向上への取り組み
  
保育のあらゆる場面で職員の方々が温かみのある対応を心がけ、子どもが安心 して園で過ごせるように配慮しています。諏訪保育園の特徴は、園庭の他に園が 自由に使える広場があり、自然に恵まれた中で子どもたちはのびのびと遊ぶこと ができます。また、各クラスには玩具や創作用のグッズが自由に取り出せるように 配置され、カーペット等でしきりを工夫した空間で遊べるようになっています。保護 者とは生活記録連絡票等により連絡を取り合っており、登降園時は園長と職員が できる限り声をかけています。
特別保育は、延長保育と障害児保育を実施し、年末保育には本保育園の職員を 派遣しています。緊急入園についても受け入れており、今後も要請があれば、積 極的に受け入れる体制になっています。延長保育はその日の人数によって体制を 工夫しており、一人ひとりがゆったりと過ごせるよう心がけています。
2−2 利用者が意見を充分に言える体制
  
保護者の見学や相談は常時可能で説明会等で知らせています。年度初めに保護 者が参加する行事の日程を知らせ、参加しやすいよう配慮しています。懇談会は 年2回、個人面談は年1回実施し、希望者には随時対応しています。
「保護者とはなるべく会話をする」という考え方のもと、保護者との日々のつながり を大切にし、保護者が相談しやすい雰囲気づくりに努めています。また、担任一人 では対応できない相談については、園長が一緒に面談するなど、保護者からの相 談に応じる体制ができています。
2−3 利用者の意見や意向への配慮
  
保護者との日常的な会話において、「どんなに忙しくても聴く気持ちをもつ」という 対応をしています。また、子どもと一緒に過ごす「保育参加」と保育の様子を見る 「保育参観」を行っています。
苦情解決のしくみや連絡先については掲示物を使って告知をしています。しっかり と明示はされていますが、公の組織一覧という感じの掲示物となっています。保育 園独自の取り組みとして、気軽に連絡をしやすい親しみを感じるようなポスターで あるとさらによいでしょう。


3 サービス管理システムの確立 評価 A
〇 特に優れている事項

保育士としてだけでなく、公務員として法や規範や倫理等に ついて遵守するように全職員が認識しています。月例会議 や日々のミーティングでは、常に業務の再確認を行い、社会 的責任の認識を深める努力を行い、保育士同士が慣れあい にならないような反省を行っています。また、細かなことで あっても職員自身の気づきを大切にするという方向性のも と、活発に意見交換を行っています。
係分担・行事分担・月当番などが一覧表となって明文化され ており、それぞれの役割について責任が明らかになっていま す。
指導計画は子どもの発達状況に配慮し、年間指導計画、月 案、週案が作成されています。月案は、子どもの姿、予想さ れる子どもの活動、保育士のかかわりと配慮、反省などが 丁寧に記載されています。指導計画は毎月のカリキュラム 会議・期・年度ごとに、反省・評価・見直しが行われていま す。個人記録は、発達状況、保育目標、生活状況のいずれ も記載され、丁寧にわかりやすく記録されています。


〇 今後取り組みが望まれる事項

今後は、一人ひとりの子どもの個別性にさらに配慮した指導 計画になることを期待します。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
3−1 経営における社会的責任
  
保育士としてだけでなく、公務員として法や規範や倫理等については遵守するよう に全職員が認識をしています。また、常に再確認のための職員会議を行ない、社 会的責任の認識を深める努力を行っています。
苦情を受け付けるポストが用意され、苦情解決のための手順や連絡先については 市で指定されているポスター等を使って掲示しています。市立保育園としての苦情 解決のしくみは準備されていますが、第三者委員の存在をもっと大きく告知するこ とで、さらに信頼性の向上が期待できます。
3−2 経営者のリーダーシップ
  
保育士同士が慣れあいになってしまうことを避けるため、常に全体会の中で日々 の反省を行っています。今回の第三者評価の実施の際、ヒアリングした職員全員 が園長のリーダーシップを高く評価していました。
係分担・行事分担・月当番などが一覧表となって明文化されており、それぞれの役 割について責任が明らかになっています。
3−3 サービスの質の向上に向けた取り組み
  
職員会議は定期的に開催されており、細かなことであっても職員自身の気づきを 大切にするという方向性のもと、活発に意見交換を行っています。
指導計画は子どもの発達状況に配慮し、年間指導計画、月案、週案が作成されて います。月案は、子どもの姿、予想される子どもの活動、保育士のかかわりと配 慮、反省などが丁寧に記載されています。指導計画は毎月のカリキュラム会議・ 期・年度ごとに、反省・評価・見直しが行われています。個人記録は、発達状況、 保育目標、生活状況いずれも記載され、丁寧にわかりやすく記録されています。今 後は一人ひとりの子どもの個別性をも配慮した指導計画になることを期待します。
3−4 苦情解決のしくみの確立
  
保護者との日常的な会話において、「どんなに忙しくても聴く気持ちをもつ」という 指導を園長はしています。
苦情解決のしくみや連絡先については掲示物を使って告知をしています。しっかり と明示はされていますが、公の組織一覧という感じの掲示物となっています。保育 園独自の取り組みとして、連絡をしやすいような雰囲気を感じるポスターであるとさ らによいでしょう。


4 危機管理体制の確立 評価 A
〇 特に優れている事項

健康管理・危機管理マニュアルをもとに、特に重要なものに ついては全職員にコピー配布しています。これらのマニュア ルは避難訓練等のたびに内容の確認がなされています。 不審者に対する対応について、日中は職員全員が監視を強 化しており、職員が少なくなる夕方以降はオートロックにして います。不審者侵入訓練も行っています。
怪我や事故が起こってしまった場合には、まず安全を確保 し、園医などの専門家に指示を仰ぐようにしています。重要 な伝達事項がある場合は、延長保育の担当者に引き継ぐだ けでなく、対応した職員が子どもの引取り時間まで居残り、 保護者への説明を行うことがあります。
怪我や事故の内容は保健日誌に記録され、翌日の早出職 員にも伝達し、一貫した対応ができるようにしています。 トイレ、水周りなどの衛生管理は、適切に実施されていま す。
また、調査当日に震度1程度の微震があり、笛を吹いて園 児を誘導する等、職員の適切な対応が確認できました。 その他、緊急連絡先・避難先など、緊急時の対応について は、事前に準備できることについては整備されています。


○今後取り組みが望まれる事項

事件や事故防止についての取り組みは定期的に行われて いますが、危機管理に関するチェックリストを整備すればな お良いと考えます。
痛ましい事件が多い昨今ですので、不審者の侵入防止策に ついては現状に満足することなく、引き続き研究・検証を続 けることを望みます。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
4−1 安全管理・安全の確保
  
健康管理・危機管理マニュアルをもとに、特に重要なものについては全職員にコ ピー配布しています。これらのマニュアルは避難訓練のたびに内容の確認がなさ れています。
不審者に対する対応について、日中は職員全員が監視を強化しており、職員が少 なくなる夕方以降はオートロックにしています。不審者侵入訓練も行っています。 怪我や事故が起こってしまった場合には、まず安全を確保し、園医などの専門家 に指示を仰ぐようにしています。重要な伝達事項がある場合は、延長保育の担当 者に引き継ぐだけでなく、対応した職員が子どもの引取り時間まで居残り、保護者 への説明を行うことがあります。
怪我や事故の内容は保健日誌に記録され、翌日の早出職員にも伝達し、一貫し た対応ができるようにしています。
トイレ、水周りなどの衛生管理は、適切に実施されています。 また、調査当日に震度1程度の微震があり、笛を吹いて園児を誘導する等、職員 の適切な対応が確認できました。


5 地域との交流・連携 評価 A
〇 特に優れている事項

地域に開かれた保育園を目指し積極的に園庭開放やイベン トを行い、地域の子育て家庭の親子を招いています。 中高生などの保育体験・実習生・ボランティアの受入に際し ては、全職員が意義や方針を理解し、受入者の基本情報を 共有しています。
小学校が近接していることもあり、体験学習の一環で小学 生が来園して園児と交流しています。また、避難場所が小学 校になっていることもあり、避難訓練のたびに小学校と連携 し、年度末には卒園予定児に関する打ち合わせを行ってい ます。
運動会の開催等については事前に近隣世帯へ挨拶まわり をして理解を得るよう努めています。


〇 今後取り組みが望まれる事項

保育体験・実習生・ボランティアの受入に際し、保護者へは 掲示等で連絡しているだけなので、今後は確実な理解を得 られるように意義や方針についても保護者会などで詳しく説 明することが望まれます。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
5−1 地域住民やボランティアの交流の場の提供
  
市立保育園としての立場において地域に開かれた保育園を目指し、積極的に園 庭開放や人形劇、夏祭りなどのイベントを行い、地域の子育て家庭の親子を招い ています。
中高生などの保育体験・実習生・ボランティアの受け入れに際しては、全職員が受 け入れの意義や方針を理解し、受け入れ者の氏名、学校名、受け入れ期間など の基本情報を共有しています。
受け入れた保育体験者・実習生・ボランティアへは、まず園長が方針や園全体とし ての注意事項を説明し、その後、各担任からも注意事項などを徹底しています。子 どもたちへの説明については、各担任から徹底されています。
5−2 関係機関との相談・連携
  
保健福祉センターや主任児童委員等と深く関わりをもち、子どもやその家庭にお いて問題解決が必要な場合は援助活動を行います。
小学校が近接していることもあり、体験学習の一環で小学生が来園し、園児と交 流することがあります。また、避難場所が小学校になっていることもあり、避難訓練 のたびに小学校と打ち合わせを行っています。毎年年度末に卒園予定児に関する 打ち合わせを小学校と行います。
運動会の開催等については事前に近隣世帯へ挨拶まわりをして理解を得るよう努 めています。


6 運営上の透明性の確保と継続性 評価 A
〇 特に優れている事項

平成17年度については、「平成17年度保育方針」という資 料に保育理念や基本方針をまとめて明文化しています。こ れは全職員の共通理解を図るために毎年作成しています。 理念や方針の概要についてはパンフレット等に掲載されて おり、基本方針は園内の事務室に掲示して全職員が認識を 深くもつように取り組みを行っています。
園だよりは毎月、クラスだよりは行事にあわせて随時発行し ています。感染症についての注意点などは多くの掲示物を 用意してあり、スピーディに貼り出せる工夫もしています。 園庭開放や人形劇、夏祭りなどのイベントも行われており、 これらの情報については川崎市や高津区のホームページの 他、高津区の子育て情報ガイド(通信)「ホッとこそだて・たか つ」に掲載をしています。
行事の実施ごとにアンケート調査を実施しており、この結果 については、次年度の参考として反映させています。


○今後取り組みが望まれる事項

給食や健康に関する園だよりの発行数は多いので、保護者 に情報が十分伝わってじます。クラスだよりについては、もう すこし発行頻度を高めることで、さらに保護者との連携を深 めることができるでしょう。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
6−1 理念や基本方針、中・長期計画の策定及び職員や利用者への周知
  
「平成17年度保育方針」に保育理念や基本方針をまとめて明文化し、理念や方針 の概要は保育園のパンフレット等に掲載して保護者や関係者に配布する他、年2 回のクラス懇談会で説明をし、欠席者へはクラスだよりで説明をしています。基本 方針は園内の事務室に掲示し、全職員が認識を深くもつように取り組んでいます。 保育計画の作成にあたっては、臨時職員(常勤)も含めて全職員が関わり、会議 に出席できなかったパート職員へは担任が口頭で伝え周知に努めています。
保育計画は地域の実態も考慮して作成されており、保護者の意向についてはクラ ス懇談会や個人面談、送迎時など日々保護者と接するなかで把握をしています。
6−2 情報開示への取り組み
  
園だよりは毎月、クラスだよりは行事にあわせて随時発行しています。給食や健康 に関する園だよりを含めると発行数は多いようですが、クラスだよりについても発 行頻度を高めることで、さらに保護者との連携を深めることが期待できます。 園の掲示物は細かなことであってもなるべく保護者へ伝達しようという努力が見ら れます。感染症についての注意点などはパターン化した掲示物を既に用意してあ り、スピーディに貼りだしを行う工夫もしています。
園庭開放や人形劇、夏祭りなどのイベントも行われており、これらの情報について は、川崎市や高津区のホームページの他、高津区の子育て情報ガイド(通信) 「ホッとこそだて・たかつ」に掲載をしています。
6−3 経営改善への取り組み
  
行事の実施ごとにアンケート調査を実施しており、この結果については、次年度の 参考として反映しています。
日常の気づきを大切に考え、細かいことでも提案するように心がけています。提案 については全体の職員会議でその都度再確認を行っています。


7 職員の資質の向上 評価 A
〇 特に優れている事項

研修の希望については直接、園長宛に希望を出すことも可 能であり、年間計画としてまとめています。
高津区保育士研究会に参加をし、園の情報交換などを行っ ています。
職員会議は定期的に開催されており、細かなことであっても 職員自身の気づきを大切にするという方向性のもと、活発に 意見交換を行っています。
川崎市の職員は平成17年度より新人事考課制度が実施さ れ、定期的に自己評価を行うことになり、園長との面接等、 年間3回以上の反省・点検が行われています。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
7−1 職員の資質向上に向けた研修の充実
  
研修の希望については直接、園長宛に希望を出すことも可能であり、年間計画と してまとめています。
今までに、高津区保育士研究会に参加し、園の情報交換なども行っています。
7−2 職員への処遇・就業環境への配慮
  
職員の採用は川崎市の人事方針に則したものになっています。
17年度から新しい人事評価制度を採用し、職員が自己目標を策定し、これをもと に園長と反省や意見交換を行います。
7−3 職員の参加によるサービス内容の点検・評価
  
職員会議は定期的に開催されており、細かなことであっても職員自身の気づきを 大切にするという方向性のもと、活発に意見交換を行っています。
川崎市の職員は平成17年度より新人事考課制度が実施され、定期的に自己評 価を行い、年間に3回以上の園長面接も行われています。


8 サービスの実施内容 評価 A
〇 特に優れている事項

園舎は築年数が長いものの重厚な作りで天井が高く、陽光 が程よく差し込んで明るい雰囲気に包まれ、室温や換気も 適切に調節されています。職員は分かりやすく温かみのあ る言葉で、園児に穏やかに話しかけている場面が随所に見 られ、質問や訴えに対しても園児の気持ちを受け止め丁寧 に対応しています。
年間を通しての健康管理として、手洗い・うがいの励行、衣 服の調節のほか、諏訪保育園の特徴である広場等を活用し て身体を活発に動かし、戸外あそびを十分に楽しんでいま す。
調理師は各クラスを巡廻して喫食状況を把握し、保育士と連 携して衛生面や味付けにきめ細かい配慮をしています。畑 で育てた野菜を給食に利用したり、人気メニューのレシピを 作成して保護者に提供し、好評を得ています。病後、回復期 の子どもに対しては、園長の了解のもと、配慮食を提供して います。
排泄については年齢に合ったリズムを把握し、トイレの習慣 づけや保護者への指導を行っています。午睡はパジャマに 着替えてから子守唄を歌ったり紙芝居を見せて入眠の習慣 づけをしています。また、一日の中で自由遊びの時間を設 け、それぞれの子どもが好きな遊びができるようにしたり、 保育計画もその日の天候や園児の気分によって臨機応変 に内容を変更しています。
また、遊具や玩具を使用する順番を守って遊んだり、作業の 当番制を取り入れることで社会的ルールを身につけさせた り、散歩や運動会の競技を通じて異年齢の交流が深まるよ うに工夫したりしています。


〇 今後取り組みが望まれる事項

複数の保護者から、夏場の蚊の発生に対する苦情と、3歳 児以上についても完全給食にしてほしい要望が出ているの で今後の検討が望まれます。

評価分類(中項目) 評価 評価の理由(コメント)
8−1 健康管理・食事
  
園医による健康診断の結果は「すこやか手帳」(健康手帳)により伝えられ、日常 の健康状況は保護者と連携して把握しています。川崎市の「健康管理マニュアル」 を感染症流行時等に活用し、掲示物で保護者にも情報を伝えています。年間を通 しての健康管理として、手洗い・うがいの励行、衣服の調節のほか、諏訪保育園の 特徴である「広い原っぱ」などを活用して、戸外あそびを十分に楽しむ、身体を動 かす遊びを楽しむことなどを取り入れています。
本保育園は栄養士がいませんが、調理師はできる限り各クラスの巡廻に努めて喫 食状況を把握し、保育士と連携を取って味付け等の改善を図っています。衛生面 にもきめ細かい配慮をして給食を提供しています。畑で育てた野菜を給食に利用 して食材への関心や食べる意欲を育てています。手作りおやつは水分が飛ばない よう工夫してケーキを作る等きめ細かい工夫をしています。食事の介助、食事のマ ナーについても、子ども一人ひとりの発達に応じて、適切に行われています。 保護者には、毎月献立表を配布し、給食のサンプルを展示しています。また、調理 師は、レシピを作成して保護者に提供し、好評を得ています。
病後、回復期の子どもに対しては、園長の了解のもと、配慮食を提供しています。 複数の保護者から、夏場の蚊の発生に対する苦情と、3歳児以上についても完全 給食にしてほしい要望が出ているので今後の検討が望まれます。
8−2 保育内容
  
全体の観察を通して、職員の方々は分かりやすく温かみのある言葉で、園児に穏 やかに話しかけている場面が随所に見られました。質問や訴えに対しても園児の 気持ちを受け止め丁寧に対応しています。
登園時や入園当初は、声かけ、抱っこ、握手を多用して園児と保護者が不安にな らないように対処しています。特に入園当初の精神が不安な時期は、担任が保護 者と話をして一緒に対策を考える等の工夫をしています。
排泄については年齢によって適したリズムを把握し、トイレの習慣づけや保護者へ の指導を行っています。午睡はパジャマに着替えてから子守唄を歌ったり紙芝居 を見せて入眠の習慣づけをしています。自由遊びの時間を設け、それぞれの子ど もが好きな遊びをできるように工夫し、その日の天候や園児の気分によって臨機 応変に保育内容を変更しています。身体を使った遊びは園庭や広い空き地を利用 して、遊具、切り株、円筒等を活用し、十分な取り組みがなされていました。散歩は 必ず保育士が2名同行し、春や秋は毎月1〜2回、多摩川や近隣の公園に出かけ ています。
生活や遊びを通して数・量の感覚が身につく工夫をしていますが、楽器やリズム遊 び、創作活動等で子どもの感性を生かす保育は不足している印象を受けました。 特に各クラスに飾られている作品が少なく、やや寂しい印象を受けました。絵本は 十分にあり、延長保育の時間にも活用されていました。
年齢に応じて子ども同士の関係をより良くするように配慮をしており、適切な言葉 がけや集団遊び等でその工夫を確認できました。喧嘩の際には状況をよく見てお 互いの主張をよく聞き、手を出した側のフォローにも気を配っています。
遊具や玩具を使う順番を守って遊ばせたり、作業の当番制を取り入れる等、社会 的ルールを身につけさせています、散歩や運動会の競技を通じて異年齢の交流 が深まるように工夫しています。また、遠足で電車を利用する際に改札を通った り、ゴミ収集車の職員との交流等で社会体験の工夫をしています。
8−3 多様な子育てニーズへの対応
  
特別保育は、延長保育、障害児保育を実施しています。年末保育についても、本 保育園の職員を派遣しています。緊急入園についても、平成17年度は2名受け入 れており、今後も要請があれば、積極的に受け入れる体制はあります。延長保育 はその日の人数によって体制を工夫しており、なるべく一人ひとりがゆったりと過 ごせるよう心がけています。
障害児保育はその子どもの障害の状態に合わせ、障害児保育に対する研修も受 け、その子どもにとって良い方法を模索しつつかかわっています。保護者に対する 精神的ケアについても心を配り、その子どもの育ちを確認し合えるようなかかわり をしています。
8−4 地域の子育て支援
  
園庭開放は月曜日から土曜日の10時〜12時に実施しています。その中で利用者 から相談を受けることがあります。また、電話やFAXによる相談も受け付けていま す。簡単な相談であってもしっかりと話を聴き、対応をするように心がけています、 地域への情報、例えば、園庭開放やイベント等は高津区の子育て情報ガイドに掲 載しています。人形劇や夏祭り等のイベントは地域の子育て家庭の親子を招いて 好評を得ています。




川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630