<園の概要>
川崎駅からバスで10分ほどの住宅街の中に昭和26年に開設され、55年もの歴史があります。ベテラン職員の多い保育園で、定員は120名の大型園(0歳児の受入れは無し)、昭和44年に改築しました。下町的な情緒の地域ですが、もうすぐ近隣に大型マンションが立つ予定で、街の雰囲気が変わりつつあります。
<優れている点>
◆個別的支援の深さ
様々な状況の家庭がある地域であり、保護者への支援も含めて、できる限り速やかに、必要な場合には、個別的に家庭訪問も実施しながら対応しています。園長を始めとするベテラン職員の総力で、家庭力が弱いときには保育力でカバーするように努めています。
◆地域子育て支援への体制強化
地域の家庭への支援体制を強化し、ニーズに答えようと努めています。近隣に子どもの多い大型マンションができる予定を受け、地域支援プロジェクトにおいて、園庭開放の充実等の地域支援を充実させていく等の検討をすすめています。
◆アイデアによる工夫
園長のアイデアで、開閉式簡易ベッドを園長席の隣に作りました。人手が少ない中、園長の見守りももとに保護者の迎えを待つことができ、具合の悪い子どもがあまり淋しい想いをしないですみます。
また、感染症対応処理キットの製作など感染症対応へのユニークな改善の取り組みがされています。本年はノロウィルスが流行したため、いざという時にあわてないで済むように、物品調達担当の保育士が、身近にある材料を利用して、各保育室に準備しました。
<改善が望まれる点>
◆マニュアルの周知と研修
各マニュアルは、職員に対し配布するか、各保育室に置くなどして、できれば臨時職員も含む全職員に周知することが望まれます。さらにマニュアルについての研修も実施していくとよいでしょう。
◆改善につなげる方法の確立
給食の喫食状況、保護者行事アンケート、ヒヤリとした事例等情報は収集されていますが、改善につなげていく方法がやや不足しています。今後、マネジメントシステムの確立をしていくとよいでしょう。
◆職員間の引継ぎについて
日中と延長の職員の引継ぎ事項はメモ等や口頭で伝えていますが、やや不十分です。また臨時職員等の延長保育時の関わり方にも課題があり、現在、改善をすすめつつあります。
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