◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
東小倉保育園
運営主体 川崎市
住所 幸区小倉437-4
定員 90名
評価実施年月 平成19年10月〜平成20年3月
結果公表 平成20年 3月
評価機関 株式会社 R−CORPORATION

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成19年10月24日〜平成19年12月14日
個別に自己評価を行い(1時間)、グループ分担により分析を行い(2時間)、担当が取りまとめ(2時間×3回)、さらに職員会議で自己評価のとりまとめを行なった。(1時間×6回・2時間×2回)
評価調査員による評価
(実施日)

平成20年1月23日、1月24日
3名の評価調査員が評価項目を分担して調査を行なった。自己評価結果及び利用者アンケートの分析結果を元に、園長及び次席主査に対してヒアリングを行い、自己評価結果を確認した。職種に関わる評価項目については、主任保育士(幼児・乳児担当者)、看護師、栄養士にヒアリングを行い確認した。保育内容及び保育環境等の観察が必要な評価項目を確認した。書類等の整備が必要な評価項目や自己評価の根拠に掲げている書類、資料等は現物を確かに確認した。
利用者家族アンケート
(実施期間)

平成19年11月19日〜12月3日
当保育園利用者85世帯に、保育園を通じてアンケートを配布し、保護者記入後(無記名)、返送用封筒に封入の上、評価機関が用意した回収箱を園内に設置して頂き、保護者に投函してもらい回収する方法とした。回収されたアンケートは、自己評価及び事前提出書類一式と合わせて保育園より評価機関に返送頂いた。

総評(評価結果についての講評)
 職員は、子どもに対して温かみのある言葉を使用し、穏やかに話しています。接する姿勢として、子どもの目線の高さで、話を肯定的に聞く態度を持ち、子どもへの理解を深め受容しようと努めています。泣いている子どもには、傾聴し、抱いたりして見守っています。ケースバイケースの適切な対応を心がけ、信頼関係を育み、子どもの気持ちに寄り添い、日頃から、子どもの家庭環境、性格、身体能力等の要因を考慮して、子ども一人ひとりの違いを把握し、適切な援助を心がけています。職員は、長時間保育の子どもたちが多いことを理解し、担任だけでなく他の保育士とも、園全体で”チーム保育”をしている自覚と共有を図り、抱いたり優しく声かけし、子どもを受容しています。基本的生活習慣については、自立・自分のことは自分できるよう(規則、生活、排泄、睡眠、服の着脱、食事)、保育目標に掲げ、懇談会やお便りで具体的な方法を知らせ、家庭と連携して子どもの状況に応じて対応しています。また、一人ひとりの子どもの意欲を大切にし、自分でやりたくなるような言葉がけや援助を行い、出来た時には十分に誉め、服を入れるかごなどを子どもの手の届く場所に置き、自分でやれるように自立と達成感を持たせるような働きかけ及び自主性の尊重に努めています。排泄については、個人差や家庭環境、保護者の意向を元に、一人ひとりの子どものリズムに合わせて対応をし、お出かけ前には声かけ等で自立に向けた対応に努めています。入眠時には、安心して心地よい眠りにつけるよう配慮し、午睡時以外でも子どもの状況に応じて対応するよう努め、基本的に、子どもの自主性を尊重し、自立に向けた対応がなされています。子どもの興味や関心へも尊重と、臨機応変な保育プログラムの対応に柔軟性を持ち、子どもの発達や季節に応じた行事を積極的に行なっています。

  行事は年間計画表に沿って行われて、季節感のある行事や年齢発達に応じた製作や活動がなされています。誕生会では、クラス別に行なわれています。アンケートにおいて、子どもたちが入り込める話し仕立ての催しものに工夫してくれ、子どもの思いを大切にし、やりたいという気持ちが起こるように工夫されている。という意見からも保育目標が具現化されていることが伺えます。また、年間指導計画に基づき、年齢に合った遊具が準備され、遊具の質・量なども適切に用意されています。また、子どもが興味関心を広げられるよう発達年齢にあわせ、遊具、用具、保育素材等が設定され、クレヨン、粘土、紙、画用紙等は、子どもの興味に応じ、補充し提供されています。異年齢が自然な形で関われる時間を設定し、コーナー遊び(ごっこ遊び・絵本コーナー・制作コーナー)では、子どもが自発的に遊べるよう工夫されています。身近な自然との触れあいでは、園庭での栽培物や昆虫に触れることで、自然の変化や図鑑を調べる興味・関心につなげており、広い園庭では蟻、花などに触れる育みを大切にし、自発的に活動できる環境の整備に努めています。身近な自然や社会と関わる取り組みとしては、栽培物、動植物に接する際、子ども達と共に季節の移り変わりや様々な変化を感じることに共感し、感性を育くみ、マンションの公園、夢見が崎動物公園へ散歩に行った際は、季節の移り変わりの体感や、自然から得られる感性を大切にし、落ち葉をかき集めて焼き芋をする等、季節を楽しみ、子どもの感性を養っています。また、動植物との触れ合うことにより、自然から得られた成果として、カブトムシを幼虫から育て越冬させ、羽化まで育て、死んだらお墓を作り「千の風」を歌って見送るなど、優しさと思い遣る心、命の大切さを知る機会が育まれています。

  園では、数や量の感覚が身に付くよう、数え歌、人数合わせゲーム、給食時のフルーツの数を数える等、遊びや生活の中で身につくように工夫するよう努めています。社会性の育みとしては、散歩を通じ地域の人と挨拶することで触れ合ったり、交通安全協会の方の話しを聞き、横断歩道を渡るときの注意、交通ルールを守ることを知る機会で社会性を養っている。年長児では小学校見学、カレー作り時の八百屋への買い物等、身近な社会と関わる機会を大事にし、社会性が身に付くよう工夫しています。社会体験では、年長児の保育まつり、幼児の秋の遠足、年長児のお別れ遠足等でバスや電車を利用し社会体験の機会を得られるよう努めています。表現活動に関しては、幼児はリズム体操、劇ごっこ等の日々の表現活動で感性を生かして、運動会・にこにこ劇場(成長発表会)に成果を繋げていおり、乳児は、表現遊びに関心が持てるように、日常の遊びから乳児集会での簡単な発表に繋げるよう努めています。また、幼児は共通の歌(数ヶ月一緒に歌う異年齢共通の歌)を決める取り組みをして、いきいきとした活動につなげています。年間を通してリズミカルな体操や盆踊りなどを取り入れ、夏まつりには、年長組は樽と和太鼓演奏に取り組み、にこにこ劇場では打楽器、メロデイ楽器(ピアニカや木琴)、タップリンに触れ、音楽遊びを楽しんでいます。幼児保育室では、遊具棚にクレヨン、油粘土、色鉛筆などが自由に使えるように工夫され、乳児については、子どもが使いたい時に保育士が出すようにしており、主に小麦粉粘土を使用して遊び、年齢に応じ工夫がされています。身体を使った遊びでは、年長児の伝統として竹馬が毎年取り入れられており、竹馬は、年長のステータスとして年中年少のあこがれとなっている様子。また、体育集会後は、異年齢交流が活発に見られ乳児の子どもたちにいい影響となり、行事のあそぼう会に繋がっています。

  絵本への親しみの推進として、幼児は、ばら組に図書コーナーが設置され、毎週木曜日に貸し出し、月曜日に返却するように設定され、乳児は、11月に絵本貸し出しコーナーを設置し、毎日貸し出しを行い、1週間後に返却するように配慮されています。また、地域への絵本の読み聞かせを、12月より幸区の取組みとして実施しています。子どもが保育中に制作した作品は、ミニギャラリーにして作品展示を行い、取り組くむ姿をデジカメで撮影し、子どもにも保護者にも見て伝わる保育に努めています。また、遊びや生活を通して、子ども同士の関係づくりについて、乳児では、子ども同士の関係が育つように、生活や遊びの場面で少人数制のグループを作り、年齢や個々に合わせ、少グループで社会性を育くめるよう配慮に努めています。こども同士の喧嘩の場面では、保育士は、受容に努め、自分の気持ちを言い合えるように自主性を尊重し、子ども同士で解決できるように援助しています。また、保護者へも懇談会で、子ども同士の成長について伝え、不安を解消し、シコリを残さない解決の話をして理解を促しています。生活を通して社会的ルールや約束事を、子ども同士で取り決める支援として、「どうしたら楽しく遊べるか」を考えるよう促し、ルールの大切を知らせながら行動できるように援助しています。年長児は、グループごとの給食当番や、小動物の飼育、午睡時のゴザ敷き、布団敷き、午睡後の掃除等を行なうことにより、自発性、主体性を養う機会とし、また、広く社会性が身に付くように、地域交流や中学生のボランティア、保育実習生、保護者等の幅広い年齢層で触れ合う交流を図り、幼児は異年齢保育を実施し、社会性が身に付くよう努めています。年長児は自主的に年少の布団たたみや着替えの手伝い、配膳、掃除などを通し、広く思いやりの心が育まれており園の良い所です。

  絵本への親しみの推進として、幼児は、ばら組に図書コーナーが設置され、毎週木曜日に貸し出し、月曜日に返却するように設定され、乳児は、11月に絵本貸し出しコーナーを設置し、毎日貸し出しを行い、1週間後に返却するように配慮されています。また、地域への絵本の読み聞かせを、12月より幸区の取組みとして実施しています。子どもが保育中に制作した作品は、ミニギャラリーにして作品展示を行い、取り組くむ姿をデジカメで撮影し、子どもにも保護者にも見て伝わる保育に努めています。また、遊びや生活を通して、子ども同士の関係づくりについて、乳児では、子ども同士の関係が育つように、生活や遊びの場面で少人数制のグループを作り、年齢や個々に合わせ、少グループで社会性を育くめるよう配慮に努めています。こども同士の喧嘩の場面では、保育士は、受容に努め、自分の気持ちを言い合えるように自主性を尊重し、子ども同士で解決できるように援助しています。また、保護者へも懇談会で、子ども同士の成長について伝え、不安を解消し、シコリを残さない解決の話をして理解を促しています。生活を通して社会的ルールや約束事を、子ども同士で取り決める支援として、「どうしたら楽しく遊べるか」を考えるよう促し、ルールの大切を知らせながら行動できるように援助しています。年長児は、グループごとの給食当番や、小動物の飼育、午睡時のゴザ敷き、布団敷き、午睡後の掃除等を行なうことにより、自発性、主体性を養う機会とし、また、広く社会性が身に付くように、地域交流や中学生のボランティア、保育実習生、保護者等の幅広い年齢層で触れ合う交流を図り、幼児は異年齢保育を実施し、社会性が身に付くよう努めています。年長児は自主的に年少の布団たたみや着替えの手伝い、配膳、掃除などを通し、広く思いやりの心が育まれており園の良い所です。

  健康に関するマニュアルについては、川崎市統一のマニュアルがあり、SIDS・はしか・しらみ・消毒・ダイアップなどに関しては東小倉保育園独自のマニュアルが用意されています。発症情報があれば、周知徹底が図られ、発症時の対応については、看護師が職員に説明をしています。保護者へは、入園説明会において、「入園のしおり」から「保健のしおり」に健康に関する記載項目があり周知されています。また。感染症については、予防策及び対応について、「全体掲示板」「クラス掲示板」で必要に応じて掲示しています。一人ひとりの子どもの健康状況は、健康管理が実施されており、朝の視診を登園時に職員が行い、保護者から伝えられた健康状態についてを朝のミーティングで職員に周知し、連絡帳でも把握するように徹底を図っています。園には、黙秘文書のけいれん・心臓病・亜脱臼リストの備えがされており万全を期しています。体調の良い子どもと悪い子どもにおいて、それぞれ活動を分ける配慮を行い、クラスを超えて連携に努めています。除去食に関しては、東小倉保育園独自のマニュアルがあります。除去食については、別盆に名前を付け色別にして一般食と区別をし且つ、個別献立表で確認し、給食室・保育士同士で確認を行なうよう職員に周知徹底を図っています。食物アレルギーについては、年二回、主治医の診断を受け申請書を提出してもらい、更新をしています。除去食実施児童家庭とは、川崎市の専用連絡書面で交換を行い、書類は、児童票と共に鍵付きの書庫に保管されおり、アレルギー疾患の子どもの状態に応じ適切な対応に努めています。衛生管理に関しては、川崎市保育課作成のマニュアルのものを使用し、全職員(正規・非常勤・臨時職員)に渡し、周知を図っています。

  配膳の際は、食事用のエプロン・三角巾を使用し衛生面に配慮をし給食を提供しています。給食食器は、3年以内を目安に定期的に交換され、器は年齢に合わせ、大きさ、重さを考慮し、破損のチェックを行なうなど安全性に配慮がされています。毎食、園長や園長が不在の時は次席が検食し、チェックした内容を伝えてから提供するよう配慮され、業者から食材が運ばれたときは、新鮮かどうか、賞味期限は切れていないかどうかのチェックを必ず行い、新鮮面、期限に関して、食材への安全面に徹底を期しています。食材の管理は、納入品は残さず使い切り、残食は廃棄し、再利用はしていないことを確認しています。献立表は、栄養士が、行事に合わせて栄養バランスを考えながら献立の考慮を行い、食事時間は、年齢・クラス別とし、また一覧表が作成され、給食室に掲示され、盛り付け時間を決めて適温給食が提供されています。献立メニューには、四季の移り変わり・各行事での関連あるものが献立されています。旬の食事の際は、ちなんだ話を行ない食文化に触れる機会とし、季節ごとに工夫を凝らし、メニューによって、子どもに殻むき等の経験をさせ、季節感や食を楽しむ工夫に取り組んでいます。子ども達が栽培した収穫物は、給食室で調理し食材の関心に繋げられ、5歳児はじゃが芋のカレー作り、さつま芋の焼き芋。4歳児は栽培した稲を収穫し脱穀、米とぎ、おにぎりづくりを体感し、食べる意欲、食への関心の育成に力を注いでいます。アンケートより、食への取り組みについて共感を得、給食便りは大人も食について興味が湧く内容だと、高評を頂いています。

  おやつは、献立表に沿い週3回、手作りのおやつを提供しています。楽しく食事ができる工夫として、3,4歳児はランチルームを使用し、乳児クラスは午睡と食事スペースを仕切り、工夫がされ、行事の際は、幼児組はバイキング形式で楽しく演出し、季節にあったテーブルクロス・ランチョマットで雰囲気を醸し出し、花を飾る等、目で楽しむ空間作りの付加に工夫を凝らしながら食を楽しむことを伝えている点は感性も養われとてもよい点です。食事マナー等については、川崎市保育指針に基づき、発達年齢に見合った給食年間計画、食育年間計画を立て、食事の介助、食事のマナー(手づかみからスプーンフォーク、箸への移行・姿勢)が身につくよう配慮しています。食前の「いただきます」食後の「ごちそうさま」の挨拶は徹底して実施されています。喫食に関しては、「実施献立喫食報告書」を毎日、各クラスの担任が記入し栄養士が把握しています。栄養士・調理師は幼児クラスで食事を共にし、乳児組には「おいしい?」「もぐもぐ、ごっくんしようね」など具体的な声がけをしてコミュニケーションを図っています。日々の献立表は保護者へ毎月配布され、離乳食を含め、昼食とおやつの見本については、玄関に展示され、保護者の皆さんが確認されています(アンケートより)。喫食状況は、乳児は連絡帳、幼児は保護者に伝える必要がある時は口頭で知らせる配慮をしています。保育士は、日頃から子どもの喫食状況を把握し、一人ひとりの子どもの状況に合わせ量を加減できるように配慮しています。病後の回復食については、該当園児に「健康連絡カード」を用い、確認後、配慮食を提供し、看護師、栄養士も健康連絡カードを見て対応するよう努めています。0歳児クラスは、離乳食だよりを保護者へ毎月配布し、保護者と情報交換に努め配慮しています。 

  長時間保育について、子どもが安定して過ごせるよう、要求を受容しながら関わっていくことを職員間で共通認識を図っています。出来る限り少集団の遊びや部屋の移動を最小限にする等の配慮を行い、子ども達がゆったり過ごせるように環境に配慮しています。コーナーの設定や好きな遊びが出来るようにくつろげる空間、時間を配慮して長時間保育に対応できる環境や遊具が整備されています。障害児保育では、入園前の障害児とその保護者との関わりについてを知り、園全体の職員がその子の障害を十分に理解しています。関係機関とは、連携が図られ、特に就学に向けて、療育センターからケースの引継ぎや関わり方の具体的なアドバイスを受け、必ず保護者の了解を得て実行するように配慮しています。また、視覚で訴えるカードを作成・使用し、視覚から、言語指示への理解に繋がり、障害児の発達に効果及び成果が出ています。障害児が園生活を送るために、職員は、具体的な取り組みや関わる姿勢から、園の子どもたちが理解するよう促しに努めています。また、障害児にあった施設の改善に努め、人的サポートによる援助の充実を図り、担任外の保育士も同じように関わりをしていくように努め、障害児保育に携わる職員は、統合保育研修、障害児研修に参加しています。日々の保育の様子をその子の保護者に密に伝え、保護者との信頼関係を大切にし、気持ちを受容するよう努め、共に育てる環境を作り上げています。東小倉保育園では、障害児保育、延長保育、乳児保育の特別保育が実施されています。特別保育では、長時間保育の子どもが多いことを考慮し、心身の状態を考慮し、通常保育との関連に配慮と工夫をしながら行なっています。緊急入園の受け入れについては、関係機関と連携し、速やかに行なうよう努めています。また、園では育児相談等、地域の子育て支援の取り組みを積極的に行っています。

  運営を改善する取り組みとして、幼児組では行事を行った際に保護者へ、感想アンケート用紙を配布し、乳児組では保育参加・保育参観時にアンケートの配布を行い、子どもの成長した点や行事に対して感想、意見を求め、回収をしている。内容は検討され、改善に向けて次年度の計画に織り込まれている。日常業務の効率化に向けた課題を見つける方法・仕組みについて、職員のプロジェクト担当が定期的に会議を開催し、業務の不具合点、不効率を見つけるように努めている。保育参観後、保護者の面談の中で、不効率の指摘などの意見があれば、プロジェクトが主催する会議で取り上げ、検討を図る取り組みを行なっている。運営改善の課題については、職員のグループ担当が定期的に会議を開催し意見を吸収し、把握された運営課題に関して検証・見直しを行っている。

 

評価結果(PDF版)(607KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630