◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
西宮内保育園
運営主体 川崎市
住所 中原区 宮内1-24-7
定員 90名
評価実施年月 平成20年1月〜3月
結果公表 平成20年 3月
評価機関 社会福祉法人 神奈川県社会福祉士会

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成18年11月8日〜12月16日
・園内研修で自己評価チェックリストを使って 個別に項目を評価したものを会議で出し合い、 園の問題点・課題を全職員で確認した。これを 受けて、川崎市の評価項目に沿って、職員で分 担し評価したもの持ち寄り、職員会議を4回行 い、全職員で討議し確認した。
・職員個別の自己評価時間は2時間。取りまと めは、2時間×4回。
評価調査員による評価
(訪問調査)
1月16日、1月30日
・事前訪問
 3名の評価調査員が、訪問調査に先立ち当保 育園を訪問し、施設の概要を把握した。
・訪問調査
 評価調査員は、利用者アンケート調査及び全 職員の総意による自己評価の結果を読み込んだ 上で、保育園を訪問し、園長はじめ職員との面 接・聴取、関係文書・記録類の確認、園児への 保育状況(食事状況を含む)並びに施設の利用 状況の観察等を行った。
利用者家族アンケート
(実施期間)

平成18年11月22日〜12月15日
・保育園から、予め保護者に対して第三者評価 実施が説明された後、当評価機関が準備した説 明書を添えてアンケート及び回収用封筒が配布 された。
・アンケートは、保護者が記入後回収用封筒に いれ、回収箱に投入してもらった。
・締め切り後、アンケートは保育園職員の立会 いのもとに回収数を確認のうえ、回収箱ととも に回収した。

総評(評価結果についての講評)

《特に優れている点》

1 保育の専門性を活かした「子どもに寄り添った保育」への取り組み

○園の平成19年度の重点課題に「一人ひとりの気持ちに寄り添う保育」を掲げています。

0歳児から5歳児のそれぞれの成長に合わせて、保育の姿勢とポイントを定め一人ひとりにきめこまかに配慮した保育を実践しています。

○0歳児は一人ひとりの生活のリズムを整えること、1歳児はゆっくりとした関わりあいの中で信頼関係を築くことです。2、3歳児は子どもの発達状況に寄り添い、優しく受け止め、やってみようという子どもの気持ちを育てることです。また、4、5歳児に対しては一人ひとりを温かく受容し、自分を表現できるように、思いやりの中で自信が得られるように励まし援助することです。

○園長を中心に職員全員がチームワークで保育環境の整備に努めています。職員がお互いの立場を理解し相手を思いやり、子どもの保育情報についての職員同士の知る努力と知らせる努力を日頃の保育活動の中で注意しています。保育基本方針に家庭との連携を蜜にし、ともに育てる意識と成長の喜びを共感していくことを謳っています。職員全員が保育の専門性を活かし、子ども一人ひとりに配慮した保育の実践に努めています。

2 広い園庭を使った運動遊びと自然の恵みで健やかに育まれる子ども達

○子どもが転びやすく唇を切るなどの危険性の改善に向けて、保育プロジェクトチームが子どもの運動発達という課題に2年間かけて取り組んでいます。0〜5歳児までの年間計画を立て、発達に合わせた遊びや活動の段階的プログラムを組んでいます。

○広い園庭では大きなひょうたん型線路を4歳児達による二人乗り三輪車が走っています。その隣では3歳児が大縄跳びを列になって跳んでいます。1歳児は、保育士が地面にアンパンマンやトーマス機関車などを描いた輪の中を歩いたり跳んだりしています。保育士が一緒にあそび、遊びの楽しみ方、ルールの大切さ、友達と関ることの楽しさを知らせることにより、子ども達は活発に遊びを楽しんでいます。

○職員の環境プロジェクトチームは、園庭の遊具や玩具の点検・洗浄や砂場の定期的な砂おこし、可動遊具の改善に取り組み、衛生面・安全面に配慮しています。こうした組織的な運動遊びへの取り組みは、体のバランス感覚が鍛えられ、転ばない、転んでも直ぐに手で防ぐなど機敏性が養われ、転倒や怪我が減少し、確実に成果を出しています。

○広い園庭には泰山木・イチョウ・さくら・柿・みかんなどがあり、自然の恵みを直接手に取ることが出来ます。四季の樹木、花や葉、栽培した稲など用いて制作活動をしています。園舎の横には野菜畑があり、各クラスによる栽培活動が行われています。土起こしから収穫まで、成長する過程でのさまざまな取り組みは、子どもに食物の大切さや自然の摂理を教える体験となっています。


《さらなる改善が望まれる点》

1地域を知り、地域の交流や支援の拡大への期待によせて

○毎日の園庭開放や毎月の身体測定・キッズたより発行、夏のプール遊びなど地域への子育て支援に努力しています。園としても地域に多目的ルームを開放し、定着利用を図りたいと企画しており、少しずつ成果が見られています。更なる成果を期待します。

・立地状況から子どもは中原区だけでなく高津区にも在住で小学校も両区に分かれますが、これまで中原区中心でした。高津区への広報の拡大や、小学校との交流を深めましょう。

・園の周辺への散歩の機会をより多く持つことにより子どもの地域への関心や社会体験が豊かになります。

・散歩コースごとに配慮すべき点や季節の変化・学びのポイントなどをマニュアル化し、職員間や保護者・地域の方々と共有できれば豊かさと危険防止に役立ちます。


評価結果(PDF版)(68KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630