◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
星の子愛児園
運営主体 厚生館福祉会
住所 多摩区菅稲田堤1-17-25
定員 150名
評価実施年月 平成20年11月〜平成21年4月
結果公表 平成21年4月
評価機関 社会福祉法人 川崎市社会福祉協議会

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年10月下旬〜11月25日
グループに分かれて、自己評価の担当項目を分担し た。その後、職員会議で全職員に周知した。  グループ別の自己評価の作業を2〜3回(1回30分 位)、また全職員への周知の為の職員会議を3回(1回2 時間)を要した。

評価調査員による評価
(実施日)

平成21年1月26・30日
第1日(1月26日) 9:00より、スケジュール確認、次いで、園長より保育園 概要の説明を受けた後、3調査員で園舎の見学、保育 観察、幼児クラスに分かれて昼食。12:30より14:30 まで書類調査。14:30より、園長、主任インタビュー。こ の間、適時、午睡の状況、降園状況、夕方保育を観 察。18:00終了。 第2日(1月30日) 8:00より、早朝保育・登園状況の観察。9:00より、ス ケジュール確認。次いで、各クラスにて保育観察、この 間、適宜、書類調査。11:30より、幼児クラスに分かれ て昼食。12:30より13:00まで書類調査。13:00より 順次、保育士、看護師、栄養士、非常勤職員へインタ ビュー。15:30、園長、副園長にインタビュー。次いで、 最終確認を行なって、17.30終了。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年11月1日〜11月21日(3週間)
星の子愛児園利用者(143世帯)を対象に実施。 平成20年11月1日〜11月21日(3週間) 保護者が無記名にて記入の上、封をして、園内回収箱 に投函。評価機関が回収し、集計。 平成20年11月25日 評価機関にて集計(回収100通、回収率70%)

総評(評価結果についての講評)

◆園の概要

星の子愛児園は、社会福祉法人厚生館福祉会(本部:川崎市多摩区)により、平成14年5月に開設されました。定員は生後2ヶ月から就学前までの児童を対象に150名の大型園です。クラスは、0歳児、1歳児(2クラス)、2歳児(2クラス)、3歳児、4歳児、5歳児の8クラスに分かれています。平日の7時から20時まで開所しています。
法人理念「至誠〜まごころをこめて」、保育方針「夢、愛、育ち、学び」を掲げ、日々の保育に取り組んでいます。法人は、昭和27年2月に設立され、現在当園を含めて4園を運営しています。
JR南武線稲田堤駅、京王線京王稲田堤駅より、徒歩2分、住宅地の一角にあり、傍をJR南武線の電車が走っています。付近には、多摩川や公園、遊歩道、畑や田んぼなどがあり、自然環境に大変恵まれています。園舎は、鉄骨造り3階建て、園庭と共に屋上にはプールを備えています。保育室は、全室が南に面し、全面が強化ガラスの明るい造りになっています。

◆優れている点

1.園長、職員のチームワークの下、保育理念、保育方針と保育目標が実践されています。

園は、法人理念「至誠〜まごころをこめて」、保育方針と保育目標「夢・・豊かな感性・創造性の芽を養い、子どもの夢をはぐくむ」「愛・・自然・生物に愛情をもち、思いやりの心を育てる」「育ち・・食べ・遊び・眠り・心身ともに健康な子どもを育てる」「学び・・人生に必要な知恵を学び、生きる力をはぐくむ」のもと、日々の保育に取り組んでいます。
園長は、園の開設から関わり、その実践に努めてきました。
園長は、毎朝のミーティングに出席して一日の予定の確認と職員体制の確認を行なうとともに、職員会議などに出席して、保育活動の進捗状況を把握し、評価・見直しを職員と一緒に行い、翌月の計画につなげています。
園のコミュニケーションを図る会議は職員会議の他に、毎月開催のリーダー会議、幼児会議、乳児会議、隔月開催の給食会議などがあり、保育内容の検討、情報の交換が行なわれています。
職員は、造形、音楽、食育、健康の班に分かれ専門分野の研修の機会を持ち励んでおり、保育内容の充実に結びついていると思われます。
園長は川崎市保育会、多摩区公私立園長会などの諸機関との関わりを通して、また、法人として開催の4園合同会議に出席して、そこで得た施設運営に関する情報を園の運営に役立てています。
園長、職員のチームワークの下、法人理念、保育方針と保育目標の実践に努めているとうかがえます。

2.園内に飾られた絵画やリトグラフ、多彩な行事により、子どもたちに“夢”を与えています。

園舎は、子どもたちに夢を与えられる場を提供したいと考え依頼を受けた建築家石山修武氏が、仏文学者サン・テグジュペリの小説「星の王子さま」に出てくる「帽子」のエピソードをモチーフにデザインした、大変芸術的な建物となっています。園庭にも、「ガリボーン」「がき大将」などユニークな名前の付けられた独特の形状の遊具や井戸水を利用したビオトープが備え付けられ、子どもたちが思い思いにのびのびと遊んでいます。
園内にも、石山氏や絵画教室講師の作品、「星の王子さま」のリトグラフ、子どもたちの作品群が多数飾られ、楽しい未来の国の雰囲気を形づくっています。
園で催される、七夕まつり、星の子夏祭り、運動会、星の子発表会、5歳児のお泊り保育など、季節や子どもの発達に応じた多彩な行事も子どもたちに夢を与えています。
幼児クラスには、絵画教室、体操教室、英会話教室のプログラムがあり、専門の講師の指導を受けながら、自分の思いをさまざまに表現する楽しさが体験できる機会となっています。
保護者アンケートからも子どもたちの満足が読みとれます。
保育方針と保育目標「夢・・豊かな感性・創造性の芽を養い、子どもの夢をはぐくむ」の実践に努めていることがうかがえます。

3.栄養士の積極的な取り組みが、豊かな食事に結びついています

バラエティに富んだ給食メニューと安全な食材で給食を実施しています。
年齢毎の活動時間に合わせて、旬の新鮮な食材を用いた温かい給食がクラスへ運ばれています。調理室の見えるランチルームで食事をすることもあります。
「かわいい料理」「世界の料理」など年間のテーマを決めて、子どもに人気のあるキャラクターをかたどった盛り付け、外国の料理など、給食が楽しみになるような工夫がされています。
野菜やコメを育てて食べたり、「お魚の解体ショー」として魚をさばく場面を見せる機会を設けて、子どもたちが食材に関心を持てるよう配慮しています。
栄養士と保護者との連携も密接であります。0歳児の離乳食の進め方やアレルギー除去食については、栄養士も交えて保護者と定期的な面談が行なわれ、きめ細かく対応しています。
保護者アンケートからも子どもたちの満足がよみとれます。

4.積極的に地域の子育て支援事業に取り組んでいます。

多様化する子育てニーズを十分に受け止め、産休明け保育、乳児保育、延長保育、一時保育や支援センターなど子育て支援事業に精力的に取り組んでいます。
一時預かり保育の子どもについても、保育の有資格者が専任スタッフとして配置され、一人ひとりについての経過記録を整備し、職員会議で通常保育との情報交換を行ないながら、きめ細かな保育を行なっています。
ふれあい子育てサポートセンターでは、電話、ファックス、メールにて、いつでも子育て相談を受けています。そして、育児の援助を受けたい人と育児の援助を行ないたい人との相互援助活動を行なうことを支援しています。
地域子育て支援センターでは、毎月、多彩なプログラムを用意して、子育て家庭の親子が集まる機会を、計画的に設けています。また、地域子育て支援センターには、保育園からの情報や、保育園に送られてきた子育て情報や子育て機関のパンフレットなども置いて、子育て親子への情報面の支援としています。
園は、21世紀型保育センターとして親と子を支える保育園を目指して努力されています。
これらの保育支援については、高く評価されていることが保護者アンケート結果からも充分うかがえます。



評価結果(PDF版)(397KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624