《園の概要》
川崎市立観音町保育園は川崎区に、昭和48年7月に開所した保育園です。静かな住宅地の中に、小学校に隣接して863.2uの広い園庭と鉄筋2階建て(526.7u)の保育園となっています。
当保育園は「在園児や地域の子どもたちの健やかな成長を願って、それぞれの家庭への子育てを支援し、家庭との連携を図りながら、成長の喜びを共感していく。」の保育理念の下に定員95人の保育を行っています。
職員は17名の正規職員と11名の非正規職員(非常勤、臨時)とで、0歳児から5歳児までの現在の入所107人に対して、通常保育の他に延長保育、障がい児保育も行っています。
《特に優れている点》
1.チームワークによる温かい保育
園長を中心に職員同士良好なチームワークを育み、情報を共有化して園児の意向を大切にした温かい保育に専念しています。
2.職員参加による保育環境作り
職員全員で、昨年の夏に園内の環境作りに取り組みました。園内の壁も職員自らで塗り替える大規模な取り組みです。保育室内の環境も見直し、遊具棚の作り直しもしました。
環境を変えていくということは点検にもなり、安全管理へと繋がっていきました。園内はよりきれいで整頓された環境となり、子どもの怪我も減り、良い相乗効果となりました。昭和48年の開設ですが、きれいで整頓され、職員や関係者による手作りの作品やおもちゃに囲まれた温かく家庭的なぬくもりのある環境となっています。
また、園庭が広く、日当たりの良い所で園児がのびのびと安全で快適に遊べる場所を確保しています。
3.体験による食育
年間食育計画を立て、子どもたちによる栽培・収穫、行事食の提供、クッキング等を通して、食材への関心や食べる意欲を育てることや食文化を伝えることをしています。
お月見団子作りでは、団子を丸めてお湯の中に入れてゆでるところから経験してもらい、「下に落ちて上がってきたらあがったよ」と教えました。やけどなどの怪我があってはいけないという縛りがある中、「経験は宝になる」「お料理をやってみたいという気持ちのきっかけになれば」と思って実施しました。お餅つきでは、うるち米やもち米を触り、カレー作りでは、ルーを作るところから見せました。
《さらなる取組を期待する点》
1.情報の共有化の徹底
正職員以外へは、ミーティングノートや伝達により情報の提供は適宜行われていますが、利用者にとっては区別なく同じ保育者であることを念頭に、各種会議にも参加の機会を持って、園全体として、なお一層の情報の共有化を図られることが期待されます。
2.保護者との連携の強化
園では、懇談会、保育参観、保育面談、連絡ノート、行事毎にアンケートを取る等、保護者の意向を汲み取るように努めています。また、園だより等の各たよりや保護者協議会の場等にて園からの情報を保護者へ提供しています。しかしながら、保護者の中には園の方針や保育内容を充分に理解していない状況も見受けられます。「家庭との連携」をすすめるためにも、積極的な情報提供や啓発活動の検討が期待されます。
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