◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
さぎ沼なごみ保育園
運営主体 社会福祉法人 なごみ福祉会
住所 宮前区 土橋3-1-6
定員 120名
評価実施年月 平成20年8月〜平成21年1月
結果公表 平成21年 1月
評価機関 社会福祉法人 川崎市社会福祉協議会

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年8月1日〜8月26日
○基本的には、職員会議(クラス会議)を利用し、全正規職員 が加わった形で評価項目に沿った自己評価を実施。

○最終的には、園長及び主任が全体をとりまとめを実施し、 自己評価票として提出。
評価調査員による評価
(訪問調査)
平成20年10月15日、10月21日
○第1日目(10月15日)の午前中は、評価調査チームから保 育園側スタッフ(園長・主任)に対し、評価調査の主旨及び調 査スケジュールについて概要説明。その後に施設内見学を 実施。全体施設見学後に評価機関請求リストに基づく保育園 側の準備された保育関係資料の内容確認。給食時は、3クラ ス(乳児、1〜2歳児クラス、3〜5歳児クラス)に分かれて入 園児と共に昼食をとり、給食状況及び保育職員の保育支援 の観察。午後は、職員会議の状況、保育職員及び専門職員 対象のインタビューの実施。その後は、保育室での保育支援 状況の観察、降園時の保護者と保育職員との引き継ぎ状況 確認、延長保育の観察による全体的に保育観察を主体。

○第2日(10月21日)は、早朝保育の登園時の保護者と保育 職員との引き継ぎ状況確認、及び自由遊びのクラスの保育 状況の観察。午前中は園長及び主任・看護師も含めて評価 項目関連のインタビューの実施。給食時は、評価調査者の3 クラス入れ替えによって入園児と共に昼食をとり、給食状況 及び保育職員の保育支援の観察。午後は、引き続きインタ ビューによる評価項目の確認(途中に栄養士のインタビュー) 及び平行して書面調査。最後に評価調査チームの総評をコ メントし現地調査を終了。
利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年8月2日〜8月21日
○さぎ沼なごみ保育園の入園児利用者(115世帯の保護者) を対象に実施。

○8月2日 評価機関からさぎ沼なごみ保育園あてに「利用者 (家族)アンケート」を送付。

○8月2日〜8月21日(約3週間)かけてアンケート調査。 保護者は、無記名にて記入のうえ封緘し、さぎ沼なごみ保育 園へ送付。送付アンケートは保育園側にて回収保管。

○8月26日 さぎ沼なごみ保育園より「利用者(保護者)アン ケート」を評価機関へ返送。評価機関にて集計。 (回収69通:回収率約60.0%)

総評(評価結果についての講評)

  開設後まだ2年半である「さぎ沼なごみ保育園」は、閑静な住宅街地域の中核の多機能型保育園として設置され、最寄りの鷺沼駅から徒歩3分の交通便の良い場所にあります。保育園を通過する民営鉄道の電車も園児にとっては、動く保育教材になっています。

  当保育園の保育支援には、運営母体である社会福祉法人「なごみ福祉会」の理念「共に生き、共に育つ」が引き継がれており、それは、異年齢児保育という環境の中で、担当クラス職員も含め、他のクラス担当職員の子どもたちに対する話しかけを大事にする、年齢を問わず、外国籍も問わず、障害も問わず、自由に子どもたちも笑顔で話し合うお互いの様子が、年齢差はなく、平等に、自然に、発言が可能な雰囲気と環境を作り出しています。 

  職員参加の保育支援の質の向上については、殆どの職員が全員が開設時採用の職員であるのが特徴です。特に、保育士資格を有するものは、川崎市保育会人材計画に沿った試験合格者採用者で、理念である「共に生き、共に育つ」という入園されている乳幼児のためにも、その保育姿勢の中に、保育職員の意識はリーダーシップ的な姿勢やインタビュー時での「自分たちで作ってきた保育現場」という自信の中に伺われているのが特徴です。

  保育内容の特徴は、子どもたちへの受容を第一に、傾聴・理解による対応が適切に図られていることです。基本的な生活習慣に対する支援も、一人ひとりの子どもの意欲を育てるため、見守る事を大切に子どもの自主性を尊重しています。多彩な保育活動「七夕の会」「芋掘り」「クリスマスお楽しみ会」「もちつき」「豆まき」「ひな祭りの会」、「盆踊り大会」「人形劇」「プール開き」、そして保育室内の遊具・玩具も用意されており、園庭の木工遊具やいろいろな遊具、砂場などが園児達にも自由に利用し、その周辺で遊ぶ姿が見受けられます。保育生活でも、人間関係の育みは大事な要素となっています。その中で「言葉」によって相手に伝える大切さにも、その場の状況を把握され対応する保育士の姿から伺えます。

  改善すべき要素は、保護者意向の把握があげられます。保護者との対話は送迎時、連絡帳などに限られています。アンケートの自由記述によると、「夏場の室内温度環境(幼児室)」「冬場の室内乾燥」「給食後の床汚れ」「保育室とトイレの区別」「備品保管整理」「廃棄物などのビニール袋置き場所」「屋外の砂場量」など、一見保育支援の実務上の便利さが時折不衛生と感じる場面があるようです。現状に満足することなく、保護者の声をさらに受け止め、運営上も含めた保育環境、保育支援の状況を保護者側へ説明する機会が必要な時期と思われます。職員同士が力をあわせ保育支援構築に貢献してきた自信を、さらに高められることを期待します。


評価結果(PDF版)(471KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630