◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
中丸子保育園
運営主体 川崎市
住所 中原区中丸子1155
定員 120名
評価実施年月 平成20年12月〜平成21年3月
結果公表 平成21年3月
評価機関 株式会社R-CORPORATION

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年12月11日〜平成21年1月15日

全職員個別に自己評価を行い(2時間)、職員会議(2時間×3回)を開き、評価のとりまとめを行なった。

評価調査員による評価
(実施日)

平成21年2月2日・平成21年2月4日
3名の評価調査員が評価項目を分担して調査を行なった。自己評価結果及び利用者アンケートの分析結果を元に、園長及び次席主査に対してヒアリングを行い、自己評価結果を確認した。職種に関わる評価項目については、保育士(幼児・乳児担当者)にヒアリングを行い確認した。保育内容及び保育環境等の観察が必要な評価項目を確認した。書類等の整備が必要な評価項目や自己評価の根拠に掲げている書類、資料等は現物を確かに確認した。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年12月8日〜20年12月22日
当保育園利用者123世帯に、保育園を通じてアンケートを配布し、保護者記入後(無記名)、返送用封筒に封入の上、評価機関が用意した回収箱を園内に設置して頂き、保護者に投函してもらい回収する方法とした。回収されたアンケートは、自己評価及び事前提出書類一式と合わせて保育園より評価機関に返送頂いた。

総評(評価結果についての講評)

《総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)》

・中丸子保育園は、保育プログラムについては、フレキシブルに対応しており、子ども達が気分が乗らない様子の時はプログラムを変えたり、続けたい様子の時は延長して対応しています。
・季節に応じた行事では、子どもの発達に応じて年間行事計画に組み込み、園では行事を多く設けています。
・身近な自然を活用し、ふんだんに遊びに取り入れ、季節を通して自然の変化を体感させ、五感を育み、自然と共に成長の一環を担い、土手や遊歩道などが近いという立地の良さを活かしながら保育に取り組んでいます。
・園では、保育園4園の合同のドッジボール大会や民間の多摩保育園とのドッジボール大会など積極的に交流が行われています。
・子どもの質問に対して、子どもの目線で聞く姿勢を持ち、乳児には目で言っていることを察してあげるように努めています。
・”慣れ保育”について、1日目は保護者と一緒に(食事も)、2日目は1人で食事まで、3日目からは昼寝までといった形で除々に慣れてもらうように配慮しています。
・子どもの要求や訴えに対しては、丁寧な対応をするように努め、表現が未熟で充分伝えられない子どもに対しては、1対1でしっかりと関わり、気持ちをよく聞いて充分受け止め、言葉で表しながら対応しています。
・子どもの生活習慣に関して、2歳児については保護者と一緒に生活習慣を進めていくことを考えて、成長の度合いを図りながら過程を保護者にも伝え、家庭と連携しながら考慮するよう努めています。
・排泄については、乳児は個人のリズムを考慮し、遊びに行く前後には声かけに努め、3歳児になるとお昼寝の前、お散歩の前に促し、就学前になると、活動前にはあらかじめトイレに行くことを教え、自発的に行くことができるように促しています。
・子ども達が育てた稲(中丸子米)を調理したり、野菜を作ったり収穫の楽しさを味わい、毎年子ども達がさつま芋を植えて収穫し、スイートポテトに調理して食べ、食材への関心や食べる意欲を育てるよう努めています。お誕生会はカレーの日に決めていて、誕生児がランチョンマットで食事をしています。季節によっては鯉のぼりの旗を立てる等、種々の工夫をし食事は楽しく楽しみであることを誘う工夫に努めています。・食事マナーについて、年令に応じ目標を決め、出来ないことを掲げるのではなく”出来る”を目標にしています。1歳児は「手を洗う、いただきますを言う」、年度末には「スプーンを使って自分で食べる」などがあります。バイキングの際、小さい子が机上にこぼしたものを年長さんが片付けたりしている。これらも食事のマナーの一環であり、下の子どもが見習いながら習得していけるよう導いています。
・子どもの好き嫌いについては、食べさせるのではなくて「一切れ食べてみようか?」と促す指導に努めており、保護者にも啓蒙しています。
・配慮食について、保護者から要望が出れば、配慮食カードに記入してもらい、配慮食を行っています。担当保育士と調理士が連携を図り、歯の関係でキザミ食としている子どもにも対応しています。配慮食から普通食への切り替えの際にも気を配っており、配慮食対応のカードが整備されています。年度当初の乳児の食事についても、配慮食と同様、一人ひとりの子どもに応じて提供しています。
・職員は言葉がけにおいて、子どもを呼び捨てすることや「ダメ」という言葉を遣わないように心がけており、保護者へも、先ず信頼関係を作ってから園の方針を伝え、理解を促しています。例えば、「走ってはダメ」と言わず、「ゆっくり歩こうね!」と言い換えた言葉がけに努めています。
・幼児クラスでは、週2回の異年齢交流の”なかよしデー”で自由な活動を取り入れ、クラスだけではなく、クラスの枠を超えて様々な表現活動が楽しめるよう工夫しています。
・お絵かきコーナーでは部屋中に大きな紙を敷いたり、園庭に大きな紙を敷いて思いっきり絵の具で絵を書かせたりして創作活動意欲を引き出しています。
・子どもの作品は目に付くところに掲示されており、季節に応じ、豆まき・お雛様・鯉のぼり・七夕などの作品を作って飾っています。夏まつりの行事の際には年長組が、忍者みこし・虹みこしなどを製作しています。毎年、年長により、みこしは工夫されています。
・子どものケンカの場面では、保育士が良く観るように努め、タイミングで見れていない場面の際は他の子どもに聞いて状況を把握するようにし、それぞれの話を両者に訊く事により、子ども自身が冷静に判断できるように促し、解決は子ども主体で行うように導いています。
・他国との種々の違いについては、「見守り・話し合い・認め合う」ことを心がけて接しています。外国人家庭の子どもでお弁当の中身に違いがあった場合について、子どもたちには習慣が違うことを話し、その母親には日本の習慣を教えたりして相互に理解が深まるように配慮に努めています。また、子どもの疑問に対しても、”違い”を認め合うように促しています。
・長時間保育では、子どもの疲れを考え、乳児組は布団を敷いて横になれるような配慮をし、押入れには手作りの玩具など遊具も揃え、好きなことが出来るように配慮しています。
・引き継ぎについて、遅番保育士(正職員)はリンゴマークを付け、当番者であることを保護者に明確にし、正職員についてはローテーションで替わるが、臨時職員については同じ人が保育に付いて保護者、子ども達に安心感を与えられるよう配慮しています。
・延長保育の際、職員は各クラスのチェック簿にて伝達、配慮事項を読んでから入るように努め、特別に引継ぎを要する項目については担任から直接口頭で伝えるように万全を期しています。
・障害児保育については、特別に支援を必要とすると思われるケースもあり、保護者も障害を受け入れる気持ちの整理もついていない場合を考慮し、各関係機関と連携を取り、保護者の配慮に努めています。また、障害児の園生活にあたり、保護者の理解の問題、もしくは障害を他の保護者へ知らせることについてはデリケートな問題と捉え、保護者の気持ちを配慮した対応に努めています。
・障害児の保護者への支援について、運動会や発表会などでは職員が付いて配慮したり、障害児の保護者が懇談会等で話した後の精神的フォローに気配りをし、共に育てるという気持ちがもてるような環境に努めています。
・地域における子育てについて、育児相談は立ち話程度から来園して相談するケース、電話相談のケースなど様々にあり、丁寧に対応し、相談については記録に残しています。
・家庭の親子が利用できるよう、園庭開放だけでなく室内も開放し、地域の親子に満足して頂ける様努めています。
・広報では、地域支援の担当者がいて「いっしょにあそぼう」「この指とまれ」「ニコニコキッズ」(玉川・南平間・中丸子3園で)「杜の家」、地域子育てサークルへの職員派遣など行っています。
・地域活動事業としては、移動動物園を招き地域にも呼びかけ好評です。


評価結果(PDF版)(391KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624