◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
小田中保育園 小田中乳児保育園
運営主体 社会福祉法人 川崎市社会福祉事業団
住所 中原区 下小田中1-11-1
定員 90名
評価実施年月 平成20年10月〜平成21年3月
結果公表 平成21年 3月
評価機関 株式会社 学研R&C

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年10月20日〜12月26日
全職員で自己評価を行い、園長を中心にまとめ ました。
評価調査員による評価
(訪問調査)
平成21年2月3日、2月4日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見 学・乳幼児観察・職員へのヒアリング・書類確認 等を行いました。

第1回目訪問調査
(事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児 観察/事業者ヒアリング/書類確認)

第2回目訪問調査
(事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書 類確認)
利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年11月10日〜11月24日
・利用者(保護者)へは保育園より手渡し配布。
(保育園は調査についての趣旨説明と提出促進を 実施)
・評価機関宛に利用者(保護者)から直接郵送。

総評(評価結果についての講評)

<特に優れている点>

○ 年間計画を立てて食育保育・健康教育を行っています
事業方針の重点目標に「栄養士・看護師の独立配置の利点を活かし、食育保育の充実や健康管理の充実を図る」と明記しています。それをふまえて園では、年間の食育計画と保健計画を策定し、3〜5歳児を中心に食育・健康指導を行っています。
畑や園内のプランターでは、人参・オクラ・さつまいも・ジャガイモ・なす・ピーマン・キュウリ・大根・サトイモ等を育て、子どもたちが収穫し、調理してもらって味わっています。田植えも行い、秋には皆で収穫しておにぎりを作りました。
調理保育として、3歳児はとうもろこしの皮むきやクリスマスケーキ作りをしています。4歳児はこれに加えて白玉団子やパン作りをしました。さらに、5歳児ではパウンドケーキ作りや梅ジュース作りも体験しています。収穫したジャガイモやサツマイモを使ってカレーや茶巾絞りを作ることもあります。このような取り組みは子どもたちの食への関心を深める機会となっています。
また、年間計画のもと、栄養士が、食事のマナーや食材の話(卵の話、カルシウムの話、食物繊維の話等)を行っています。子どもたちは真剣に聞いているようです。この栄養士のお話や調理保育の様子は、給食だよりに載せ、毎月保護者に伝えています。利用者アンケートにも「子どもが食に関する興味が増えた」という声が寄せられ、保護者からも好評を得ている様子がうかがえます。
健康管理に関しては、保健計画のもと、看護師が、歯ブラシの使い方・手洗いの仕方・からだの話・風邪の話・鼻のかみ方等を子どもたちに指導し、子どもの健康管理を行っています。また、毎月健康だよりを発行して、保護者に季節の健康管理についてお知らせしています。


○ 子どもたちが楽しく園生活を過ごせるように行事を工夫しています

子どもたちが園生活を楽しく過ごせるように、季節に応じて多彩な行事を行っています。春にはふれあい動物教室・小運動会・遠足、夏には七夕・夏祭り・おばけやしきごっこ、秋には芋掘り・オダリンピック(運動会)・焼き芋・親子で遊ぼう会、冬にはお楽しみ会・もちつき・お店屋さんごっこ・獅子舞・節分・ひな祭り等を行っています。このほか、地域の方が参加できる行事として、移動動物園・人形劇・焼き芋会等があり、子どもたちが地域の方と触れ合える機会となっています。また、オダリンピック(運動会)やお楽しみ会には保護者会も参加し、楽しい企画となっています。
子どもたちは、行事に向けてさまざまな準備をして楽しんでいます。特に5歳児クラスでは、年間計画のもと、夏祭りに向けて太鼓の練習をしたりおみこしを作ったり、オダリンピックに向けて縄跳びや跳び箱の練習をしたり、お楽しみ会に向けて劇の練習や幕間の出し物の練習をしています。お楽しみ会の合奏の練習として、3・4歳児はすず・カスタネット・トライアングル等、5歳児はピアニカ・木琴・タンバリン・シンバル等の練習に取り組んでいます。
このような機会は、園目標である「子どもの心と意欲を育てる」取り組みとなっています。


○ 乳児園舎と幼児園舎に分かれており、それぞれがのびのびと過ごせる環境になっています

園舎は、乳児園舎と幼児園舎に分かれており、それぞれに園庭があります。乳児の園庭では、0〜2歳児だけでのんびりゆったりと遊ぶことができています。乳児園舎の保育室には巾の広いベランダがあり、雨の日でも外気にあたることができます。また、各園舎に厨房があり、0歳児の離乳食等に関して、細かい情報交換を行い、きめ細かな対応がされています。
幼児園舎の保育室は園庭に面しており、すぐに庭に出ることができるようになっています。そのため、自由時間には外で遊ぶことが多く、活発に遊ぶ姿が見られます。すべり台・ブランコをはじめ遊具も多く、三輪車・フラフープ・ドッジボール・サッカー等で、年齢の低い子どもを気にすることなく、思い切り遊ぶことができています。
園舎が分かれていることでのびのびと過ごす様子が見られました。


<さらなる取り組みに期待する点>

○ 一人で落ち着いて過ごしたい子どもの環境づくりを期待します

各保育室には、取り出しやすいように低い棚におもちゃがしまってあります。また、遊ぶスペースにじゅうたん等を敷き、落ち着いて過ごせるように配慮しています。しかし、子どもが一人になりたい時にそっと過ごせる空間がみあたらない状況です。ついたて等でコーナーを設ける等、子どもが一人で静かに過ごせるような空間作りを望みます。


評価結果(PDF版)(335KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630