◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
下作延中央保育園
運営主体 財団法人 神奈川県民間保育園協会
住所 高津区下作延2-6-3
定員 120名
評価実施年月 平成20年7月〜平成20年12月
結果公表 平成21年3月
評価機関 株式会社R-CORPORATION

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年7月24日〜7月30日
個別に自己評価を行い職員会議を(2回×1.5時間)行った。1班5名の班を編成し各班ごとに音読(2回×1時間)及び討論、意見交換を行った後、再度個別(1時間)に評価のとりまとめを行なった。

評価調査員による評価
(実施日)

平成20年8月26日〜8月27日
3名の評価調査員が評価項目を分担して調査を行なった。自己評価結果及び利用者アンケートの分析結果を元に、園長及び副園長に対してヒアリングを行い、自己評価結果を確認した。職種に関わる評価項目については、主任保育士(幼児・乳児担当者)、看護師、栄養士にヒアリングを行い確認した。保育内容及び保育環境等の観察が必要な評価項目を確認した。書類等の整備が必要な評価項目や自己評価の根拠に掲げている書類、資料等は現物を確かに確認した。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年7月14日〜平成20年8月1日
当保育園利用者に、保育園を通じてアンケートを配布し、保護者記入後(無記名)、返送用封筒に封入の上、評価機関が用意した回収箱を園内に設置して頂き、保護者に投函してもらい回収する方法とした。回収されたアンケートは、自己評価及び事前提出書類一式と合わせて保育園より評価機関に返送頂いた。

総評(評価結果についての講評)

《総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)》

保育内容について、園の方針では、“怒らない保育”を行なっています。子どもとの信頼関係を大切に考え、子どもの気持ちを掴むよう努め一人ひとりの理解を深め、受容を行う保育に努めています。
登園時や保育時に泣いている子どもについては、登園時には保護者や保育士がスキンシップに努め、母と子ども、保育士と子どもの信頼関係は重要である考えを示した保育に努めています。基本的な生活習慣について子どもが身に付けられる保育を心がけています。例えば、衣服の着脱が時間がかかっても自分でできるように援助に努め、脱いだ後には衣服をたたむ癖をつけるように自立を視野にいれた促しを努めています。
排泄に関しては、個人のリズムを把握し、自主性を尊重し、リズムを習慣付ける対応を行っています。
園では多様な遊びが伸び伸びと出来るよう、基本的に子ども達が自由遊びの時間で興味を持った分野を伸ばすように努め、子どもの”達成感”を大切にし、自由に遊べるコーナーを整え、自発的に活動できる環境が整備されています。
園の玩具、遊具についても、十分に準備できています。
身近な自然や社会と関われる取り組みを実施し、子どもの五感に働きかける保育に努めています。
保育者は、子ども達と良く付き合い信頼関係をつくり理解できるように努め、子どもが自分を表現できるように援助に努めています。
自然の触れ合いの機会では、園内での小動物の飼育や、年1回の移動動物園で直接触れる機会を設けて楽しみな、園内の四季折々の草花や散歩での景色・風景で感性を育んでいます。
園では、数・量の感覚を身に付けるよう生活(今日の人数、時計の読み方、カレンダーを手作り等)を通じて指導しています。
様々な表現活動として、園では子ども達の共同作品を作製に力を注いでおり、昨年は鼓笛隊のフィギュアを作成し、園児作品展にも出品しており、質の高い活動が見られます。
園の特色の一つとして、音楽活動に力を入れており、鼓笛隊は毎年発表会を行っているなど、音楽に触れ合う機会を多くあります。音楽教育には毎週1回、講師を呼びリトミックを取り入れた活動では、大きな特徴です。また、体育の活動にも活発で、ドッジボールなどは盛んであり、交流試合にも出来れば出場したい意気込みがあります。
園では音楽教育を重視しています。専任の講師が毎週金曜午前中3から5歳児対象でリトミック教育を実施しています。また月1回専任講師により3から5歳児対象に歌唱指導を行なっています。
園の体力づくりでは毎朝のかけっこや体操の実施による体つくり・体力増進に努めています。またスイミング指導(5歳児対象)は月1回第2火曜日に実施しています。
児童野外活動センター・こどもの杜は年11回実施しています。
園庭開放、休日保育、プール開放など地域に向けた様々な取り組みを行っています。
障害児保育、お泊り保育、音楽遊び、鼓笛隊(4歳・5歳)、リトミック、スイミング指導などを行なっています。
職員の質の向上に受けた取組みでは、職員の希望を取り入れ、適切な研修会を確保しています。就業環境については、人員・人事計画を立て、試験は地方公務員試験問題で行い、採点は専門機関に依頼し、人材育成には特に力を注ぎ、処遇・就業環境の配慮に努めています。若い職員の採用が多いですが、若いエネルギーを活性し、保護者の方々に理解を求め共に園を創り上げていく姿勢でいるところは今後に期待が寄せられます。
保育の質の向上や改善・点検については、職員会議、保育会議、リーダー会議等で職員が自由に発言してもらい職員参加によって積極的に取り組んでいます。
乳児期の寝返りの姿勢については、厳しく園内で指導されています。腹ばい寝については、時間ごとにチェックする体制が定着しています。対応する保育士は、おおむね決められているが、延長保育などでその保育士が対応できないケースもあるので、あまり特定して子どもが他の保育士に馴染まないことがないよう注意を払う考慮がされています。保育の大前提は全保育士で全園児を見ることにしており、延長保育でシフトを組んで対応するよう配慮をしています。一人ひとりへの声かけは、園の方針として徹底しており、保育士はほとんどが正職員であり引き継ぎ等の問題はありません。引き継ぎは、口頭・文書両方で行い、文書に残すのは事務を中心とし、離乳食は記入したものと共に引き継がれており、お迎えが代わった場合にも文書に残すよう注意を払っています。
長時間保育での環境整備について、保育者は子どもの要求には応じゆったり過ごせるよう長時間保育に配慮しています。長時間になると子どもは自由にのびのび遊んでいる様子が見られ、保育士は、安全管理に重点を置いた保育をしています。園として、安全な環境整備をするよう事に重点が置かれています。
延長保育ではグループ活動はさせない方向とし、子ども達が個々にゆったり過ごせるよう自由に遊べるよう配慮し、異年齢とごっこ遊びや上の子どもが年下の子どもの面倒を見ている光景を多く目にしました。
延長保育の引き継ぎは基本的に口頭で行われ、聞いた職員はメモをとり、何かあれば保護者に速やかに伝えるようにし、延長保育日誌を用い翌日のミーティングで確認する体制が徹底しています。また、子どもの状況について連絡のノートを使用し、保育士同士、連絡引き継ぎ忘れやミスがないよう行なっています。多様な子育てニーズに応じて園では、延長保育、一時保育、休日保育、障害児保育などの他、地域交流やリトミックなど、多様な取り組みを行っています。
特別保育では長時間に亘ったり、通常保育と異なる状況にあるので、特に子どもの心と身体に配慮をしています。眠い子どもは無理をさせずに休ませるように配慮した保育を行なっています。
園は地域子育て支援センター事業の実施園ではありませんが、子育ての電話による相談、園庭開放時における相談等において、相談を受けつける体制は整っています。
地域活動事業では、園庭開放やプールを開放したり、移動動物園に近くの無認可保育園の園児、近所の子どもを招待して参加をして頂く支援を行なっています。
現状、外国籍でコミュニケーションがとれないケースは無いとのことであり、色々な国、色々な文化があることを子ども達に現実を知らせ、子ども達は当たり前に受け止めている様子ですが、文化の違いを積極的に教育していくという面については、意識的に取り組むという側面から今後更に取りいれていく必要があると思われます



評価結果(PDF版)(409KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624