◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
新日本保育園
運営主体 社会福祉法人 新日本学園
住所 中原区木月伊勢町3-3
定員 180名
評価実施年月 平成20年11月〜平成21年3月
結果公表 平成21年4月
評価機関 社会福祉法人 川崎市社会福祉協議会

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年11月1日〜平成20年11月25日
○基本的には、最初に全職員個別に自己評価し、職員会議 (勉強会)で全正規職員が加わった形で評価項目に沿った自 己評価の最終結果をまとめる。
○最終的には、園長及び主任が全体をとりまとめを実施し、 自己評価票として提出。

評価調査員による評価
(実施日)

平成21年1月15日、1月20日
○第1日目(1月15日)の午前中は、評価調査チームから保 育園側スタッフ(園長・主任)に対し、評価調査の主旨及び調 査スケジュールについて概要説明。その後に施設内見学を実 施。全体施設見学後に評価機関請求リストに基づく保育園側 の準備された保育関係資料の内容確認。給食時は、3クラス (2歳児クラス、3〜5歳児クラス)に分かれて入園児と共に昼 食をとり、給食状況及び保育職員の保育支援の観察。午後 は、保育職員及び専門職員(看護師、栄養士)対象のインタ ビューの実施。その後は、保育室での保育支援状況の観察、 降園時の保護者と保育職員との引き継ぎ状況確認、延長保 育の観察による全体的に保育観察を主体。 ○第2日(1月20日)は、早朝保育の登園時の保護者と保育 職員との引き継ぎ状況確認、及び自由遊びのクラスの保育状 況の観察。午前中は園長及び主任を中心に評価項目関連の 内容確認及びインタビューの実施。給食時は、評価調査者の 2名がクラス入れ替えによって入園児と共に昼食をとり、給食 状況及び保育職員の保育支援の観察し、1名は未確認の保 育関係資料の内容確認。午後は、引き続きインタビューによ る評価項目の確認及び平行して書面調査。最後に評価調査 チームの総評をコメントし現地調査を終了。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成20年11月1日〜平成20年11月25日
○新日本保育園の入園児利用者(183世帯の保護者)を対 象に実施。 ○10月28日 評価機関から新日本保育園あてに「利用者(家 族)アンケート」を送付。 ○11月1日〜11月21日(約3週間)かけてアンケート調査。 保護者は、無記名にて記入のうえ封緘し、新日本保育園内回 収箱に投函。 ○11月25日 評価機関にて、新日本保育園より「利用者(保 護者)アンケート」を回収。評価機関にて集計。 (回収154通:回収率約84%)

総評(評価結果についての講評)

開設から45年経過する「新日本保育園」は、閑静な住宅街地域の一角にあり、0歳児保育及び産休後保育など川崎市保育支援の先駆的な保育園として設置されているのが特徴です。 最寄りの駅も、元住吉駅及び武蔵小杉駅の両駅から徒歩約10分の場所に位置し、利便の良い立地条件です。 保育園の敷地は、園舎は北東側に位置し、園庭を南東に配置した陽当たりの良い場所を確保しており、園庭は東・南・西側の道路に面し、北側に当該保育園の母体である社会福祉法人新日本学園の園庭と隣り合わせになっています。 歴史ある積み重ねの保育支援技術は、職員全体に浸透しており、経験豊富な保育担任も、職歴の浅い保育担任も、園長を中心としたお互いの信頼関係が厚く、相互に資質を高める姿勢も良い保育支援へと繋がっているといえる保育園です。

【優れている点】 @ 理念の中にある「共育て」を主流に、子ども自身が自分の思いや意見を保育担任にはっきり言えるように、子ども主体の受容を第一としている点があげられます。その中で「心と身体づくりを大切に、(いのち)を守り、よい刺激を与えて経験しながら身につく活動を大切に、人間としての土台がしっかりとバランスよく育つように、子どもを核として、園と保護者が補いあう(共育て)を基本とします。」という点があげられます。
A 「食育」を大事にしており、食材の関心と、その食べる意欲を育てることに重点をおき、調理担当(栄養士)と保育担任が連携し、子どもたちが楽しく食事ができるようにしている点。その中で、多彩な行事食と、手作りおやつも好評で、「手作りシフォンケーキ」、また「胡麻ケーキ」「雷蒸しパン(サツマイモ入り)」「シュガートースト」という点があげられます。
B 子どもたちの生活の場となる保育室内は、自然光を取り入れる窓も充分な広さで、温かい日差し、窓の開放により外気を取り入れた自然通風が子どもたちにとって快適な環境となっている点があげられます。更に保育室内の定期的清掃、玩具・備品類・寝具類、また園庭や砂場及び固定遊具等の消毒・乾燥・安全点検などによる衛生面からも安全面からも快適な環境を提供している点があげられます。


【独自に取り組んでいる点】

@ 保護者からの意見や要望を聞く取り組みは、保護者中心の「父母の会」との連携支援の協力体制が整っており、相互情報交換、総会開催などを利用して意見及び要望や課題解決などに対応されている点があげられます。
A 地域住民やボランティア交流の場としても、長年(開設45年以上)の保育支援の信頼性が自然と多くの実習生受け入れにつながっており、その将来保育士を目指す実習生(短大生・高校生など)は、毎年13校25名程度。また看護学校の学生30名程度、小学校総合学習の一環での小学生及び中学生の職場体験学習など実績を有し、多くの実習生受入が可能な点があげられます。
B 冬場の床暖房による室内乾燥等の防止にも気配りがみられ、特に子どもたちの水分不足の心配には、日常保育支援の中での白湯(乳児)、麦茶(幼児)の給食時の提供及び随時提供による「水分補給」を常に重要配慮事項としている点があげられます。
【改善すべき事項】

@ 保護者と保育園との信頼関係は伺え、連絡帳などによるきめ細かな対応も伺えます。しかし人一倍子どもに対する心配の思いから一部保護者の中には、情報不足に対する不安も伺える声があります。連絡帳などの記録内容また健康診断結果などの情報提供においても、保護者への細心を配る必要があるでしょう。保護者の不安感を取り除き、満足を高めるように、いろいろなツールも今後の勉強会を通じて見直されることが望まれる点があげられます。
A 保護者の意向として「個別面談」を多くして欲しいとの希望があります。現在は、懇談会後のクラス毎に分けられた保護者との打合せ会として設けられています。その他に保護者からの希望によって随時「個別面談」ができるように可能性を一度検討する必要があると思われます。
B 園内、園庭、保育室内の清掃、消毒、安全点検など快適な環境を維持するための「安全衛生確認チェックリスト」の記録管理を再度点検し、職員全員の情報共有を図る上でも必要な項目の整備及び見直しがあげられます。



評価結果(PDF版)(429KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624