《園の概要》
当園はJR南武線「稲田堤」駅から徒歩3分の商店街と住宅に囲まれた交通至便な一角にあります。
近隣には郵便局や銀行、病院、交番、小学校などがあり、また、徒歩15分以内に河川や梨園、広域避難場所に指定された公園等があり、自然環境にも恵まれた場所にあります。働く親や保護者にとっては、通勤途中の立ち寄りやすい立地となっているとともに、子ども達にとっては社会勉強ができる環境となっています。
《特に優れている点》
1.健康な身体づくり
当園では園児の健康な身体づくりに園長を始め全職員が真剣に取り組んでいます。生活リズムを整えるため「早起き、早寝、朝ごはん」をスローガンとして掲げています。毎日の生活リズムが一定になれば食事や排泄も一定のものになり健康体へと導かれるものと思われます。
当園では健康な身体づくりの一環として室内では冬でも靴下をはかず、また、食事については栄養士や調理職員は温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べてもらうことを心掛け、園外へでかけている園児については、担当の保育士と携帯電話で帰園時刻を連絡して温かな食事を提供できるようにしています。
2.外国人市民の文化の違いを尊重
当園では、アジアからヨーロッパまで実に多くの外国人市民の子どもを保育しています。歴史的背景や宗教・政治体制を含めた社会的背景を考えると外国人市民の対応には苦慮することが多く、日々勉強して対応しています。当園では、子ども達にその国の気候、暑さ、寒さ、時差等をわかりやすく説明しています。また、民族舞踊や民族楽器の話をしてその国の文化を尊重する心を育てています。
保護者向けには、外出時の日本式弁当「おにぎり」を紹介したり、ひな祭り、七夕祭りなど日本文化や行事も折に触れ紹介しています。また、今年はお正月やお祝い時の外国料理を外国人市民の保護者から教えていただき、日本人保護者に紹介してそれぞれの文化の違いを認識し尊重しています。
3.業務の標準化の充実
「菅保育園保育士マニュアル」として運営方針・業務内容・各種マニュアル・各クラス年間計画などが1冊にまとめてあります。1冊ごとに番号を振り、職員に貸し出しという形で個人ごとに配布し、手元でいつでも閲覧できるようになっています。これにより業務の標準化・職員のスキルアップにつながっています。
4.研修体制の確立
菅保育園職員研修実施計画が、園長研修、主査研修、保育士研修、給食担当者研修、用務員研修などの職種別・対象者別に策定され、本人の希望に沿って受講できるように配慮しています。また、新任研修、非常勤研修も行っています。
職員は保育士研究部会、統合研究部会A・B、看護師研究会、栄養士研究会、公私立研究会、幼稚園連携研究会などの研究や研修に参加し、自己研鑽に努めると共に、日々の体験を基にして今後の保育の方策や研究に役立てるようにも努めています。
《さらなる取組を期待する点》
1.保育計画と指導計画の明確な区分の徹底
当園では、保育計画と指導計画について認識の混同が見られます。保育計画は園長の責任のもとに、入所期間内に目標を達成できるよう構成された一貫性のある全体計画であり、指導計画はクラス担任の職員が保育計画に基づいて作成する実践計画であることを全職員に周知されることが望まれます。
2.「保育理念」の見学者・保護者への周知徹底について
菅保育園の「保育理念」、「保育目標」、「保育の柱」が明文化されています。職員は理念や目標などを事務室に掲示し、会議においても理念や方針を話し合っています。日頃から園児と接する際には常に念頭に考え行動しています。また入園説明会・保育説明会でも説明しています。
しかしながら、保護者や見学者に配布する、「菅保育園のごあんない」と「入園のしおり」には、「保育理念」が明記されていません。今後は、配布物等を通じて理念の周知徹底の検討が望まれます。
3. 土曜日・日曜日の保護者への参観日の検討
保護者などの見学は、常時可能である事を入園時の懇談会や「園だより」等で周知させています。また園の諸行事については年間予定を入園時にお知らせすると共に1ヶ月前に予告する等して保護者が参加しやすいように配慮しています。
しかし、保護者の就労の多様化に伴い、土曜日・日曜日の参観日を設けて、保護者参観できやすい日を設ける等の配慮する体制の検討が望まれます。
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