◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
くじ保育園
運営主体 社会福祉法人 大慈会
住所 高津区久地3-16-1
定員 60名
評価実施年月 平成21年5月〜平成22年1月
結果公表 平成22年1月
評価機関 株式会社 学研データサービス

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成21年5月15日〜平成21年10月6日
全職員で自己評価を行い、園長を中心にまとめました。

評価調査員による評価
(実施日)

平成21年11月2日と平成21年11月5日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見学・乳幼児観察・職員 へのヒアリング・書類確認等を行いました。 第1回目訪問調査 (事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児観察/事業者ヒアリン グ/書類確認) 第2回目訪問調査 (事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書類確認)

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年12月25日〜平成22年1月15日
85通を利用者の家族に渡し、回収ボックスに投函してもらい回収した。
利用者本人調査方法
(実施期間)

平成22年2月15日と平成22年2月18日
訪問時の観察による調査

総評(評価結果についての講評)

《園の概要》  くじ保育園は平成19年に開園した公設民営の保育園です。建物は鉄骨2階建てで、保育園はその1階部分を使用しています。2階には高齢者施設があります。溝の口駅、高津駅から徒歩20分ほどの位置にあり、近隣には自然の豊富な公園が多くあります。 《特に優れている点》

○ 情操が豊かになるように心がけて保育を行っています
玄関には、季節に応じた花が飾られており、季節感を感じるほっとする空間となっています。
子どもたちが本物の音楽に触れることができるように、週1回、ピアノと声楽の講師による音楽リズムの時間を設けています。年間計画のもと、子どもたちと一緒に四季の歌やわらべ歌をうたっています。良い音楽に出会い、イメージを膨らませ、感性や想像力を育てる機会となっています。
また、良い絵本に触れることができるよう、月1回、お話会を開いています。絵本の読み聞かせのほか、保育士たちによる朗読劇も行っています。保護者には、読み聞かせの様子を写真で伝えたり、絵本の紹介をしています。また、月1回、園長による昔話の会を行っています。園長が和装し、昔話をじっくりと聴かせています。これらの取り組みを通して子どもたちの情操が豊かに育てられています。園の環境としては、廊下の突き当たりを利用して、絵本のコーナーを設けています。低い棚に絵本が並べられ、絨毯を敷いたくつろげるスペースとなっています。その端には「絵本の救急箱」が置かれており、傷んだ絵本を入れるようになっています。絵本を大切にする気持ちが育っています。

○ 表現することの楽しさを子どもたちに伝えています
子どもたちの体力作りと表現する力を引き出すことを目的として、週1回、リトミックを行っています。保育士が交代で指導にあたり、ピアノに合わせて、鳥になったり、電車になったり、身体で表現することを楽しんでいます。0〜2歳児クラスと3〜5歳児クラスに分かれていますが、初めは保育士の動きを見るだけだった0〜2歳児も、毎週行うことで、秋ごろには一緒に表現遊びを楽しむことができるようになっています。
週1回、造形遊びの専門講師が来園しています。3〜5歳児クラスを1回ずつ回るため、3週間に一度の講座となります。万華鏡を作ったり、ボディペインティングや機織りなどを行ったりして、普段の保育の中で行うものとは少し違った作品を作り、表現することの楽しさを学んでいます。
3〜5歳児は毎日、日中、夕方の時間を活用して、集団遊びを行っています。異年齢で鬼ごっこや縄跳びなど遊びを選んで、身体を使ってのびのびと遊んでいます。体力がつくことはもちろん、ルールを守ることを学ぶ機会となり、また、異年齢で遊ぶことでの思いやりの心も育っています。
○ 子どもたちが楽しめるよう様々な工夫をして行事を行っています
子どもたちがいろいろな経験をして楽しく過ごすことができるようにと、遠足、ジャガイモ堀り、夕涼み会、笹もやし、お泊まり会、敬老の日集会、運動会,いこいの家ふれあい祭り、クリスマスコンサート、クリスマス期末パーティ、お餅つき、生活発表会、卒園期末パーティなど様々な行事を行っています。夕涼み会、運動会には地域の方も招いています。また、敬老の日集会には園児の祖父母と交流を行い、いこいの家ふれあい祭りでは地域の高齢者と交流をしました。お泊り会では、世界の国の子どもたちの現状を伝え、命の大切さについて話す機会を持ちました。このような様々な取り組みと工夫を行うことで、子どもたちの生活の幅は大いに広がっています。

《さらなる取り組みに期待する点》
○ 保育室の清潔と安全面についてより一層の配慮を期待します
保育室は庭に面しており、園庭にすぐに出られるようになっています。外から入る時には足を洗ってから入ることとなっていますが、庭から保育室にすぐに上がれる状態であるため、横から入ってしまう子どももいます。そのため、床が砂でざらついてしまう様子が見られます。そして、その後、すぐに食事などの活動に入るため、なかなか掃除ができない状況です。改善策の検討を期待します。
また、保育室を仕切っている棚の上に、コップを入れたかご、保育用品や連絡簿などがのっています。見た目も雑然としますし、その下で午睡もするため、安全のためにも上には物を置かないような配慮を期待します。
○ おもちゃのコーナーのさらなる工夫に期待します
0歳児のクラスには、おもちゃが低い棚に並べられ、その前に絨毯が敷いてあり、いつでもおもちゃを取り出して遊ぶことができるコーナーが作られています。3歳児のクラスにはおままごとのコーナーが作られているものの、基本的に1〜5歳児のクラスでは遊びの時におもちゃを棚から出して使うこととなっており、おもちゃのコーナーが作られていないのが実状です。いつでも自由に遊べる環境作りのためにも、棚や絨毯などを工夫しておもちゃのコーナーを工夫されることを期待します。


評価結果(PDF版)(327KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624