◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
宮前平保育園
運営主体 株式会社 日本保育サービス
住所 宮前区鷺沼1-22-6
定員 45名
評価実施年月 平成21年7月〜平成22年3月
結果公表 平成22年4月
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成21年10月〜平成21年12月
全職員が参加し、職員会議などを通して検討を重 ね、その結果を園長がとりまとめた。

評価調査員による評価
(実施日)

1日目:平成22年1月20日
2日目:平成22年1月28日
評価調査員3 名が2 日間訪問し、現場視察・書類確 認・面接とヒアリング(園長・職員2 名)および園 児の観察を行った。

利用者家族アンケート
(実施期間)

配付:平成21年12月10日
回収:平成21年12月25日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を 園から渡して、園に回収ボックスを備え、密封・無 記名の状態で回収し、そのまま評価機関が持ち帰っ た。

総評(評価結果についての講評)

【 特色 】

1.立地及び園歴
当園は東急田園都市線宮前平駅から徒歩8分の、周辺は公園・マンションなど住宅に囲まれた閑静な住宅地に立地し、昭和51年(1976年)12月1日に川崎市宮前平保育園として開設され、平成21年4月、公設民営(指定管理)化して現在に至っている、33年の歴史を有する保育園です。
2.規模
園舎は延べ床面積811,67u、敷地面積1650u、定員150名の大型保育園であり、生後5ヶ月から就学前児童を預かっています。
3.指定管理(公設民営化)として発足
平成21年4月1日から、鞄本保育サービスを指定管理者として、当保育園は公設民営保育園として新たにスタートしました。スタートに際して、鞄本保育サービス職員5名が平成21年4月のスタートに備え、平成20年10月から園内に入り準備を行いました。
平成21年4月から指定管理として公設民営化するにあたり、保護者への説明を行って理解を得ることと、受託者である鞄本保育サービスの運営準備に備えるため、保護者・川崎市・鞄本保育サービスの三者会議を平成20年度中に7回(20年7月2回・9月・11月・12月・2月・3月)行って21年4月のスタートに備えてきました。更に、スタート後の平成21年度に入ってからも、三者会議は既に4回(6月・8・10月・12月)開催して、園運営が順調に行われるように努力しています。
指定管理1年目の園運営は、原則的には公立運営の踏襲としてスタートした。次年度の平成22年度からは、「公立 + 民営」としての特色を活かしたサービス向上のあり方を検討中であります。

【特に優れていると思われる点】

1.子どもと向き合った保育
職員は子どもの発言や要求に対して、さえぎったり、あと回しにすることなく、子どもと目線を合わせて優しく話し合っています。常に子どもを受容して、子どもたちが何を話したいのか、何を要求しているのかを良く聞いた上で対応しています。
2.自然や動物とのふれあい
子どもたちに自然や動物とのふれあいを体験させるために、公園や園庭に生えている草木の名前を、子どもたちと一緒に図鑑で調べたり、夏には虫を、秋から冬にかけては落ち葉、ドングリ、霜柱などを見つけて季節の移り変わりを感じています。また、園庭に2回移動動物園を招き、地域の子どもたちにも呼びかけて楽しんでいます。
3.子どもの表現活動としての音楽
平成21年4月に、子どもが自由に様々な楽器を楽しめるように、木琴、大太鼓、ピアニカ、ハンドベルなどを購入した。現在では2月の演奏発表会に備えて乳児も幼児も年齢別に練習を行い、結果として子どもたちが様々な楽器に親しみ、音楽を表現できるようになりました。
4.園長の職員教育姿勢
園長は、保育サービスの質の向上を図るため、職員会議(月2回)、昼礼(各クラスから1人出席。随時開催)を行い、職員教育を図っています。また、業務マニュアルや感染症対策など日常保育で知らなければならない事項を内容として、職員に対し年2回テストを行っています。

【改善を期待したい事項】

1.自治会などの地域団体との交流・連携
近隣住民の方々とは交流はもっていますが、自治会などの地域団体との交流・連携を図り、より一層地域での必要な情報を収集し、活用されることを期待します。
2.家族アンケート結果から
(1)「いいえ」と回答した方が30%以上で、「はい」と回答した方が30%以下のケースは下記の通りでした。
「クラス担任が不在でも、他の保育士等に日中のお子さんの様子を気軽に聞くことができる雰囲気がありますか」
はい30名(29%) いいえ50名(47%)

コメント:保護者との連携は、連絡帳やシール帳で、また、送迎時に職員から積極的に声を掛けています。しかし、アンケートではこのような結果が出ていますので、クラス担任不在時の送迎時のあり方について検討を期待します。
「園内(園庭などの屋外を含む)は、清潔・安全が保たれていると感じられていますか」
はい21名(20%) いいえ51名(49%)
コメント:評価機関の調査訪問時は、園舎内外は特に汚れているとは感じませんでした。そこで園側にアンケート結果について説明を求めたところ、下記の事実を聞くことができました。
「園庭などから入り込む砂埃とは別に、平成21年4月にオープンした新館の下駄箱の位置が悪く、子どもたちが履き物を脱いでから下駄箱に入れるまでの間に、履き物に付着した土が廊下に落ちて、廊下と保育室内に汚れが目立ったもので、昨年11月に下駄箱の位置を変えてからは汚れが少なくなった」とお聞きしました。
職員皆さんが引き続き園内の清掃・整理整頓に留意されて、次年度のアンケート結果では大幅に改善されることを期待します。
(2)保護者意見の傾向(上記を除く)
保護者皆様からいろいろな意見が寄せられていました。別表の%結果からは読み切れない物として
@送迎時に、その日の子どもの様子をもっと知りたい。
Aケガの説明が十分でないときがある。
等の意見が複数ありました。
全般的には、公立から民営化1年目ということから、保護者が不安を感じている傾向があります。園でも不安解消には鋭意努力されていますが、更に引き続き努力されることを期待します。



評価結果(PDF版)(296KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624