◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
YMCAかわさき保育園
運営主体 財団法人横浜YMCA
住所 幸区大宮町26-3アーベインビオ川崎3号棟102
定員 90名
評価実施年月 平成21年7月〜平成22年3月
結果公表 平成22年3月
評価機関 株式会社 学研データサービス

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成21年7月22日〜平成21年12月21日
職員が自由に意見を出し合い協議を行って、主任が取りまとめ、最終的 に園長が確認して作り上げました。

評価調査員による評価
(実施日)

平成22年1月15日〜平成22年1月18日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見学・乳幼児観察・職員へ のヒアリング・書類確認などを行いました。
第1回目訪問調査
(事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児観察/事業者ヒアリン グ/書類確認)
第2回目訪問調査
(事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書類確認)

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成21年10月30日〜平成21年11月13日
・利用者(保護者)へは保育園より手渡し配付。 (保育園は調査についての趣旨説明と提出促進を実施) ・評価機関宛に利用者(保護者)から直接郵送。

総評(評価結果についての講評)

《園の概要》

 当園は財団法人横浜YMCAが運営する保育園です。2004年4月に開所しました。JR川崎駅から徒歩4分という立地にあり、都心に電車通勤する保護者にとって、非常に便の良い場所にあります。キリスト教保育を実践しています。

《特に優れている点》

○地域子育て支援のプログラムが充実し、利用者に大変喜ばれています

 市からの委託を受けて一時保育の受け入れをしています。一時保育はニーズが高く、ほぼ毎日10〜12名の利用があります。一時保育専任で、常勤保育士を2名、非常勤保育士を1名配置しています。
「地域活動このゆびとまれ」を毎月1回実施しています。これは未就園の1〜3歳児とその保護者を対象に、当園のホールで音楽遊び、体操遊び、絵本の読み聞かせを行います。これらの活動も非常に人気があり、定員16組が毎回ほぼ満員になります。訪問調査の際、この活動が行われていました。体操遊びをしていましたが、テレビの子ども向け番組に出てくるような元気で明るいお姉さん保育士が、まずは、子どもの名前を呼び、呼ばれた子どもは保育士の持つタンバリンにタッチをします。一人でできない子どもは保護者に手を引かれて一緒にします。タンバリンがたたけると、保育士が一人ひとりに優しく声をかけてくれます。少し緊張していた子どもたちもニッコリ笑顔です。いよいよマット、功技台などを使って、次々に楽しい動きに挑戦です。子どもたちは保護者といっしょに思い切り体を動かし、楽しんでいました。

○散歩を含め園外保育に積極的に取り組んで、子どもたちの健康増進に取り組んでいます

 当園は駅前の高層マンションの中にあるため、郊外のような広い園庭の確保が難しい立地です。しかし、近隣には複数の公園があり、これらの公園を保育にうまく利用しています。公園ではさまざまな自然に触れることができます。訪問調査の日にも公園に出かけているクラスがありました。枯れ木の先の新芽や枯葉に隠れて咲く水仙の花を見つけて驚く子どもや、霜柱を踏んだり触ったりして、その感触を楽しむ子どもの姿が見られました。木の実や落ち葉、花びらなどを持ち帰り、製作活動につなげることもあります。
また、月1回のお弁当の日には、園バスや公共のバスや電車に乗って、少し遠くの公園などに出かけます。交通ルールや公共の場でのマナーを学ぶ機会にもなります。さらに、5歳児は夏と冬には富士山にキャンプに出かけます。キャンプファイヤーをしたり、川原やススキの迷路など自然の中で遊んだり、凧やクラフト作りなど製作活動にじっくり取り組んだりとさまざまなメニューをみんなで協力してこなしていきます。子どもたちはこのような体験をして、大きく成長しています。

○法人本部のバックアップのもと、研修制度を充実させています

 毎年、市や区、市社会福祉協議会や保育関係団体が主催するさまざまな外部研修に積極的に参加しています。そのほかに法人保育園合同研修や、在職年数1〜3年、4〜7年、8年以上及び主任にわかれてのキャリア別研修が法人で企画されています。さらに、園内でもテーマを決めて年3回の研修を予定しています。今年度は外部講師を招いて「コミュニケーションのとりかた」の研修を5月に実施しました。職員がスキルアップや知識を学ぶ機会を数多く提供し、職員のモチベーションの向上や組織力の向上につなげています。


《さらなる取り組みを期待する点》

○地震などの災害に備え、保育環境を見直されることを期待します

 地震などの災害に備え、棚は、作り付けのものや転倒しにくい安定感のあるものを選んで使用しています。開き戸は揺れでロックされるタイプのものになっており、棚の中のものが落下しないように配慮しています。今後は、棚の上に置いてある加湿器やCDデッキのような重たいものの落下防止や、給食の配膳の際になるべく子どもの頭より高い位置にある棚の上に、お鍋などを置かないようにするなどの見直しを、職員間でされることを期待します。

○性差についての考え方を全職員で確認し、統一した対応が望まれます

 当園は園長を含め男性職員が全体の21%と比較的男性の多い職場です。そのような環境の中で、男女平等の考え方を育んでいます。子どもの名簿は生年月日で並べ、保育士は服装や色による区別などをしないよう配慮しています。しかしながら、保育中に無意識のうちに、男女でわけてしまうことが、ないとは言い切れない現状です。性差について全職員で確認し、全職員が統一した対応ができるよう取り組まれることが望まれます。



評価結果(PDF版)(319KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624