◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
YMCAたかつ保育園
運営主体 社会福祉法人 横浜YMCA福祉会
住所 高津区溝口1-184-1
定員 120名
評価実施年月 平成21年7月〜平成22年3月
結果公表 平成22年3月
評価機関 株式会社 学研データサービス

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成21年7月23日〜平成21年12月28日
常勤職員に自己評価をしてもらい、集計を行った後全体評価を3回に 分け確認を行い作成しました。

評価調査員による評価
(実施日)

平成22年1月25日〜平成22年1月26日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見学・乳幼児観察・職員へ のヒアリング・書類確認などを行いました。 第1回目訪問調査 (事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児観察/事業者ヒアリン グ/書類確認) 第2回目訪問調査 (事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書類確認)

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年1月25日〜平成22年1月26日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見学・乳幼児観察・職員へ のヒアリング・書類確認などを行いました。 第1回目訪問調査 (事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児観察/事業者ヒアリン グ/書類確認) 第2回目訪問調査 (事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書類確認)
利用者(家族)アンケート
(実施期間)

平成21年11月6日〜平成21年11月20日
・利用者(保護者)へは保育園より手渡し配付。 (保育園は調査についての趣旨説明と提出促進を実施) ・評価機関宛に利用者(保護者)から直接郵送。

総評(評価結果についての講評)

《園の概要》

 当園は、社会福祉法人横浜YMCA福祉会が運営する保育園です。以前は川崎市立保育園として運営されていましたが、2008年4月より当法人に運営が委託されました。JR「武蔵溝ノ口」駅および東急「溝の口」駅近くの商店街の中に位置しており、賑やかな街の中にあります。


《特に優れている点》

○YMCAの保育目標を職員が常に念頭に置き、それを実践しています

 法人の保育目標である「Spirit(信じることのできる人に) Mind(ゆたかなこころをもつ人に) Body(すこやかに生きる人に)がバランスよく成長する子ども」を実践するために、さまざまな工夫をしています。キリスト教保育を基盤として、毎日のお祈りを通して、子どもたち1人ひとりが愛されている存在であることを伝えています。また、日々の保育の中では、焦らずじっくり子どもの気持ちや言葉に耳を傾けるよう、職員が努めている姿が見られます。たとえば、食事中ぐずる子どもに「どうしたの?なにがしたいの?」「どう?ご飯は食べられそう?」と子どもが気持ちを伝えるのをじっくり待ちます。子どもが食事の準備などに取り掛かれないでいる時も、「早くしなさい」とせかすのではなく、「○○組のお約束ではこういう時はどうするのかな?」と子ども自身が考えられる時間を作ります。
また、当園は、たくさんの人で賑わう商店街の中にあるため、散歩に出かけやすい環境ではありませんが、安全面にも十分配慮して、積極的に園外に出かけています。不定期ではありますが、遠出をする機会も作っています。体操遊びや英語遊び、水泳指導も取り入れて子どもたちの生活を豊かにしています。
以前は公立園であったため、キリスト教保育を基盤としている当園に移管され、初めは戸惑っていた保護者も徐々に理解を深めている様子が今回の利用者アンケートの結果からうかがえます。「キリスト教信者ではありませんが、とても良い園だと思います。子どもたちの事を一番に考え、色々な行事、経験ができていると思います。」や「民営化になり、宗教(キリスト教)の特色に戸惑いを感じた。・・(中略)・・保護者は、キリスト教の園を選んだわけではないので、慣れるのに時間がかかった。しかし、体操あそびや英語あそび、水泳など、また2泊3日のキャンプなど良い体験ができ、子どもも喜んで参加している」などの意見がみられました。保育目標を堅実に実践することで、保護者との信頼関係が深まっていることがうかがえます。

○食事やおやつを通して、子どもたちが食への興味・関心を持てるように取り組んでいます

 園庭で子どもたちと一緒にミニトマト、インゲン、ハツカダイコン、ブルーベリーなどを栽培しています。残念ながら収穫できなかったものもありますが、子どもたちと毎日水をあげて世話をするなかで、命の大切さなどにも触れることができています。インゲンは茹でて、ナスは塩もみにして素材そのものの味を楽しみました。ふだんは野菜が苦手な子どもでも、みんなで育てた野菜は食べることができます。
また、子どもたちに給食で使われている食材に触れる機会を作っています。例えば、トウモロコシの皮むき、絹サヤのすじ取りなどを、子どもに手伝ってもらいます。さらに、日本の食文化を伝えるために、古来の季節行事である十五夜や雛まつりなどには、それにちなんだ献立を提供しています。
このほか、おやつにもこだわりを持っています。手作りおやつを心がけており、咀嚼を良くするため食感や噛みごたえに配慮したものを提供しています。このように、さまざまな工夫をして子どもたちの食生活をサポートしています。

○お泊まり保育やキャンプを通して、人間関係の基盤づくりをしています

 当園では、4歳児はお泊まり保育を、5歳児は夏・冬2回のキャンプを富士山で行っています。冬のキャンプでは「生活適応能力」「よき友人を見出す」「友情を深める方法」を形成する機会として捉えています。親元を離れて、子どもたちが協力し生活する力や、友だちとどのように関われば関係をより良好に深めることができるかということを、さまざまな自然体験プログラムを通して学んでいきます。生きた学習の機会となっています。


《さらなる取り組みを期待する点》

○園の専門性を活かした、地域支援のさらなる取り組みを検討されることを期待します

 当園は公立園から移管されてまだ2年足らずの園ですが、現在、年4回NPO法人のおもちゃインストラクターを招いて、「おもちゃの広場」を開催しています。今後は、地域のニーズなどを把握しながら、地域の保健福祉センターなどとの連携を積極的に取り、園の専門性を活かしたさらなる取り組みを検討されることを期待します。

○保育参加できることをさらにアピールしたり、参加の方法を検討したりすることでさらなる促進を期待します。

 当園では保育参加は常時受け入れています。現在、保育参加を利用している保護者は多いとは言えない状況です。今後は、誕生日の保育参加をさらにアピールしたり、別の機会に、保育参加期間を設けたりするなどして、さらなる参加の促進につながる方法を検討されることを期待します。




評価結果(PDF版)(333KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624