◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
アートチャイルドケア津田山きらら保育園
運営主体 川崎市
住所 高津区下作延6丁目6番21号 アネックスK 1F
定員 30名
評価実施年月 平成22年9月9日〜平成23年1月17日
結果公表 平成23年3月
評価機関 福祉サービス第三者評価機関しょうなん 株式会社フィールズ

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成22年9月9日〜平成22年11月9日
職員参加による検討を経て、保育園として 自己評価票をまとめた。

評価調査員による評価
(実施日)

平成22年12月9日、平成22年12月16日
評価調査員3名が訪問し、書類確認、利用 者観察及び園長、職員への面談による調査 を実施した。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年10月15日〜平成22年11月9日
保育園から利用者家族全員に依頼し、返送 は家族より直接に評価機関に郵送しても らった。
利用者本人調査 方法
(実施期間)

平成22年12月9日〜平成22年12月16日
評価調査員3名が利用者観察による調査を 実施した。

総評(評価結果についての講評)

◆施設の概要

 津田山きらら保育園は平成20年4月1日に開設されました。園はJR南武線津田山駅から 徒歩3分、交通至便な、静かな環境の住宅地の一角にあります。付近には、神社、公園、遊歩道などがあり、自然環境に大変恵まれています。施設はマンションの1階部分にあり、保育室は日当たりが良好となっています。
 定員は1歳児から就学前までの子どもを対象に30名です。クラスは、1 歳児から5 歳児の5クラスに分かれています。それぞれ6名定員です。地域のニーズに応え、延長保育に取り組み、平日の7時から20時まで開所しています。
 園の運営法人は「働くママを、子育て世代を、応援する保育の総合プランなーでありたい」との思いから認可保育施設、事業所内保育所、ベビーシッター事業を全国規模で展開しています。保育理念は「安全と安心を追求し真心をこめて保育を行う」となっています。

≪優れている点≫

1. 「向き合う保育3つの柱」を日々実践しています。
 「向き合う保育」とは子どもと職員がお互いに向き合うことです。「3つの柱」とは、@身体能力を伸ばし体操を通じて心の安定を図る「きらきら体操」、A想像力、集中力を育て豊かな人間性を育む「絵本の読み聞かせ」、B音楽と身体の動きを結び付けることで心身の調和を図る「リトミック」です。これらのことが日々に実践されています。
 また、園では担当の保育士が決められており研修に参加して日々実践しています。各年齢別の目標に沿って楽しく活発に取り組まれています。

2. 異年齢交流を自然な形で行い効果をあげています。
 「散歩などを中心とした異年齢交流」は、3〜5 歳まで各年齢一人ずつ3人ひと組になり名前を付けてグループを作り、1年間を通して活動します。クリスマス会には3人で一緒に会食をします。食育としては一緒にお月見団子やクッキーを作ったりしています。また給食の当番も一緒に行っています。
 異年齢交流としての散歩は状況に応じて2歳と5歳、3歳と4歳といろいろな年齢で行っています。お兄さんやお姉さんの自覚が生まれ小さな子どもの靴をはくのを手伝ったり、上着を着せてあげたりすることもあります。4歳児は5歳児の鉄棒やリトミックを見て自分も上手になりたいと思い、お互いが尊重しあい、やさしく思いやる心が育っている様子がうかがわれます。

3. 職員同士の良好な連携が保育の質を高めています。
 開設3年目の園は、30名定員の小規模な保育園であり日常的に異年齢で活動することが多いので、お互いが自然に助け合って保育を行っています。また若い職員が多く、経験年数も比較的短い状況です。職員からも、このようなコミュニケーションのよい関係について「働きやすい」との声が上がっています。このように、職員一人ひとりが相手への思いやりの気持ちを持ち、お互いにフォローしながら、保育にあたっていることは園全体の雰囲気を明るく和やかなものにしています。このことは子どもたちにも好影響をもたらしています。
 また、日頃から会議では職員同士の活発な意見の交換がされています。職員のスキルアップに対しては園長がスーパーバイザーとして指導にあたるようにしています。園長は率先して、この保育園を風通しの良い、職員だれもが自分の意見を言いやすい環境を作っていきたいと願っています。

≪さらなる取り組みが望まれる点≫

1. 全職員と保護者とによる協力体制による保育が期待されます。
 開設して3年目ということもあり、また昨年度は運営母体が変わったため、さまざまな取組が必要で、全職員参加の計画策定が難しく、保育計画は運営本部が中心に作成して、会議などで全職員の合意を得る形になっています。保護者からの期待もあり、開設4年目となる来年度については、保護者との協力関係を構築し、振り返りを含め全職員が保育課程の策定に参加できるような仕組み作りへの取り組みに期待されます。

2. 国際化への取り組みによるあらゆる子供の受け入れ可能な保育が望まれます。
 現在は子どもや保護者が外国籍でコミュニケーションがとれないケースはありませんが、様々な国、様々な文化があることを子ども達は自然に受け止めています。今後はさらに国際化が進みいろいろな国や地域の子どもが多くなることが考えられます。子どもたちに対しカルタ取りや絵本の読み聞かせ、ゲームなど遊びを通して、その国の自然や社会生活を学習する機会を設け理解を深めてもらうとともに、子どもが生活習慣や、考え方の違いを理解し、互いに尊重する心が育つように、積極的に取り組むことが望まれます。

評価結果(PDF版)(108KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624