◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
アスク元住吉保育園
運営主体 株式会社 日本保育サービス
住所 中原区木月3-8-19
定員 60名
評価実施年月 4.5か月
結果公表 平成23年6月
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成23年1月20日〜平成23年2月22日
全職員が自己評価票に記載したものを、職 員会議などを通して検討し、その結果を園 長がまとめた。

評価調査員による評価
(実施日)

1日目:平成23年3月11日
2日目:平成23年4月14日
評価調査員が2 日間園を訪問し、現場観 察、書類確認、面接ヒアリング(園長、職 員2 名)および子どもの観察を行った。


利用者家族アンケート
(実施期間)

平成23年1月20日〜平成23日2月10日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信 用封筒を園から渡して、園に回収箱を備 え、無記名・密封の状態で回収した。

総評(評価結果についての講評)

【 特色 】

1.立地及び園歴
 アスク元住吉保育園は、東急東横線元住吉駅から徒歩8分の、周辺に歴史ある個人商店の多い商店街の真ん中、耐震性に優れた地下1階、地上3階建ての鉄筋コンクリートビルの地階(一部)、1階、2階にあります。設置法人傘下の姉妹園は近隣に数多く立地し、お互いの園は行事などあらゆる保育面で補完し合うことができます。園は、平成22年4月1日に新規開園したばかりで、職員も若い人が多く、活気にあふれた保育を実践しています。近隣の商店街からは、散歩をする子どもたちに人間味あふれた温かい声援が送られたり、やさしい見守りを得ているため、不審者対策にも安心感がある環境にあります。

2.規模
 園舎は延べ床面積353u、定員60名の小規模保育園であり、生後5ヶ月から就学前児童を預かっています。

【特に優れていると思われる点】

1.散歩時の職員による安全と危険回避行動が徹底している
 職員は散歩時に、信号のない道路を横断する際は、左右に車が全く見えなくなるまでは道路を渡りません。また、散歩の目的先公園に着くと、添い職員のうち一部の職員が事前に公園内をくまなく点検し、公園の芝生の中にガラスなど危険物が無いかなど、安全を十分確認してから園児を公園の中に迎え入れています。

2.全職員による、子どもとの優しい対話の努力が安心をもたらしている。
 職員は子どもの喃語にもやさしく接し、散歩途中の草花や猫、犬などについて子どもたちの興味を盛り上げるように丁寧に対話をしていました。園内でも全ての職員のやさしい会話が、子どもの気持ちを盛り上げ、にぎやかな楽しい園生活がうかがえました。

【工夫している事項】

1.東日本大震災に遭遇して、日頃の避難訓練の成果がうかがえた
 平成23年3月11日の東日本大震災の際にちょうど調査で居合わせましたが、職員が全ての子どもを優しくかばい、始終落ち着いた態度で接していたため、泣き叫ぶ子どもはなく、停電になりうす暗くなったにもかかわらず、1階のクラスの子どもは落ち着き、2階のクラスの子ども全員は整然と避難通路を伝い、職員のリードで1階の保育室に集合していました。過去の避難訓練の成果が表れた結果となりました。

【改善を期待したい事項】

1.地域に対する子育て支援の充実
 近隣住民の方々との交流はもっていますが、今後はさらに子育て支援事業を前向きに打ち出し、町内会の掲示板などを利用、活用し、より地域のニーズの掘り起こしを進め、保育に活かされることが期待されます。

2.災害時備蓄品のさらなる検討
 建物は今回の震度5強の震災でも、ガラスも壊れず、室内備品の防振対策も完全で、倒れたものはなく、安心できる施設であることを立証しました。地震による停電後も非常灯などの設備は十分機能していましたが、今後はラジオや乾電池などの震災に備えた備蓄品のさらなる検討が望まれます。
3.戸外活動のさらなる充実へ(家族アンケート結果から)

 設立後1年未満の新しい保育園で、しかも園庭がないため、最初は保護者が不安を感じていたようですが、園長をはじめ若い職員のきめ細かい保育サービスに、今では感謝する回答が寄せられています。ただ、園庭がない分戸外へ出かける機会が十分ではなく、子どもたちの運動量が不足するのではないかと不安を感じている保護者が40%程度います。この不安を解消するために、公園で遊ぶ機会や時間を更に増やしたり、近所への散歩などの外出機会がもっと増えるような工夫が期待されます。



評価結果(PDF版)(291KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624