◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
白山保育園
運営主体 川崎市
住所 麻生区白山4-2-1
定員 120名
評価実施年月 平成22年12月〜23年3月
結果公表 平成23年3月
評価機関 株式会社 R-CORPORATION

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成22年11月30日〜 平成23年1月15日
全職員個別に自己評価したものをプロジュエクト チームが集計を行い、集計結果をもとに職員会議で 討議をし、取りまとめ会議を開き、取りまとめを行 なった。

評価調査員による評価
(実施日)

平成23年1月24日・ 平成23年1月25日
3名の評価調査員が評価項目を分担して調査を行 なった。自己評価結果及び利用者アンケートの分析 結果を元に、園長及び次席主査に対してヒアリング を行い、自己評価結果を確認した。職種に関わる評 価項目については、保育士(幼児・乳児担当者)、看 護師、栄養士、にヒアリングを行い確認した。保育内 容及び保育環境等の観察が必要な評価項目を確 認した。書類等の整備が必要な評価項目や自己評 価の根拠に掲げている書類、資料等は現物を確か に確認した。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年11月30日〜 平成23年1月15日
当保育園利用者に、保育園を通じてアンケートを配 布し、保護者記入後(無記名)、返送用封筒に封入 の上、評価機関が用意した回収箱を園内に設置し て頂き、保護者に投函してもらい回収する方法とし た。回収されたアンケートは、自己評価及び事前提 出書類一式と合わせて保育園より評価機関に返送 頂いた。

総評(評価結果についての講評)

〔保育の方針・優れている点〕

■園内研修チームは、散歩、室内環境、人形劇などを年間で推進しています。散歩研修チームでは、散歩マニュアル、散歩コースを作成して活動できる環境の整備に取り組んでいます。
■手作り玩具は白山保育園の特長でもあり、手作りは遊び方を自由に考えることが出来、創造力の育みを積極的に取り入れています。また、子どもの成長、発達、興味に合わせて各年齢で遊具の設定を工夫しています。
■本のコーナーは園全体の図書コーナーの他、クラスに本コーナーがあり、子どもの興味を引き出すように配慮しています。
■子どもと一緒に保護者にも興味を頂き観察できるよう、青虫から黄色い蝶に成長する過程を玄関に置き、成長・命を知る機会を身近に取り入れ取り組みました。
■表現活動の中で当園の特長の一つとして、年長の音頭による他の子どもを知る機会として設けられた「歌集会」の活動があります。日本の童謡を伝えていくことを一つのテーマとし、クラス毎に発表会を行ない、これを機に異年齢3人グループなども生まれています。
■子ども達に一人一人が違うということを伝え、その子の良い所を子どもたちに知らせ、保育士が褒めることで、一緒にその子を認めていくよう、子ども達の気持ちを育む保育をしています。
■乳児の入所の際は、栄養士、保育士との面談を行い、保護者に食事介助の様子を見て頂き、実際に授乳や食べさせ方や、味・形状の確認をして頂ける機会を設けています。
■離乳食完了まで、一人一人、計画表(連絡表)を通して進み具合等を家庭と連携しながら行っています。離乳食のファイルは解り易く良く出来ています。
■乳児の睡眠は、一人一人のリズムや月齢の幅を考慮して、24時間を視野に入れた保育に努め、サークルを用いて睡眠の場と遊びの場を分けて、安全に配慮と工夫を行い、睡眠の保障を確保しています。
■乳児の散歩は、天気の良い日は一日一回、積極的に外気に触れるように心がけ、園周辺の散歩に出かける等、戸外で遊ぶ機会を多く作っています。
■乳児保育について、保育士は、喃語では子どもの目を見ながら表情豊かに穏やかに語りかけ、遊びでは、スキンシップをしながら遊ぶことを大切にしています。
■産休明け児は、0才児についてもしっかりとした人間関係をつける為に、基本的に担当制(子ども3人に保育士1人)にして対応しています。
■長時間保育では、口頭及び引継ぎ表にて確実な引継ぎに努め、延長保育では、保護者への対応、連絡は臨時職員を介さず、直接、正職員が行う体制を整え、子ども、保護者に安心を提供する保育に努めています。
■障がい児保育について、一人一人の発達の援助を行う保育に努め、共に生活する中で情緒的発達を促すように努め、子どもたちの気付きに対して、その都度、その場で、行為等を理解できるような言葉の働きかけに努めています。
また、体制は、担任だけでなく、他の保育士、用務、栄養士、看護師などの協力体制を手厚く作り、椅子、テーブル作り、食事の形態、体調把握等、個別の改善・対応に努めています。
■地域活動では、年間計画を立案し、職員間で役割分担を行い、園児と一緒に遊ぶ機会を作っています。また、園庭開放を利用して頂ける様、園の行事を知らせ、遠方からも来て頂けるよう情報周知に努めています。
■園長は、地域と連携をするにあたり、子ども限定とするのではなく、地域の子ども含めた全体と捉え地域との連携を考えて活動を行なっています。
■園で取り組む活動の他に、他の機関と連携しているものは年間の計画に基づき参加し、積極的に活動を実施しています。
■川崎市作成の健康マニュアルがあり、職員全員で共有し、認識しています。
■子どもの健康管理は、毎日、看護師が健康マニュアルに沿って一人一人の健康状態を視診を行ない管理に努めています。
■保育中に子どもに問題があった際は、医務室等で過させ、医療機関に受診した場合や特に顔の傷があった際には、必ず、保護者に伝えています。
■食物アレルギーの子どもについて、川崎市の「給食の手引き」に沿い、健康管理委員会の指示に基づいて適切な対応に努めています。アナフラーキシーショック児に関しては、常に注意を払い配慮しています。
■除去食の対応は、必ず2人の職員で確認及び配膳を行い、誤食を避けるために色つきトレーや除去食品の記載されたネームプレートを置き、配慮しています。
■給食は、業者に委託しており、川崎市の衛生マニュアルを園と業者間のマニュアルを併せ持ち、そのマニュアルに添って実施しています。衛生については、食事用エプロン・三角巾を着用し、手指の清潔に配慮し、食材には直接触れず、手袋を使用して清潔に努め、保育上の配膳用マニュアルに沿い、パート職員、実習生にも説明して十分に衛生面に配慮しています。
■給食の食器はメラミン製のものを使用し、3年ごとに交換し、子ども(乳児)の発達に応じた形状の食器を配慮し、扱い方や適度な重さ、質感、触感を感じさせるために、保護者に協力を頂き、湯飲みは陶磁器素材を使用しています。
■保育課程作成の際に、各年令毎の食事のマナーについて、全職員で共通認識として実施しています。例)発達に応じた椅子の使用や座り方、手指の使い方等を伝えています。
■食文化について、栄養士は食育集会を行い、食材を用いた実演や、行事での由来を分かりやすく伝える等、食べる意欲に繋がる工夫に努めています。また、園での栽培物を保育に取り入れ、調理担当者に協力願いながら子どもが楽しく食事ができる取組みをしています。
■子ども達が落ち着いて楽しく食べる工夫では、グループで座る場所を決める等、安心して落ち着いて食べられるよう配慮しています。また、食事での時間の目安や声の大きさの目安等を示し、食事のマナーを取り入れながら工夫しています。
■配膳では、一人一人が食べられる量を調節し、完食の喜びと食べられた満足感が得られるように工夫しています。

〔改善が望まれる点〕

*色々な国、色々な文化があることは、子ども達に視覚的に知らせる取り組みを行ない、子ども達は自然に受け止めていますが、子ども達に文化の違い等を積極的に教育していくという面については、意識的に取り組むという側面から、今後更に取り入れていく必要はあると考えます。


評価結果(PDF版)(676KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624