◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
平間保育園
平間乳児保育園
運営主体 川崎市
住所 川崎市中原区上平間366
定員 60名
評価実施年月 平成22年12月〜23年3月
結果公表 平成23年3月
評価機関 株式会社 R-CORPORATION

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成22年11月30日〜 平成23年1月20日
全職員個別に自己評価したものをプロジュエクト チームが集計を行い、集計結果をもとに職員会議で 討議をし、取りまとめ会議を開き、取りまとめを行 なった。

評価調査員による評価
(実施日)
3名の評価調査員が評価項目を分担して調査を行 なった。自己評価結果及び利用者アンケートの分析 結果を元に、園長及び次席主査に対してヒアリングを行い、自己評価結果を確認した。職種に関わる評 価項目については、保育士(幼児・乳児担当者)、看 護師、栄養士、にヒアリングを行い確認した。保育内 容及び保育環境等の観察が必要な評価項目を確 認した。書類等の整備が必要な評価項目や自己評 価の根拠に掲げている書類、資料等は現物を確か に確認した。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年11月30日〜 平成23年1月20日
当保育園利用者に、保育園を通じてアンケートを配 布し、保護者記入後(無記名)、返送用封筒に封入 の上、評価機関が用意した回収箱を園内に設置し て頂き、保護者に投函してもらい回収する方法とし た。回収されたアンケートは、自己評価及び事前提 出書類一式と合わせて保育園より評価機関に返送 頂いた。

総評(評価結果についての講評)

〔保育の方針・優れている点〕

■保育士は、子どもの要求や訴えに対して、一人一人の特質の理解に努め、気持ちを受け止めて対応するよう努めています。
■遊具は園の歴史に伴い、質、量とも充実し、情況に応じて遊具を利用しています。現在は指先の細かい作業が出来るものとしてビーズを使ってじっくり遊ぶ遊具を推進しています。また、雑用紙をホッチキスで止め、園で作った自分用のお絵かき帳を渡し、自分の好きな時、好きなように描き、自分で片付ける活動を行っています。広告の紙も無駄にせず、折り紙にして活用する等、幅広い工夫をしています。
■子どもが自由に遊べるよう、部屋を分けて机で遊べるおもちゃ、床で遊べるおもちゃで遊べるように、マルチパーツ(牛乳パック)等を活用して環境の工夫に努めています。異年齢交流では部屋のパーテーションを外し、大きな部屋に開放し、コーナーを設け自由に遊べる工夫をしています。
■園外には感性を育む恵まれた環境と交通量も多い環境下において、その自然を保育に充分に活かす工夫として、お散歩マップを作成し、散歩は保育士3人体制で行い、散歩に先立ち、園長に散歩・コースと人数・職員を申請し、安全に配慮して実施しています。
■子どもの感性を活かし、壁の絵、玄関に飾られた創作活動、好きな歌を卒園式で歌う等の音楽活動、多様に表現する活動ができるよう工夫をし、3歳児から歌、手遊びを重点的に取り入れ、2歳児後半からはそのリズムになれるよう始め、園全体として様々な音楽や楽器に触れ合う機会を設けています。保育士は、子どもが自分なりの表現をした時には認め、更に表現ができるよう援助しています。
■玄関前に図書コーナーを設け、ご近所の方にも貸し出しを行なっています。保護者にも読み聞かせをして頂けるよう、月1回、担当保育士が子どもと本を選び、貸し出しをする等、積極的に取り組んでいます。
■異年齢の交流では、園内の縦割りグループで交流を持つ機会や、近隣の方々とは公園で挨拶する等、老人会の方などを含めた様々な年齢層の人達と交流をし、広く人間関係が育つよう配慮しています。
■授乳、離乳食について、栄養上、看護師を中心として年間の個人別計画を一人ひとりに立て、個人経過記録により観察を行い、開始の際は、個人面談を行い確認に努めています。
■乳児の睡眠チェックは、SIDSチェック表を行い、その後もSIDSチェック表を睡眠チェック表として継続して活用し、経過記録として続けています。
■喃語に対し、保育士はゆったりと接し、繰り返し正しい言葉で応じ、言葉が覚えられるように対応しています。4〜6月はフリー保育士が0歳児の保育に入り手厚く配慮しています。
■遊びでは、手遊びが園の研修テーマとなっており、「体操ふれあい遊び」を乳児保育に活かしている。色々な資料から勉強を継続し、新しいものを加え、園の財産としていく考えを持って推進しています。
■0歳保育では同じ担任を決め、子どもが不安にならないように始めの頃は概略の担当を決めて配慮し、順次、前の保育士が担当となるよう考慮し、引き継ぎの際は、文書及び口頭で行ない、体調の悪い子どもが不安な時は担任保育士が残り配慮に努めています。
■長時間保育について、朝夕は自由に遊べるよう工夫し、延長保育時は、乳児・幼児を分けることで、少人数でゆったり寛げるように工夫と配慮を行い、無理のない形でゆったりとした延長への移行と帰宅前の落ち着いた保育を心掛けています。
■子ども達は、障がいのある子どもを自然に受けいれ一緒に遊び、保育士はその児がわかるよう、やることを明解にしてあげるよう努め、子どもの状況を保護者に伝える等、障がい児保育を心得、受入れる環境作りに努めています。
■特別保育として乳児保育、延長保育、障がい児保育を行なっています。中原区の年末保育を実施している保育園へ当園からも保育士が出向き、対応に努めています。
■地域の保健福祉センターと連携を図っており、地域活動事業としても、出張保育や保健所の3歳児健診、子育て情報を提供し、サロン派遣・保育ママとの連携・保育園独自の子育て支援、連携保育・交流給食(隔月)等、多くの子育て支援の為の取り組みに尽力を尽くしています。
■健康マニュアルは、川崎市のものを活用し、職員に周知徹底を図り、健康についての必要事項は、必ず保育日誌につけ確認に努めています。当園では、毎日、健康チェック表を担当保育士が実施して健康管理を丁寧に行なっています。
■子どもの健康状態は登園時に、早出職員、正職が必ず1名加わった体制でチェックを行い、担当職員に伝え、子どもの健康を把握し、保育に反映しています。
■除去食について、保護者面談の折に栄養士も同席して話合い、医師の診断書を基に、半年に1回申請を提出し、川崎市健康管理委員会の指示に沿って除去食を実施し、アレルギーの改善に向け努め、改善された園として称されています。
■当園は、給食委託園ですが、現在の委託業者は衛生チェックに厳しい姿勢を持ち、保健所からも衛生管理が良いと評価を頂いています。衛生管理マニュアルは川崎市のものを遵守すると共に業者独自のマニュアルも備え管理に努め、衛生チェックは栄養士、園長が確認し、食器は全て陶磁器のものを採用し、食材は川崎市の基準に沿い、当日朝搬入し、全部使い切り、衛生面・安全面に配慮した給食を提供しています。
■年齢別に食事の時間を配慮し、適温給食を実施しています。年度の前半は園に慣れないことを考慮し、10分ずつ早めに食事を始める等の細かい配慮を行なっています。
■食育を通して、子どもが楽しく食べる工夫や意欲が育つよう工夫しています。
手作りおやつは、子どもと一緒に団子やクッキーなどを作る機会を設け、子どもの食べたいリクエストについて、お誕生日の日などに聞く等、楽しみと意向を反映しています。
日常の食事はグループ分けや、異年齢による食事会を行う等、落ち着いて楽しく食事できるように工夫しています。グループには名前をつけて仲良く食事ができるようにしています。
■発達に応じた食事でのマナーについて、遊びの中でスプーンの使い方を覚える工夫や、食器の重ね順等、お片づけのマナーなど順次定着させ、お箸は年齢や月次などに拘らず、使えそうになる子どもからスタートするように対応に努めています。
■食事の量の加減について、3歳児の前半は盛り付けを少なめにし、おかわりをすることで自信を持たせるように配慮し、3歳児後半では、標準の盛り付けに戻し、一人一人の子どもの状況に合わせ、各担任が量を加減するよう配慮しています。
■離乳食について、個人経過記録、年間計画、結果表により、細かく対応し、離乳食計画については栄養士が面談し、一人一人に合った計画を立て、保護者と連携を密にした提供を行っています。


評価結果(PDF版)(639KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624