◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
宮前平保育園
運営主体 株式会社 日本保育サービス
住所 宮前区宮前平2-11-6
定員 150名
評価実施年月 平成22年10月〜平成23年1月
結果公表 平成23年1月
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成22年10月〜平成23年1月
全職員が参加し、職員会議などを通して検討 を重ね、その結果を園長・主任がとりまとめ た。

評価調査員による評価
(実施日)

第1日目:平成22年11月18日
第2日目:平成22年11月25日
評価調査員3名が2日間訪問し、現場視察・書 類確認・面接とヒアリング(園長・職員2名)およ び園児の観察を行った。

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年10月12日〜平成22年10月25日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用 封筒を園から渡して、園に回収ボックスを備 え、密封・無記名の状態で回収し、そのまま評 価機関が持ち帰り、結果をまとめた。

総評(評価結果についての講評)

【 特色 】

1.立地及び園歴
 当園は東急田園都市線宮前平駅から徒歩8分、小高い丘陵の頂上付近にあり、周辺の公園やマンションなどに囲まれた閑静な住宅地に立地している。園は昭和51年(1976年)12月1日に川崎市立宮前平保育園として開設され、平成21年4月、公設民営(指定管理)化された34年の歴史を有する保育園です。
2.規模
園舎は延べ床面積811,67u、敷地面積1650u、定員150名の大型保育園であり、生後5ヶ月から就学前児童を預かっています。
3.指定管理(公設民営化)として発足
 平成21年4月1日から、鞄本保育サービスを指定管理者として、当保育園は公設民営保育園として新たにスタートしました。準備として鞄本保育サービス職員5名が平成20年10月から園内に入り、従来の川崎市立園の保育方式を習得し、平成21年4月より公設民営(指定管理)として正式にスタートを切りました。
 指定管理1年目の園運営は、原則的には公立運営の踏襲としてスタートし、2年目の平成22年度からは、「公立+民営」として独自の特色を活かした保育サービスを実施しています。

【この1年、特に努力してきたこと】

1.保護者とのコミュニケーションの強化
 当園は平成22年度から実質民営化保育園としてスタートしました。平成22年3月、公立保育園の長所の上に民営の良さを加える保育園を作り上げるため、「何を為さねばならないか」について全職員で協議しました。その結果、まず最初に「自分たちの保育を保護者に理解して頂く」ことの実現を図ることとしました。
 具体的には、職員一人ひとりが毎日5人の保護者とお話しをすることを全職員が実行してきたことと、下記2に示す行事工夫の結果、アンケートで殆どの項目が大幅に向上し、設問への「はい」の答えの前年比較では
 保育の内容がお子さんに合っているか     前年 53%  今年 81%
 送迎時の保育士とのコミュニケーション     前年 46%  今年 80%
 保育園情報が分かりやすく伝えられている   前年 53%  今年 89%
 保育室は子どもが楽しく過ごせるか       前年 52%  今年 81%
などと保護者の当園に対する思いが大幅に改善されています。

   2.行事の工夫と保護者参加
 @ 従来職員と子どもだけの遠足を今年度から保護者同伴の親子遠足とした結果、多くの保護者が参加して好評であった。
 A 従来園庭で行っていた夏祭りを、保護者と相談の上、園向かい側の宮前平公園で行った結果、お神輿、盆踊り、アンパンマン踊りなどスムースに運営でき、多くの保護者が来場した。
 B 運動会は従来園庭で乳児、幼児が別々に行っていたが、今年度は宮前平公園で乳児も幼児も一緒に行い、多くの保護者と近隣の方々の来場があった。
 C 今年はじめて5歳児のお泊まり保育を行った。子どもは大喜びで、保護者にも好評であった。
 D 保護者から行事サポーターを募集した結果、一例としてクリスマスにサンタクロースをお願いしたところ、園児の質問に英語で答えるなどの演出に園児から大好評を博した。

【特に優れていること】

1.職員への実践指導と研修
 職員教育面では、園長が月2回の職員会議と原則毎日行う昼礼を通して、全職員の日常的保育サービスの向上と保護者とのコミュニケーションのあり方の実践的指導を行い、また、設置法人が開催する研修に積極的に職員を派遣し、研修受講後は園内での研修発表会を行い、職員の研修成果が確実に挙がる体制を構築しました。
2.子どもの発達・成長を目指した環境整備
 子どもの発達や成長にあわせて玩具や遊具を揃えて、子どもが自発的に楽器や体を使った遊びなど様々な表現活動ができる環境を整備しています。また、動植物の飼育・栽培も行い、更に年2回園庭に移動動物園を招き、動物との身近なふれあい体験も行っています。

【更に活性化をお願いしたい事項】
1.地域への子育て相談・支援の活性化
 地域への子育て相談・支援は実施していますが、その活動が地域に浸透していないことから、相談件数が少なく、効果が今一つ挙がっていません。保育園は地域の社会的資源であり、その専門性を活かして、子育て支援・育児相談面で地域に貢献されることを期待します。
2.担任不在時の送迎時の保護者とのコミュニケーション
 今回のアンケート結果で、保護者の送迎時における担任とのコミュニケーションについては「子どもの様子について情報交換がなされるか」との問に対して80%の保護者が「はい」と答え満足しています。しかし、「担任不在時には子どもの様子を気軽に聞くことができるか」との問には23%の保護者が「いいえ」と答えています。担任不在時のコミュニケーションのあり方について検討を期待します。





評価結果(PDF版)(293KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624