◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■認可保育所
塚越保育園
運営主体 株式会社 サクセスアカデミー
住所 川崎市幸区塚越4-345-11
定員 90名
評価実施年月 平成22年6月〜平成23年3月
結果公表 平成23年 3月
評価機関 株式会社 学研データサービス

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成22年6月28日〜平成22年12月15日
全職員で個別に自己評価した上で、リーダーでまとめ、職員会議を 3回開いて、評価の取りまとめを行いました。
職員個別の自己評価に1時間、取りまとめの職員会議2時間を3回行 いました。
記入に要した時間は約40時間です。
評価調査員による評価
(実施日)

平成23年1月12日、平成23年1月13日
訪問調査を2日間に分けて、施設見学・保育見学・乳幼児観察・職 員へのヒアリング・書類確認等を行いました。
第1回目訪問調査
(事前打合せ/園内施設見学/保育見学/乳幼児観察/事業者ヒアリ ング/書類確認)

第2回目訪問調査
(事業者ヒアリング/保育見学/乳幼児観察/書類確認)

利用者家族アンケート
(実施期間)

平成22年10月21日〜 11月4日
・利用者(保護者)へは保育園より手渡し配付
・評価機関宛に利用者(保護者)から直接郵送

総評(評価結果についての講評)

《園の概要》

 当園は、昭和53年2月に開所し、平成19年3月まで川崎市立保育園として運営されてきましたが、同年4月より、公設民営化され、潟Tクセスアカデミーにより運営されています。公立園からの基本理念を引き継ぎつつ、また法人としてのカラーも新しく加わり、新しい塚越保育園として地域の保育を担っています。

《特に優れている点》

○職員間で同じ認識を持って業務に携わることで、スムーズな連携が取られています
 園長、主任を中心に職員の連携はとてもスムーズで、情報の共有や意識統一などが日頃からしっかりできている様子がうかがえます。職員アンケートによると、「理念や方針を理解しているか」「園児に対する言葉づかいや態度について職員間で配慮しているか」「保護者の苦情や要望を職員会議などを通じて把握しているか」など20の質問の中で、9つの質問に対して100%の職員ができていると回答しています。自由意見の中には「職員の経験や年齢などのバランスがよく、先輩、後輩の指導体制が整っている」「子ども一人ひとりを尊重して保育することができる」などの意見が複数見られました。職員が同じ認識を持って業務に携わることで、子どもによい保育を提供できている様子がうかがえます。訪問調査の職員ヒアリングでも、明るく和やかな雰囲気の中で、建設的な意見をたくさんうかがうことができました。

○身近にある自然を利用して、保育内容を充実させています
 当園の園庭には、柿、キウイ、梅などの樹木が植えられています。毎年5歳児が柿の収穫をしています。梅は収穫して、梅干し作りを体験しました。できあがった梅干しを家庭に1個ずつ持ち帰り、保護者にも報告することができ、食育の取り組みの一端を知ってもらうことができました。このような環境を活かして季節を感じる遊びもしています。春には花びらで遊んだり、夏にはセミの抜け殻を見つけたりしています。また、散歩の時に見つけたドングリやマツボックリを利用して、製作をしています。訪問調査の際には、5歳児がマツボックリを利用して、人形を作っていました。園庭の花壇では、野菜や草花を栽培したり、収穫したりしています。冬にチューリップの球根を植えて、子どもの名前を個々に付け、栽培して花をつけた喜びを味わっています。また、夏にはカブトムシやスズムシを飼育しました。アゲハチョウの幼虫を飼育した時には、餌をあまり食べなくなってしまった原因をみんなで考えました。みんなで大切に育て、成虫になったアゲハチョウを見送り、命を育む体験をしました。身近にある自然を利用して、自然や命の大切さを知らせています。

○地域に向けたさまざまな取り組みを充実させ、子育ての拠点となっています
 当園では絵本の読み聞かせ、健康・栄養相談を月1回、乳児お楽しみ会を年2回、移動動物園を年1回、地域の子育て家庭を対象に行っています。また、園庭を月曜から土曜までの毎日、開放しています。毎月第2水曜日に地域向けに育児相談日を設けていますが、それ以外にも園見学や園庭開放で来園された際、相談を受けることがあります。保育士、看護師、栄養士はいつも丁寧に相談に応じるようにしています。子育てに関する情報は地域の掲示板や園の外にある地域向けの掲示板にポスターなどを貼り、地域の方に知らせています。また、区の広報にも行事日程を掲載しています。来園された方々には、子育ての参考になるように、毎月の園だより、ほけんだより、給食だよりを渡しています。園児のみならず、地域の子育て家庭への支援も充実させて、地域の子育ての拠点としての役割を果たしています。

《さらなる取り組みに期待する点》

○園だよりの目的や意義を再確認し、内容について再度見直しをしてはいかがでしょうか

 現在の園だよりは、当月の予定と事務連絡事項を掲載するA4判のシンプルなものになっています。この形になる経緯として、保護者の意見も反映させています。子どもの詳しい様子については、クラスだよりなどで別に伝えています。しかしながら、園全体の現在の状況や園の方針的なこと、園長や職員の思い、法人全体の動きなど、本来園だよりが伝えること、さらに保護者が園だよりに望む内容もあります。職員間で園だよりで本当に伝えたいことは何かということを再確認し、内容の見直しをされてはいかがでしょうか。

○アンケートの内容の見直しを望みます

 行事後などにアンケートを実施しています。気づいたことを自由に記述する内容になっており、実際には行事の感想にとどまっています。択一の設問で利用者の意向を探ったり、さまざまな意見を拾い上げたりする内容になっていれば、アンケート結果を保育の改善に役立てることができます。また、こたえられない要望については、その旨をきちんと説明することで、保護者との信頼関係向上につながります。現在、園運営はとても順調にいっていますが、今後、園運営全般について、保護者の意見、要望を広く汲みあげるしくみとして、アンケートの内容を見直してはいかがでしょうか。


評価結果(PDF版)(295KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2624