◆ 福祉サービス第三者評価結果 ◆

■障害分野
知的障害者通所更生施設 くさぶえの家
運営主体 社会福祉法人 川崎市社会福祉事業団
住所 高津区 末長1289
定員 25名
評価実施年月 平成20年9月〜平成21年3月
結果公表 平成21年 3月
評価機関 株式会社 学研R&C

総括表 分類別結果 家族アンケート 事業者コメント
評価方法
自己評価
(実施期間)

平成20年9月1日〜12月24日
施設において、評価項目に基づく自己評価、幹部職員 並びに一般職員の書面調査を実施しました。
幹部職員の書面調査は記述形式で、管理者が中心と なって記入しました。一般職員の書面調査はアンケート 形式で全職員を対象にして行い、各職員が個々に記入し て(無記名)返送用封筒に封入してポスト投函し、評価 機関で直接回収しました。
評価調査員による評価
(実施日)

平成21年1月19日、1月23日
調査員3名により、1月19日と23日の両日施設を 訪問し調査を行いました。調査は施設見学(30分)、幹 部職員ヒヤリング(8時間)、利用者3名に対する本人面 談(60分)、及び一般職員2名に対する個別ヒヤリング (60分)を行い、加えて書類確認(2時間)を行いまし た。ヒヤリングは3人の調査員が同席し、評価項目を分 担して実施しました。
利用者(家族)アンケート
(実施期間)

平成20年11月4日〜11月18日
全利用者を対象とし、施設を通じて利用者にアンケー トを配付しました。記入後(無記名)、返送用封筒に封 入してポストに投函していただき、評価機関で直接24 名分を回収しました。
利用者本人調査方法
(実施期間)

平成21年1月23日
3名の利用者に対し、一人ずつ面談形式にて調査を行 いました。3名の利用者は女性1名と男性2名でした。 面談内容は施設での作業内容、自由時間の過ごし方、職 員の対応に関すること等で、一人ずつ面談室に入っても らい、調査員3名が質問する方式で行いました。

総評(評価結果についての講評)

《特に優れている点》

1. 川崎市唯一の自閉症専門施設としての役割を担っています
 平成20年度事業計画に、地域の保健福祉センター、障害者更生相談所、児童相談所、教育 機関等の関連施設と密接に連携し、自閉症専門施設としての作業指導・生活指導を行い、利用 者1人ひとりが地域で生活できるように支援することを、年度方針とすることを明記していま す。川崎市自閉症者短期訓練事業を実施し、自閉症療育の普及と啓発を目的とした療育講座を 開催しています。平成19年度はアスペルガー症候群をテーマに講座を開講し、150名の参 加がありました。また、「くさぶえ文庫」を開放し、830点に及ぶ自閉症に関する書籍・ビ デオテープを市民に貸し出しています。相談支援事業では、基幹型障害者生活支援センターと して、相談機関としての機能に加え、区内の調整機関として相談支援事業者に対する困難事例 の指導・助言等にあたっています。

2.自閉症に関する専門性を活かし、利用者1人ひとりの個性を尊重した個別支援計画を策定しています
 ケース記録を活用し、計画に沿った支援内容が実践されているかを全職員で評価し、ケース 総括表を作成しています。評価は利用者ごとの作業、運動、生活のそれぞれの領域ごとに実施さ れています。評価結果をもとに、ケース総括表に年度ごとの個別支援計画に対する実績と中期的 課題、年度課題を記述し、課題に対する次年度の支援計画を明記しています。毎月1回SV(ス ーパーバイザー)会議と称し、外部専門家を招いて自閉症に関する勉強会を開催しています。S V会議では自閉性障害についてのケース検討を行い、利用者ごとの障害特性について話し合って います。職員は自閉症に関する専門性を活かして、利用者の個別支援計画を策定しています。


《さらなる取り組みを期待する点》

1.利用者の満足度を定期的に把握し、サービス向上につなげる取り組みを期待します
 宿泊旅行等の特定イベントについてはアンケートを実施し、利用者の感想や満足度を把握し ていますが、施設運営全体に関する定期的な満足度調査は実施されていません。利用者や保護者 との面談の中で日頃の施設運営についての利用者の意見や感想を確認していますが、施設運営の 事業領域ごとに定期的に満足度調査を実施し、サービス向上につなげる取り組みを期待します。


評価結果(PDF版)(320KB)


川崎市健康福祉局総務部企画課

【問合せ】メールアドレス:35kikaku@city.kawasaki.jp 電話:044-200-2630