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サンキューコールかわさき

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参加する権利をめぐって

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2-4-(1) 自分の意見をきいてもらいたいという感情

  • 家庭のルールや生活について自分の意見を聞いてもらいたいと「思う」子どもは32.3%、「やや思う」子どもは30.8%であり、6割以上の子どもは自分の意見を聞いてもらいたいとの欲求を抱えていることが示されている。また年齢が上昇するにつれて、こも希望は除々に大きくなっていることが示されている。
自分の意見を聞いてもらいたいと思う感情グラフ

2-4-(2) 児童会・生徒会への参加の意思とその理由

  • 児童会や生徒会などの活動に参加したいと思ったことが「ある」のは、34.9%であり、これは学校段階ではあまり差がみられないが、条例を知っている子どもは43.5%が「ある」のに対して、知らない場合には27.8%に留まっている。このことは、条例を知っている層の少数固定化傾向が進んでいることを示す。
  • 「ある」と回答した中では、「おもしろそう」(44.9%)という理由がもっとも高い。また子ども全体の中でも、小学生年代では「学校生活の改善(参加して学校生活を良くしたい)」、中学生年代では「成績向上への期待(内申(成績)が良くなりそう)」、高校生年代では「今の学校に不満がある」が他の学校年代の回答と比較して高くなっている。
  • 「ない」と回答した中では、「めんどうくさい」(56.5%)という理由が最も高い。また子ども全体の中でも、小学生年代では、「やり方がわからない(学校生活を良くしていく方法がわからない)」「目立ちたくない」、中学生年代では「目立ちたくない」、高校生年代では「学校生活に改善無理(参加しても学校生活は良くなりそうもない)」「学校生活に期待していない」が他の年代の回答と比較して高くなっている。
児童会・生徒会への参加の意思グラフ
児童会・生徒会に参加したい理由グラフ
児童会・生徒会に参加したくない理由グラフ

2-4-(3) おとなと話し合う場所への参加意欲

  • 学校の先生・職員、親、地域の人たち、子どもが一緒になって話し合う場が学校などの生活の中にあれば、参加してみたいと思っているのは、子どもでは4割弱(「思う」10.8%、「やや思う」27.0%)であるのに対して、おとな(78.5%)と職員(86.3%)ではいずれも、その場に子どもが参加する必要があると「思う・やや思う」が8割前後に達している。
おとなと話し合う場所への参加意欲グラフ

2-4-(4) 地域への発言の意思と理由

  • 地域の環境や活動について自分の意見を言える場があれば、発言したいと思うかという設問について、子どもは12.4%が「思う」、24.5%が「やや思う」と回答しており、4割弱の子どもが発言を希望している。この中でも小学生年代は49.9%が「思う」「やや思う」と回答しているのに対して、中学生年代は、30.2%、高校生年代は27.8%に過ぎず、学校年代が上昇するに連れて、地域への発言を希望しなくなることが示されている。
  • 一方、おとな(51.2%)と職員(59.1%)では5割以上が地域での発言を希望している。
  • 子どもの中では発言したいと思う「理由」としては、「地域を良くしたい」(45.6%)、「他の人と交流」(41.9%)、「おもしろそう」(32.7%)といった項目が挙げられている。おとなと職員に関しては、「地域を良くしたい」「他の人との交流」の項目に加えて、「地域に関心があるから」という項目(おとな42.8%、職員40.6%)が挙げられている。
  • 子どもの中では発言したいと思わない「理由」としては、「めんどうくさい」(49.7%)、「意見を言っても地域は変わりそうもない」(36.8%)、「やり方が分からない」(31.9%)といった項目が挙げられている。一方おとなでは「意見をいっても地域は変わりそうもない」(31.0%)、「地域とのつきあいがない」(30.3%)、「仕事などに忙しい」(29.9%)といった項目が、職員では「仕事などに忙しい」(42.5%)が最も多く回答されている。
  • 児童会・生徒会に参加したいという希望がある子どもは、地域での発言も6割以上(60.7%)が希望している一方、希望のない子どもでは四分の一を下回っている(24.1%)。また、おとなとの話合いの場に参加したいという希望がある子どもは、8割以上(82.0%)が地域での発言を希望している。子どもの中では、すべての参加活動に積極的な層とすべての活動に消極的な層とに二極化していることが改めて示されている。
地域への発言希望全体グラフ
地域への発言の意思 子ども段階別グラフ
地域活動への参加を希望する理由 全体グラフ
地域活動への参加を希望しない理由 全体グラフ

2-4-(5) 子どもの意見の反映

  • 家庭のルールや生活については、おとな全体で、子どもの意見が反映されていると「思う」(18.5%)、「やや思う」(48.9%)割合は7割近くに達しており、特に子どものあるおとなでは8割(82.9%)に達している。職員も7割近くが反映していると回答している(「思う」12.5%、「やや思う」57.4%)。
  • まちづくりについては、おとな全体で、子どもの意見が反映されていると「思う」(1.5%)、「やや思う」(12.2%)の割合は1割を超えた程度で、職員内でも「思う」が0.8%、「やや思う」が16.6%で、2割に達していない。
家庭生活への子どもの意見の反映グラフ
まちづくりへの子どもの意見の反映

お問い合わせ先

川崎市こども未来局青少年支援室

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2688

ファクス: 044-200-3931

メールアドレス: 45sien@city.kawasaki.jp

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