川崎市まちづくり局 << 川崎市トップページへ   << まちづくり局トップページへ   << 指導部トップページへ
平成24(2012)年 3月22日 更新
宅地耐震化推進事業

 平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、平成16年の新潟県中越地震などにおいて、大規模に谷を埋めた盛土造成地で、地盤の滑動崩落現象(※1)による災害が多発し、宅地や公共施設等に甚大な被害が生じました。そのため、国はこのような地盤災害を未然に防止または軽減し、宅地の安全性を確保することを目的に、平成18年4月、宅地造成等規制法の一部を改正し、宅地耐震化推進事業を創設しました。これに伴い、川崎市では丘陵地を中心に戦後から多数盛土造成されている地域があることから、平成18年度より市内の大規模盛土造成地の変動予測調査の実施など本事業に取組んでいます。

※1 滑動崩落現象
 地震時に盛土された土地の全体又は大部分が、もともとの地盤をすべり面として流動、変動または斜面下部方向へ移動する現象
滑動崩落現象イメージ
 
 事業の概要

 大規模盛土変動予測調査

 盛土造成地の分布を地形図等の資料から調査し、大規模盛土造成地について現場調査を行い、滑動崩落の検討を行います。

 大規模盛土造成地滑動崩落防止事業

 市は変動予測調査の結果について、盛土造成地に住まわれている方々等へ情報提供を行います。住民の方々には調査結果に応じ、滑動崩落防止工事を行うなど、より一層の「宅地の保全」に努めていただきます。なお、崩落防止工事が必要と判断された場合には、人家の数や公共施設の有無などの一定の条件を満たす盛土造成地について、その工事に要する費用の一部を国及び市から補助を受けることができます。

大規模盛土造成地滑動崩落防止工事イメージ

滑動崩落防止工事イメージ図
※国土交通省ホームページから引用

 川崎市の取り組み

 川崎市では、平成18年度に市内の大規模盛土造成地の分布を調査し、その結果から「大規模盛土造成地マップ」を作成しました。また、平成19年度からは抽出された大規模盛土造成地の中から、人家や公共施設への影響が大きいと思われる箇所について、現場調査を行っています。なお、現場調査は詳細な盛土の規模や状況を把握し、滑動崩落防止工事の必要性について判断するために行うものです。


↑ページのはじめに戻る


 大規模盛土造成地マップ

 本マップは、本市に分布する丘陵地の宅地開発が行われる以前である昭和20年代の地形図及び航空写真と近年(平成17年)の地形図及び航空写真を重ね合わせ、その標高差から以下の基準に合致する盛土造成地を抽出し、図示したものです。

 大規模盛土造成地とは・・・

@ 谷埋め型盛土造成地

 谷等を埋めて宅地等のために平坦地を確保した盛土造成地であって、その造成面積が3,000平方メートル以上であるもの

谷埋め盛土造成地のイメージ図
 

A 腹付け型盛土造成地

 傾斜地盤上などにおいて、高い盛土を行った盛土造成地であって、盛土をする前の地盤面が水平面に対し20度以上の角度をなし、かつ、盛土の高さが5メートル以上となるもの

腹付け盛土造成地のイメージ図

 

 大規模盛土造成地マップ(概要版)は次のとおり閲覧できます。また、川崎区を除く6区役所の「かわさき情報コーナー」で配布を行っています。

 

 ※ PDFファイルの閲覧にはAdobe Readerが必要になります。
   お持ちでない方は、右からダウンロードしてください。

 

@ 概要版(地図面)

 市域の大規模盛土造成地について、主に机上で調査した結果を図示したものです。(2,487箇所)

概要版(地図面)の閲覧→ PDFファイル(223KB)

A 概要版(裏面)

 概要版の裏面には宅地耐震化推進事業の説明が記載されています。
概要版(裏面)の閲覧→ PDFファイル(330KB)

↑ページのはじめに戻る


 宅地耐震化推進事業に関するQ&A

Q1

所有若しくは居住している土地(建築物)が大規模盛土造成地に入っているか教えてください。

A1

本マップは地形図及び航空写真を基に重ね合わせて作成した図面となります。地形図や写真の精度の違いから盛土の範囲などについては、誤差が生じております。そのため、詳細な判断を行うことはできません。なお、本マップの公表は、市内の大規模盛土造成地のおよその分布を示し、盛土造成地は身近に存在するものであることを市民の方々に知っていただくこと、また本事業へのご理解、ご協力を頂き、事業の円滑な推進を図ることを目的としているものです。

Q2

住んでいる場所が盛土造成地上にあるように見えます。この土地は危険なんですか。

A2

Q1でご説明したとおり、今回作成したマップは指定要件から一律に大規模盛土造成地の分布を図示したものであり、これらの盛土が必ずしも危険であるということではありません。今後は、優先度を考慮して現地調査を実施して盛土造成地の危険度を調べていきます。

Q3

住んでいる場所の現場調査はいつ頃行うのですか。

A3

全ての箇所を現場調査するには多大な費用と時間を要します。このため、現場調査は平成19年度から段階的に行いますが、川崎市では、特に盛土上の人家が多く、公共施設が複数ある箇所について優先的に調査を行っていきます。従って、現在お住まいの地域についての調査時期は、具体的にお答えすることができません。

Q4

町内会として事業の説明をしっかりと聞きたい。説明会は開いてもらえますか。

A4

ご要望により、町内会単位の説明会を行うことは可能です。また、現場調査を予定している箇所の町内会及び住民の方々に対しては、事前に調査内容に関する説明を充分に行うとともに、住民の皆様の協力及び同意を頂いた後、現場調査を実施します。

 
 この他、ご質問等ありましたら下記担当へお問い合わせください。
開発審査課宅地監察・防災担当・・・電話 044-200-3035

 宅地耐震化推進事業に関するリンク
国土交通省ホームページ

↑ページのはじめに戻る


開発審査課トップページに戻る


お問い合わせ先

川崎市まちづくり局指導部開発審査課
許可第1担当 044-200-2726
許可第2担当 044-200-2727
許可第3担当 044-200-2728
宅地監察・防災担当 044-200-3035
FAX 044-200-0984
メールアドレスはこちら
著作権・リンク等について