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平成23(2011)年4月1日 更新


TAMAGAWA
全体写真
RIVERSIDE
多摩川リバーサイド地区の整備の方向性



■多摩川リバーサイド地区に求められている広域的役割

@ 広域幹線道路網の結節点という地理的優位性を活かすとともに、羽田空港の国際化に伴う臨空機能の強化と併せて、人・物・情報の広域的な交流結節点としての機能が求められています。
A 川崎都心部や臨海部の再編と連携した新たな都市的機能の導入ニーズが高まってきており、大規模土地利用転換に併せた計画的な都市機能の誘導・整備が必要となっています。
B 国のスーパー堤防事業や環境に対する意識の変化に伴い、多摩川に接している本地区の立地を活かして、防災空間機能の導入や親水空間の形成が求められています。


●多摩川リバーサイド地区を取り巻く広域的状況変化
視点 状況変化
都市整備
首都圏南西部地域では、臨海部や交通結節点での都市再生に向けた整備が進捗しています。
羽田空港の国際化の方針が打ち出され、多摩川リバーサイド地区周辺の臨空機能の強化が期待されています。
多摩川リバーサイド地区の一部を含む大師河原地域が都市再生の重要な拠点として、「都市再生緊急整備地域」に位置づけられています。
川崎都心部での再開発計画が進んでおり、新たな商業・業務文化機能等の導入が図られています。
環境
社会的な潮流として、市民の環境意識が高まっており、東京圏の中でも東京湾や多摩川などの水辺環境の向上が期待されています。
市民参画により「多摩川水系河川整備計画」が策定され、多摩川河口部は、貴重な自然環境としての保全が位置づけられています。
交通
東京湾岸道路、東京湾横断道路、川崎縦貫道路等の整備により、広域的な交通条件が向上しています。
臨海部地域において、臨海部幹線道路や川崎アプローチ線の整備などによる臨海部地域の交通条件の向上が期待されています。
羽田空港の国際化に伴う再拡張と併せて、空港と臨海部地域を結ぶアクセス構想が大きくクローズアップされており、今後空港と本市を直接結ぶ連絡路の整備が期待されています。
産業
川崎臨海部を含む京浜臨海部地域では、産業構造の転換による大規模工場等の土地利用転換が進んでいます。
リサイクルや環境産業等の新しいテーマの産業の萌芽がみられます。
防災
都市防災機能強化の観点から、大都市河川としての多摩川の役割が高まっています。
都市再生プロジェクトとして、川崎臨海部が基幹的広域防災拠点として位置づけがなされています。



■川崎臨海部と多摩川リバーサイド地区の関係

川崎臨海部は、全域を都市再生予定地域の指定を受けるとともに、川崎殿町・大師河原地域(107ha)及び浜川崎周辺地域(104ha)が都市再生緊急整備地域に指定されています。
川崎市の広域拠点である川崎駅周辺地域(53ha)も都市再生緊急整備地域に指定されています。
多摩川リバーサイド地区はこれら3つの都市再生緊急整備地域に囲まれた場所に位置しており、都市再生緊急整備地域の整備とあわせた土地利用転換と機能の再構築が期待されている地区でもあります。
羽田空港国際化に伴う神奈川口構想が進められており、空港関連の臨空機能の導入が期待されています。

川崎臨海部との関係


■本構想の位置づけ

 多摩川リバーサイド地区は、昭和63年度に京浜臨海部再活性化の起爆剤として、整備基本構想が策定されましたが、その後当地区周辺では、東京湾岸道路、東京湾横断道路、川崎縦貫道路及び京急大師線連続立体交差事業などの各種の事業が進められ、一方国の都市再生法に基づく地域指定を受けるなど当地区を取り巻く社会状況が大きく変化してきましたので、従前の整備構想を見直し、当地区に期待される役割を担いつつ、新たな社会要請に応えうる整備構想を策定しました。



■広域圏から見た多摩川リバーサイド地区

 多摩川リバーサイド地区を含む首都圏南西部は東京湾岸道路、首都高速横羽線等広域的な交通基盤を基軸とした東京都心部、川崎、横浜などの高次な都市拠点が連担しています。また、各地域では都心居住機能の整備とともに、次世代型産業、情報発信機能、文化交流機能の導入が進められ、都市の国際競争力の機能強化が進んでいる地域でもあります。さらに新幹線の品川駅開業や羽田空港国際化などが地区周辺で進められていることから、当地区は、今後の首都圏の中枢機能の一部を担うきわめて重要な地域となってきました。



■多摩川リバーサイド地区整備構想図

整備構想図



■多摩川リバーサイド地区の整備の方向性

 今後、目指すべき整備の方向性を、羽田空港近接の立地条件を活かして、「周辺地域環境を活かしながら、他地域と連携し発展する地区」と位置づけ、以下を整備の方針とします。
羽田空港近接の立地条件を活かした土地利用転換の誘導
多摩川の貴重な自然空間の活用と既存市街地との連携
新たなまちづくりを支える地域内の都市基盤施設の整備
新しい機能の導入や市街地改善による地域と川崎市のイメージ向上

また整備を進めるにあたっては以下の事柄が必要となります。
国土交通省が進めているスーパー堤防事業との整合と協力
大規模土地利用転換の機会を捉えた、事業者等による基盤施設の整備
多摩川の自然資産を活用し、市街地と河川敷が一体利用できる空間の整備

整備の方向性
図をクリックすると拡大図のページにリンクします(約180KB)



■多摩川リバーサイド地区の整備構想(地区内道路整備方針)

 土地利用転換に伴い発生する地域内交通を適切に処理するために、段階的な道路整備を図ることとします。
多摩川の自然資源を有効活用し、スーパー堤防整備事業とあわせ多摩川沿いに快適な歩行機能を有する東西地区内幹線道路の整備を目指します。
国道409号線から多摩川までのアクセス性を向上させ、既成市街地と多摩川リバーサイド地区が一体となれる動線の整備を行います。
整備に当たっては、最終的な道路網の形成を目指しつつ、大規模工場の土地利用転換等の機会を捉え、関係者の協力等を得ながらパートナーシップ型の整備を図ります。

道路整備方針
詳細は京浜河川事務所のホームページを御確認ください



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