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| 平成22(2010)年6月1日 更新 |
1 概 要
JR南武線の武蔵溝ノ口駅以北の片側改札口の5駅(稲田堤駅、中野島駅、宿河原駅、久地駅、津田山駅)について、利用者の利便性・安全性の確保、鉄道による地域分断を改善させるため、平成22(2010)年2月に策定した「南武線駅アクセス向上方策案」に基づき、駅アクセスの向上を図ることとしております。
2 各駅の現状と課題
(1) 改札口の反対側からの駅アクセスには踏切横断が必要であり、踏切遮断時間が長く、不便です。 (2) 踏切遮断時に多くの歩行者が滞留し、自動車との接近等の危険性があります。また、踏切を通学路として横断している児童にとって、高い危険性があります。
3 整備方針
(1) 整備の考え方
ア 橋上駅舎化は、事業費及び工期についてエレベーター付き跨線橋より劣りますが、課題改善の効果等は特段に優れています。 イ 橋上駅舎化の整備により課題改善の効果等が高いと考えられる駅について、橋上駅舎化の整備を行うものとします。 ウ 橋上駅舎化しない駅も駅アクセス向上のための最低限の対策として、エレベーター付き跨線橋整備を行うこととします。
橋上駅舎化イメージ図
エレベーター付き跨線橋イメージ図
(2) 橋上駅舎化の効果等の評価
ア 稲田堤駅は、乗降人員、B/C(費用便益比)、混雑度、踏切を横断する児童数すべての指標で最も数値が高く、橋上駅舎化の効果等が最も高いです。 イ 中野島駅、久地駅についても、乗降人員が多く、B/Cが1を超えているなど、橋上駅舎化の効果等が高いです。 ウ 宿河原駅については、既存跨線橋があることから、B/Cが最も小さいなど橋上駅舎化による課題改善の効果等が高くないため、跨線橋の耐用年数等を考慮し、3駅の橋上駅舎化整備後に橋上駅舎化の整備について検討します。 エ 津田山駅については、乗降人員が最も少なく、B/Cが1を下回るなど、橋上駅舎化による課題改善の効果等が高くありません。
(3) 整備手法
対象駅 整備手法 稲田堤、中野島、久地 橋上駅舎化 宿河原 3駅の橋上駅舎化整備後に橋上駅舎化の整備を検討 津田山 エレベーター付き跨線橋
4 駅アクセス向上方策案
(1) 稲田堤駅、中野島駅、久地駅 橋上駅舎化の3駅については、橋上駅舎化の効果等が特に高い稲田堤駅の整備を最優先とします。
(2) 宿河原駅 3駅の橋上駅舎化の整備後に、橋上駅舎化の整備について検討します。
(3) 津田山駅 他の4駅とは異なるエレベーター付き跨線橋であることから、橋上駅舎化の整備とは別に、早期整備に努めます。
※ 駅アクセス向上方策案に基づいて事業化の検討を進めますが、整備時期及び順番については、橋上駅舎化のための用地取得等の調整状況や、鉄道事業者との協議などによる影響があることに留意する必要があります。
5 今後の取組について
(1) 橋上駅舎化の整備を行う駅において、利用者の利便性、安全性に配慮した駅前のアクセス整備について検討します。 (2) 駅アクセス向上方策案を基に、鉄道事業者と協議調整を進めるとともに、地元への説明を行い、具体的な整備の検討に着手します。
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